農家はもっと減っていい~農業の「常識」はウソだらけ~

農家はもっと減っていい~農業の「常識」はウソだらけ~

ビジネス・実用
1,144円 (税込)

5pt

「農家」の8割が売上500万円以下という残念な事実/赤字農業をなぜ続けるのか/農地転用という農家の「不都合な真実」/消費者が鮮度の落ちる野菜を食べさせられている理由――第一線の農業者である著者が、農業にまつわる古い「常識」を一刀両断。忖度なしの具体的でロジカルな提言で、読者の認識をアップデートし、農業の本当の知的興奮へといざなう。大淘汰時代の小さくて強い農業とは?

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 理工
  • 出版社
    :
    光文社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    光文社新書
  • タイトル
    :
    農家はもっと減っていい~農業の「常識」はウソだらけ~
  • タイトルID
    :
    1194214
  • 電子版発売日
    :
    2022年08月18日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    9MB

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農家はもっと減っていい~農業の「常識」はウソだらけ~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    【※本稿はPodcast番組「地方経営者読白」の内容をもとに、AIによって生成した感想文です】

     久松達夫氏の『農家はもっと減っていい』を拝読。実家が農家であり、現在は流通の分野から地域に関わる経営者として、これほど胸を抉られる本はありませんでした。
     特に「ニッチ戦略はなんとなく隙間を狙うことではない」という言葉や、周辺ビジネスが農業を安易な演出として使い尽くしているという指摘は、過去の自分へ痛烈なカウンターとして突き刺さります。自らのあり方を売りにしつつも、生産という本流にフルベットしてこなかった後ろめたさを改めて痛感させられました。
     しかし、規模拡大を追わず「惨めな範囲」でファンと生きる著者の「負けない戦略」は、ビジネスの駆動装置に巻き込まれがちな現代において非常に力強く響きます。自分の心のしこりと向き合い、次の一歩を踏み出すエネルギーをくれる分厚い一冊です。

     この本を巡る熱い独白の全編は、ぜひPodcastでお聴きください。番組URLはプロフィールに掲載しています。

    0
    2026年05月28日

    Posted by ブクログ

    言われたら当たり前のことなんだけど、農業もビジネスなんだよなぁ。

    農家の高齢化、日本の食を守ろう、みたいな話はよく聞くけれど、そう単純でもないみたい。
    あらためて、自分が「農業」について知らなかったんだと思った。特に、有機栽培の話は面白かった。


    印象的だったのは以下(文章がストレートで小気味が良い)

    ・田舎暮らし、農業というステーキに反グローバリズム、脱成長、脱テクノロジーなど、時代の甘美なトッピングをまぶせば、「このままじゃいけない症候群」の優しい青年たちはたちまちかぶりつきます。昔からよくある、都会人の現実逃避の構造です。
    自給自足にあこがれる人は数多くいますが、農業こそ他者の力を借りなければ成り立たない職業です。


    ・有機農法でないと、おいしい野菜は育たないという人は、マックブックでないといい小説は書けないと言っているようなもの。有機農法はあくまで手段の一つ。


    ・「農薬の危険性」で消費者の不安をあおって、商品としての優位性を保つという安易な販売方法に乗っかってしまった生産者と流通の存在。結果として有機農法全体のオワコン化が進む。


    ・高齢者が年金をもらいながら「生きがい」で作って安価で販売する。
    農地を手放さないから、大規模農場ができない。



    以下メモ

    ・農業の聖域化、農業は弱者で支援対象

    ・ステレオタイプな農業の危機論
    農家の7割が65歳以上
    8割が売上500万以下

    売上1,000万以上の農家
    数は全体の1割強だが、産出額は全体の8割弱
    労働集約型(人手に依存ん)から、資本集約型(設備など)に


    ・先祖代々の土地
    農地の8割は江戸時代以降のもの
    5割は明治以降のもの

    ・歴史的な経緯や全体状況を見ずに、ただ農地を守ろうと無責任に言うことはやめていただくよう切に願います。

    ・野菜の需要の6割は加工・業務用。
    そのままの形で消費されるのではなく、加工部門で価値を発揮する。


    ・目利きというのは、たくさんの魚の中から最高の一匹を選び取ることではない。品質や量など、取引に必要な要素を見極め、最高の品質の魚はいくらで誰にどのくらいの量を売れば喜ばれるのかという「振り分け」ができること。



    ・農業で独立するために必要なモノは「インフラ」
    必要なスキルは「座組力」
    自分のプロジェクトをタスクに要素分解し、その遂行に必要な人や組織とつながる力。
    自分という人間の適材適所も見極める。自分の強味はどういう座組で発揮できるのか、そのためにどういう他者と組むのか。


    ・35歳という区切り
    そこを過ぎると、これまでやってきたことの延長線上でしか人は生きられない。新しいものを受け入れるときに、過去の自分を参照して、どこかに分類するという思考法が固まるのが、35歳。人生経験がある分、未経験のことに対応はできる。それは同時に、子どものように世界をあるがままに受け入れる力を失う。

