久松達央のレビュー一覧

  • 農家はもっと減っていい~農業の「常識」はウソだらけ~

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    言語化しにくいところの言語化が素晴らしい。熱い内容なのにカラッとした文体で気持ちがいい。徹底的に誤読しないように注意深く書かれているので、食や農業に興味のある人は一読をお勧めする。
    著者のロマンと生きて行くための身も蓋もない現実世界とのバランスがとても良い。

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    2023年04月26日
  • キレイゴトぬきの農業論

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    農業に興味があり、手に取った本。
    ドキッとさせられる言葉もたくさんあり、内容もわかりやすくてとても勉強になりました。作物をつくるだけでなく、事務や営業などさまざまな業務のスキルが必要なのはどの業界も同じですね…。
    また実際に農業始める時に読み返したいですを

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    2023年03月08日
  • 農家はもっと減っていい~農業の「常識」はウソだらけ~

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    農業の事が書いてありますが、読後感としてはビジネス書、自己啓発書です。文章が長いところはありますが、本音で表現しているのと、それを正確に伝えようと丁寧なのだということがよく伝わってきます。私はそう受け取りました。それにしても、鋭く含蓄のある言葉が頻出でした。農業という事業を営み組織を運営している経営者なので、要は業界の名物経営者が、自伝というほど老け込むのではなく、より前向きに業界と事業と経営を語っているという本ですね。すごく良かった。

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    2023年02月12日
  • 農家はもっと減っていい~農業の「常識」はウソだらけ~

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    2015年に『キレイゴトぬきの農業論』を読み、衝撃を受けた。そして2022年に本書に出会い、更なる刺激を受けることに。農家も、農地も減っていいと言う第1章で語られた主張は、非農家から農業に参入した著者ならではの視座に立ったものだ。有機農業を実践する著者だが、慣行農業との違いを、iPhoneかandroidのどちらを好むかに喩え、両者を対立軸に置くことを否定する論旨は明快だ。ただ、ここまで農業を続けてきた著者の、人知れないストレスも相当なものだったのだな~

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    2022年11月30日
  • 農家はもっと減っていい~農業の「常識」はウソだらけ~

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    お、面白い、星5つ。
    ・・・農業従事者執筆プレミアム、も、もちろんあるけど(すみません)、プレミアムなしでも、純粋に農業を論じた本、真摯に自分の仕事と業界に向き合い考えを練り上げて言葉にした本、として面白い
    (P261:著者は世間の農業参入者に対する評価には「若さプレミアム」「エリート街道捨てたプレミアム」という下駄があると考えています。)

    2章まで読んで、著者の販売する野菜を食べてみたい、と思いました。
    ネットで久松農園を探し当てたところ、そのサイトでメガネをかけてにっこり笑うオーナーに、また、びっくり。
    この本の表紙の、熊手担いで睨みの効いたおっちゃんと、えらい違うやん(笑)
    そういうと

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    2022年11月26日
  • 農家はもっと減っていい~農業の「常識」はウソだらけ~

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    久松さんの挑発的なタイトルに表紙。
    100%同意というわけではないけれど、んんんと思わされる。
    自分はどう進めるべきか、何度か読み直して考えようと思う。

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    2022年10月10日
  • 農家はもっと減っていい~農業の「常識」はウソだらけ~

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    そのとおり。
    よく言葉にしてくれた。
    と、思うことしか書かれていない。
    読後すぐでは、これ以上の感想がない。

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    2022年09月21日
  • キレイゴトぬきの農業論

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    著者は知的な方と感じた。
    農業に関して、自分が感じていた違和感を、著者も感じていることに安心してした。
    「風評被害」に関する考察には、本当に新しい視点をもらったと思う。
    良著。

    久松農園の野菜、買ってみようかな。

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    2022年05月20日
  • キレイゴトぬきの農業論

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    2013年に書かれた本ですが、現在の久松農園ホームページを見るとその方向性の正しさが証明されているなと感じました。

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    2021年07月08日
  • キレイゴトぬきの農業論

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    有機農業だから美味しい、安全、環境はいい、はウソ。そのとおり。無農薬、有機栽培に対して、栽培者も消費者もなぜか神話を作りたがり、あたかも宗教のように排他的な考え方をする人もいる。宗教として自分で信じるのは良いが他人に強制するのは迷惑行為でしかない。著者は脱サラ有機就農者だがバランスのとれた見方で共感できる。すこしふるい本だが有機での就農を考えている人、有機野菜に興味のある消費者は読んだほうがいい1冊。宗教にそまらず自然体で読める。

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    2020年08月30日
  • キレイゴトぬきの農業論

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    ネタバレ

    著者ご自身がおっしゃっている、「口から先に生まれた」が故か、ものすごくわかりやすい。農業界には、このように誰にでもわかりやすい言葉で説明できる人が少ないとのこと。帝人という繊維メーカーを経験した筆者だからこその、生産管理、営業、販売…と分けた「農業経営」をされている

    ・今の農業は、職人に偏り過ぎている(農業者同士で集まっても栽培のことばかり)。農協は何もしてくれない、とそもそも販売は他者をあてにしている。
    ・東日本大震災後、お客さんが離れていった絶望の中で自分が好きなのは「作業」だときづいた
    ・作業の合理化を徹底。「女性に機械は操作できない」は本当か?むしろ、体力の弱い女性を機械作業に回し、

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    2019年08月22日
  • キレイゴトぬきの農業論

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    久しぶりにというか
    僕の人生に影響がありそうな本
    これは農業したくなるなあ

    野菜の味を決める要因は
    栽培時期、品種、鮮度
    これを気を付ければ8割方OK
    栽培技術ではない

    飲食業は個人経営で小規模が多い
    やる気ある経営者に資本集中させ大規模化する
    と政府がいい始めるとどうか?

