久松達央のレビュー一覧

  • キレイゴトぬきの農業論

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    農業はクリエイティブな仕事。既存農家は法や規制に守られた持てる者だから、新しいことにチャレンジするインセンティブが働かない。

    農地の所有者と、職業としての農業従事者のずれ。過去の遺産・遺物があまりに大きすぎる。

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    2013年12月15日
  • 農家はもっと減っていい~農業の「常識」はウソだらけ~

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    農業目指してない普通のサラリーマンだけど怖い農家のおじさんにずーっと怒られてる気がした。内容はビジネス書。

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    2026年08月09日
  • 農家はもっと減っていい~農業の「常識」はウソだらけ~

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    農業の問題点を如実に書いた一冊。
    様々な問題はあるが簡潔に述べると商売ではなく給付金狙いの兼業農家が増えたことにより衰退したとのこと。
    この本を読む前はなんとなく農家さんが足りないから日本の自給率が低いという単純な事しか見えていなかったが、国内の農業を取り巻く問題は複雑であることを読んで知れた。
    後半は作者の農業及び仕事への向き合い方が書かれておりこの方のような農家さんがいることが希望だと感じた。
    私は仕事にあまり向き合いたくないタイプの人間なので仕事術は役立てそうにないが、真実を知れて良かった本だと思う。

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    2026年08月07日
  • おいしい日本の野菜が消える日~二極化する農業の未来~

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    前著までとは異なり、対談集になっているのが大きな特徴。著者久松氏の仮説を、他業種をよく知る専門家と対談し検証していくスタイルだ。
    対談ゆえか、いつもの切れ味鋭い言説がややマイルドになっているような気もする。
    しかし、他業種の歴史や特徴をご自身のフィールドである農業に引き寄せながら、うまく一般化するのはお見事で、それが読み手にとっては自分自身の専門分野でのヒントにつながるのが素晴らしい。次作にも期待したい。

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    2026年06月24日
  • おいしい日本の野菜が消える日~二極化する農業の未来~

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    現実問題として、農業もこれからどんどん二極化していくんやろなと思いますわ。なんとなく農業やってるだけではなかなか厳しい時代になってきてて、そういうところは淘汰されていくんやろなぁと感じます。

    せやけど、その一方で生き残るところはしっかり生き残ると思う。販路を広げたり、新しいことに挑戦したり、自分とこの強みを活かしたりできるところは、これからも十分やっていけるんやないかなと。

    農業そのものがなくなるわけやないけど、「何を作るか」よりも「どう売るか」「どう続けるか」が大事な時代になってきてるんやろなと思いますわ。

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    2026年06月10日
  • 農家はもっと減っていい~農業の「常識」はウソだらけ~

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    ■ Before(本の選定理由)
    なかなか刺激的なタイトル。JAの闇など暴いてくれるのだろうか。

    ■ 気づき
    農業経営者が著者の本。成功されていて、自分なりの哲学を持っている。主張が甘え農業者は去れ!というのが、やや勿体無いように感じた。

    ■ Todo
    補助金やJAの仕組みの弊害も大きいのだと思う。そうした、経営としての農業の課題・展望みたいなものをもっと教えてほしい。

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    2023年10月29日
  • 農家はもっと減っていい~農業の「常識」はウソだらけ~

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    小規模な兼業農家が市場に残り続け、弱者のレッテルが貼られ、政府が助成してくれてあたり前、になってしまっている農業。産業発展の時代に合わせた大きな農業・弱者の戦略を取るべき農家群。条件不利地域は耕作をやめた方がいい。

    持つものにとっても、新規参入するものにとっても、土地を所有することの縛りが大きいと思いました。

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    2022年11月06日
  • キレイゴトぬきの農業論

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    有機農業とは、、、とモヤモヤ思っていたものが言語化されている。分かりやすい。第1~3章は一般人へ、第4~7章は農家としての思い。


