久松達央のレビュー一覧

  • キレイゴトぬきの農業論

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    明快な文章で、筆者の主張がよくわかる。
    農家の哲学が示されていて、筆者の野菜を食べたい気持ちにさせられる。

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    2015年11月11日
  • キレイゴトぬきの農業論

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    分かり易い説明だった。
    農薬が危険かどうかの問題については「もし仮にある農薬が基準値の上限まで残留している野菜を毎日平均の100倍以上食べても動物実験で健康にに影響が出ない範囲に収まる」と言っている。農薬を使ってるから危険、使ってないから安全という事ではない。
    虫が喰っている野菜は弱い野菜。その前に農薬を使って虫を防除することで弱い野菜が市場に出回る可能性があることが、農薬の問題点。
    野菜の美味しさは、栽培時期(旬)、品種、鮮度だという。
    年中色々な野菜が帰る環境だけど、出来るだけ野菜の旬を意識して買い物をしようと思う。

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    2014年11月17日
  • キレイゴトぬきの農業論

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    有機農法で年に50品目ほど栽培して、
    契約した消費者や飲食店へじかに届けるかたちの農業をやっておられる著者の、
    ロジカルでときにユーモアを交えた農業のいろいろな面を語る本です。

    帯にあったんですが、

    有機=美味で安全、
    農家=清貧な弱者、
    農業=体力が必要・・・・・すべて勘違い!

    ということです。
    それらがどういうことなのかを主軸に前半は語られます。

    これからの時代の農業についての著者なりのヴィジョンも
    語られるのですが、そういったことも含めて、社会学やビジネス書などにも
    多く目を通しておられるなぁといった印象の語り口でした。

    そして、肝心のその著者のヴィジョンですけれども、
    それが

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    2014年11月04日
  • キレイゴトぬきの農業論

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    脱サラして有機野菜を多品目で作っている農家15年選手の方が、2013年に出した本。311直後の放射能騒ぎが起こった時のこともふくめ、ぶっちゃけて書いた感じの本。ぶっちゃけてというか、思ってることを正直に書いた本という感じかな。

    有機野菜=安全、美味しいみたいなイメージがまだあるとは思いますが、有機だから安全、安心、美味しい、じゃないんだよ、ってことを皮切りに、野菜の変化と性質、著者のような小規模農家のやり方、事業としての農家とその未来などが書かれています。

    農家が野菜を作っているのは知ってるけど、実際イメージしきれない部分が多いんですよね。そういう意味で現場の声が読めてよかった。ちなみにこ

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    2014年08月16日
  • キレイゴトぬきの農業論

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    ネタバレ

    <畑に論理を持ち込んだ久松農園の今後に期待>
    ◆この本を読んで、野菜の有機非有機よりも、旬と鮮度にこだわる様になった。新鮮な有機野菜は高いから、見切り品のを買うとか、愚かな行為なのかも知れない。

    ◆要約。野菜の味は、旬、品種、鮮度で決まる。農薬とか化学肥料とか、役所が厳しく規制していて(ある農薬が残留基準上限に達しており、それを一生涯毎日、国民平均の100倍食べても動物実験上では影響がないレベル)今やそんなに危険ではない。それに、コメ作りの初期の雑草除去のために紙マルチと呼ばれる有機栽培法があるが、これは他の栽培方法と比べて突出して二酸化炭素排出量が大きく、必ずしも有機農業が環境に優しいとも

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    2014年05月23日
  • キレイゴトぬきの農業論

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    農家が清貧だというイメージが農業をダメにしている気がする。
    丹精込める必要はない。
    農業だって普通のビジネスなのだ。

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    2014年02月08日