    風評被害について
    ふぐを目指すべきではないか?

    ガッツもセンスもなくとも工夫で

    実に論理的で面白い指摘だらけだ
    農業の本を初めて読んだけれども
    農業経営者として歩みたくなるそんな本
    ときどき読み返すべき本だ
    何年かしてこの本で人生が変わってそう
    おそろしい本だ

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    2014年08月24日
  • キレイゴトぬきの農業論

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    ○茨城県で農業・販売業を営む久松氏の著作。
    ○自信の農業経営や消費者への直販を通して、有機農業とは何か、国の農業政策の課題と提言などを行っている。
    ○自らの経営を元にした、地に足の着いた議論で、農業の実態がよく分かる作品。
    ○特に、有機農業という言葉の持つ意味については、普通の消費者もしっかり理解しておきたい。

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    2014年05月13日
  • キレイゴトぬきの農業論

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    『日本一 話の上手い農家』とわるびれず、
    言い切れることが、すがすがしい。
    自分に対して 客観的に 見ることができるのが
    ここまでの本を 作り上げることになったのだろう。

    論理は 簡単明快。
    『栽培時期、品種、鮮度』の3つの条件がそろえば
    美味しいものとなる。

    有機栽培は 目的でなく 手段である。
    いいね。ばっさり,論理的で。

    読んでいて,なぜか 塀のうえを 歩いているような
    危うさが あるが、一つ一つを つきつめて 
    考えていることに 意味があると思う。

    有機だから 安全。安全と安心は違う。
    有機は 安全で売れる とは,2周おくれ。
    有機農業には 選別基準がある とおおらかに見る。

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    2014年02月20日
  • キレイゴトぬきの農業論

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    美味しい野菜の条件や、有機農業、農家の話など、タイトル通りキレイゴトぬきで書かれていて面白かった。
    家庭菜園と農業の関係を釣りと漁師の関係に例えていたのは非常にわかりやすかった。ちょっと農業に興味がある、という方は是非読んでみると良いと思う。

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    2014年01月20日
  • キレイゴトぬきの農業論

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    個人的な感想ではあるが今まで読んだ農業の本のなかで一番現場サイドのことが分かりやすく、読みやすく書いてあると感じた。
    特に、有機のこと、農薬のこと、そして放射能のことなどが色んな人にわかってもらえるように書いてあると思う。
    農業はいろいろな側面があり、一概に農業で括ってはいけないと私は常々思っているが、この本を読めば農業のほんのさわりがわかってもらえるのではないか。

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    2013年12月28日
  • 農家はもっと減っていい~農業の「常識」はウソだらけ~

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    農業の現場について理解を深めることが出来た。農業だけにとどまらず著者の思考が書かれており、とても面白かった。

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    2025年05月13日
  • 農家はもっと減っていい~農業の「常識」はウソだらけ~

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    刺激的なタイトルではあるが、自身農園を運営される中で農に対する考えを記した一冊。今の農における課題やあふべきふがたが展開される。読み進めるうちに興味深く感じたのは、書かれている内容が決して農だけに当てはまることばかりではないこと。これはビジネス書としても成立しているような印象を受ける。後半になるとよりその印象を強く受けるようになり、仕事に対する取り組み姿勢や、マネジメント論にもに通じるエッセンスが入っているように感じられた。あれ⁈これってつまるところアート思考のアプローチだよな、と思わされる一節などもあり、信じるものや想いが自身の野菜づくりや農園運営に表れている。冷静に俯瞰して事態の理解と打ち

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    2023年12月05日
  • 農家はもっと減っていい~農業の「常識」はウソだらけ~

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    漠然と農業に興味があった。
    もし何かの巡り合わせがあったらやってみたいけど、自分から進んで農家を職業としてやるまでのチャレンジ精神もなければ、知識もスキルも経営戦略もないしなぁと思ってたけど、
    やっぱり軽い気持ちで手を出す職業ではないと思った(笑)

    バイトで経験してみたり、趣味で家庭菜園レベルが私の理想かなぁ。
    採れたての、畑の野菜を経験してみたいなぁ。
    大量生産、スーパーで売られるような規格に合った野菜としか接してないからなぁ…

    ものづくりに対しては強い憧れがあって、
    そういうロマンは農家にも詰まってるなぁと思った。
    自分が美味しい、美しいと思うものを作って、その良さが分かる人に売る。

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    2023年05月29日
  • 農家はもっと減っていい~農業の「常識」はウソだらけ~

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    実家が兼業で米農家をしています。
    相続やらで、そろそろいろんなことを考えないといけないお年頃です。

    何も知らないので農家事情を知りたくて関連書籍を探って手にした一冊。かなり特殊な部分もありそうですが他の本と合わせながら見ていくのが良さそうですね。

    しかし、農家のさらなる二極化が進みそう。
    そして、既存コミュニティにいる限りは抜け出せないんだろうなぁ。。。

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    2023年04月18日