    「有機農業三つの神話」の勘違い
    1、有機だから安全
    ・適正に農薬を使った普通の農産物”も”同程度に安全
    ・安全=客観的なもの、安心=主観的なもの
    ・力を借りるべき生き物を減らしてしまうので農薬を使わない、という選択(安全とか、環境に良いから、ではない)

    2、有機だから美味しい
    ・野菜の味を決める三つの要素=旬、品種、鮮度

    3、有機だから環境に良い
    ・環境保全型農業=有機農業ではない
    ・有機農業という方法が、”あらゆる側面”において環境負荷が少ない、ということではない


    有機農業とは「生き物の仕組みを活かす農業」
    有機野菜と一般の野菜の違いは「健康」かどうか…有機だと病気や虫に弱い個体は淘汰される

    旬が消えた&昔の野菜は美味しかった
    →美味しい野菜三つの要素「旬、品種、鮮度」を満たさない野菜が出回っている
    →栽培技術・輸送技術・品種改良が進んで、周年栽培が可能になったことが理由
    →出荷量の少ない時期に生産するか=いかに旬を外して作るかが生産者の腕の見せ所!=上手な農家ほど美味しくない野菜を作っている

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    2018年01月19日
  • キレイゴトぬきの農業論

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    読みやすかった。書くの上手!
    まともで素直で、納得できる意見だった。
    そして、やりたいことをやろうとしている新規就農者の足をひっぱらないで。挑戦させて。多様性を認めて。改革をさせて。と言っていた。
    これを阻むことに何のいいことがあるだろう?

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    2016年09月22日
  • キレイゴトぬきの農業論

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    明快な文章で、筆者の主張がよくわかる。
    農家の哲学が示されていて、筆者の野菜を食べたい気持ちにさせられる。

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    2015年11月11日
  • キレイゴトぬきの農業論

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    分かり易い説明だった。
    農薬が危険かどうかの問題については「もし仮にある農薬が基準値の上限まで残留している野菜を毎日平均の100倍以上食べても動物実験で健康にに影響が出ない範囲に収まる」と言っている。農薬を使ってるから危険、使ってないから安全という事ではない。
    虫が喰っている野菜は弱い野菜。その前に農薬を使って虫を防除することで弱い野菜が市場に出回る可能性があることが、農薬の問題点。
    野菜の美味しさは、栽培時期(旬)、品種、鮮度だという。
    年中色々な野菜が帰る環境だけど、出来るだけ野菜の旬を意識して買い物をしようと思う。

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    2014年11月17日
  • キレイゴトぬきの農業論

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    有機農法で年に50品目ほど栽培して、
    契約した消費者や飲食店へじかに届けるかたちの農業をやっておられる著者の、
    ロジカルでときにユーモアを交えた農業のいろいろな面を語る本です。

    帯にあったんですが、

    有機=美味で安全、
    農家=清貧な弱者、
    農業=体力が必要・・・・・すべて勘違い!

    ということです。
    それらがどういうことなのかを主軸に前半は語られます。

    これからの時代の農業についての著者なりのヴィジョンも
    語られるのですが、そういったことも含めて、社会学やビジネス書などにも
    多く目を通しておられるなぁといった印象の語り口でした。

    そして、肝心のその著者のヴィジョンですけれども、
    それが一言でいうならば、ストーリー・マーケティングというものだそうです。
    なんだろう、と思う人も多くいらっしゃるでしょうけれども、
    このブログの記事をよく読んでくださっている方であれば、
    こういえば通じると思います、それは『贈与論』の考え方であると。
    つまりは、顔が見えて、商品に思いや生産者の人となりを感じられるような、
    「あったかみ」であり「いとおしさ」です。
    商品の背後に、そんなストーリーであり、ソウルがあって、
    それらを消費者が感じとれるということなんですが、
    この考え方には、社会的包摂の性質があるでしょう。

    嬉しいですね、僕がこの考え方にたどり着く半年か1年か、それ以上かくらい前に
    そういうことをしっかり考えている方がいた。
    僕の考えも机上の空論ではないということです。

    閑話休題。

    ニッチ産業としての居場所をみつけた著者の農園だということですが、
    ちゃんとニーズを生んでやっているので、単なる隙間産業ではないのではないか。
    土地の力を活かし、旬を守り、品種を選び、鮮度を大切にするというこの三要素を
    堅守することで、慣行農家の作物よりもおいしいものを作っていくというのが、
    大きな方針で、はた目には、セレブという意味ではないけれど、
    野菜による贅沢を提案するようなビジネスになっているように読みました。

    また、農家は大変だと言われますが、参入障壁が高いということがありながら、
    起業家よりも成功率が高いことがあげられていました。
    固定資産税などが優遇されていて、
    住居費などにかかる費用は都市生活者よりも低く済むことも語られていました。
    それに、45歳までの新規就農者には、7年間にわたって、年間150万円の援助が
    国からあるということも語られていて、
    著者は甘やかすという意味においてそれには否定的な立場を表明しています。

    まぁ、なんていうか、農業論といわれていますけれど、主軸はたぶん有機栽培なのですが、
    それでもあまり中心軸を感じないいろいろなトピックを正面から紹介したり論じたり
    という性格の本ではないかなと思いました。

    マクロにもミクロにも農業を語っているのですが、
    200ページに収まっているコンパクトな読み応えのある読みものでした。

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    2014年11月04日
  • キレイゴトぬきの農業論

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    脱サラして有機野菜を多品目で作っている農家15年選手の方が、2013年に出した本。311直後の放射能騒ぎが起こった時のこともふくめ、ぶっちゃけて書いた感じの本。ぶっちゃけてというか、思ってることを正直に書いた本という感じかな。

    有機野菜=安全、美味しいみたいなイメージがまだあるとは思いますが、有機だから安全、安心、美味しい、じゃないんだよ、ってことを皮切りに、野菜の変化と性質、著者のような小規模農家のやり方、事業としての農家とその未来などが書かれています。

    農家が野菜を作っているのは知ってるけど、実際イメージしきれない部分が多いんですよね。そういう意味で現場の声が読めてよかった。ちなみにこの人は冒頭に書いたように脱サラ組なので新参者ポジションから見たその話し。相続でやって来ている農家に言わせたらまた違うのでしょう。

    農家の既得権益についてよく知らなかったのですが、それについて知ることができました。たしかに今の状態では成長路線はイメージしにくいですね…。

    とりとめないけどそんな感じ。
    食に関して意識が芽生えつつある人が読むとよいのではないかと思う。勿論、農業に興味がある人も。

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    2014年08月16日
  • キレイゴトぬきの農業論

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    ネタバレ

    <畑に論理を持ち込んだ久松農園の今後に期待>
    ◆この本を読んで、野菜の有機非有機よりも、旬と鮮度にこだわる様になった。新鮮な有機野菜は高いから、見切り品のを買うとか、愚かな行為なのかも知れない。

    ◆要約。野菜の味は、旬、品種、鮮度で決まる。農薬とか化学肥料とか、役所が厳しく規制していて(ある農薬が残留基準上限に達しており、それを一生涯毎日、国民平均の100倍食べても動物実験上では影響がないレベル)今やそんなに危険ではない。それに、コメ作りの初期の雑草除去のために紙マルチと呼ばれる有機栽培法があるが、これは他の栽培方法と比べて突出して二酸化炭素排出量が大きく、必ずしも有機農業が環境に優しいとも言えない。有機が美味しい、安全、環境に優しいと妄信するのは論理的に妥当ではない。
    ただ、有機野菜は「健康」ではあると思われる。理由は、畑の生物多様性が確保されている事と、不健康な野菜は虫に食われたり天候の影響を受けてダメになってしまうから。

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    2014年05月23日
  • キレイゴトぬきの農業論

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    農家が清貧だというイメージが農業をダメにしている気がする。
    丹精込める必要はない。
    農業だって普通のビジネスなのだ。

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    2014年02月08日