    ・有機農業=化学肥料・農薬・遺伝子組換え技術を原則使用せず、堆肥などによる土づくりを通じて環境負荷を減らす農業手法

    ・オーガニックという言葉も広義的で、有機農法とイコールではない。


    ・できるだけ身体にいいものを食べたい、環境負荷の少ないものを購入したいというニーズに「有機農法」が答えているかは微妙。


    ・WHO憲章における「健康」
    健康とは、病気でないとか弱っていないということではなく、肉体的にも精神的にもそして社会的にもすべてが満たされている状態のこと」
    健康に不安を抱えている人たちが多い社会では、新しい「異常」を仕掛けてビジネスをしたい人たちにとっては実にたやすいマーケット。


    ・健康を求める社会なのに、健康かどうかの判断がつかなくなる。
    異常の無限的消去
    ぶらさげられた健康ネタを延々と追い続けるハムスターの回し車


    ・自営業者が不安定なのは世界共通。精神的に負荷がかかること自体からは逃れられません。不安を上手に乗り切るのに最も有効な手段は「乗り切る」こと。辛いことを乗り切って、また楽しいことがやってきた経験を積み重ねると、すこしずつ同じ悩みをやり過ごせるようになってきます。
    考えすぎずにやり過ごすズルさを身につける。

    0
    2026年02月02日

    Posted by ブクログ

    言語化しにくいところの言語化が素晴らしい。熱い内容なのにカラッとした文体で気持ちがいい。徹底的に誤読しないように注意深く書かれているので、食や農業に興味のある人は一読をお勧めする。
    著者のロマンと生きて行くための身も蓋もない現実世界とのバランスがとても良い。

    0
    2023年04月26日

    Posted by ブクログ

    農業の事が書いてありますが、読後感としてはビジネス書、自己啓発書です。文章が長いところはありますが、本音で表現しているのと、それを正確に伝えようと丁寧なのだということがよく伝わってきます。私はそう受け取りました。それにしても、鋭く含蓄のある言葉が頻出でした。農業という事業を営み組織を運営している経営者なので、要は業界の名物経営者が、自伝というほど老け込むのではなく、より前向きに業界と事業と経営を語っているという本ですね。すごく良かった。

    0
    2023年02月12日

    Posted by ブクログ

    2015年に『キレイゴトぬきの農業論』を読み、衝撃を受けた。そして2022年に本書に出会い、更なる刺激を受けることに。農家も、農地も減っていいと言う第1章で語られた主張は、非農家から農業に参入した著者ならではの視座に立ったものだ。有機農業を実践する著者だが、慣行農業との違いを、iPhoneかandroidのどちらを好むかに喩え、両者を対立軸に置くことを否定する論旨は明快だ。ただ、ここまで農業を続けてきた著者の、人知れないストレスも相当なものだったのだな~

    0
    2022年11月30日

    Posted by ブクログ

    久松さんの挑発的なタイトルに表紙。
    100%同意というわけではないけれど、んんんと思わされる。
    自分はどう進めるべきか、何度か読み直して考えようと思う。

    0
    2022年10月10日

    Posted by ブクログ

    そのとおり。
    よく言葉にしてくれた。
    と、思うことしか書かれていない。
    読後すぐでは、これ以上の感想がない。

    0
    2022年09月21日

    Posted by ブクログ

    農業の現場について理解を深めることが出来た。農業だけにとどまらず著者の思考が書かれており、とても面白かった。

    0
    2025年05月13日

    Posted by ブクログ

    刺激的なタイトルではあるが、自身農園を運営される中で農に対する考えを記した一冊。今の農における課題やあふべきふがたが展開される。読み進めるうちに興味深く感じたのは、書かれている内容が決して農だけに当てはまることばかりではないこと。これはビジネス書としても成立しているような印象を受ける。後半になるとよりその印象を強く受けるようになり、仕事に対する取り組み姿勢や、マネジメント論にもに通じるエッセンスが入っているように感じられた。あれ⁈これってつまるところアート思考のアプローチだよな、と思わされる一節などもあり、信じるものや想いが自身の野菜づくりや農園運営に表れている。冷静に俯瞰して事態の理解と打ち手を考える中で、ぶれない自分軸をもって動かれているのだなと感じさせられる。
    農のことも理解が深まったが、それ以上に得たものがあった、いい意味で期待を裏切られた一冊。

    0
    2023年12月05日

    Posted by ブクログ

    漠然と農業に興味があった。
    もし何かの巡り合わせがあったらやってみたいけど、自分から進んで農家を職業としてやるまでのチャレンジ精神もなければ、知識もスキルも経営戦略もないしなぁと思ってたけど、
    やっぱり軽い気持ちで手を出す職業ではないと思った(笑)

    バイトで経験してみたり、趣味で家庭菜園レベルが私の理想かなぁ。
    採れたての、畑の野菜を経験してみたいなぁ。
    大量生産、スーパーで売られるような規格に合った野菜としか接してないからなぁ…

    ものづくりに対しては強い憧れがあって、
    そういうロマンは農家にも詰まってるなぁと思った。
    自分が美味しい、美しいと思うものを作って、その良さが分かる人に売る。
    自分が仕事に求めるものはこれだ!と思った。それは農家じゃなくても。
    でも残念ながら、そこまで思い入れられる何かがないから、もやもやうだうだしてるんやけど。

    大規模で売れるやり方より、
    小規模に狙いを定めてっていうやり方のほうが私好みで、
    そういう考え方のヒントは農家に限らず得られたかな。

    農家の8割がプロではない、という現実。
    なんか腑に落ちた、というか納得感。
    家業をなんとなく継ぐとか、都会での競争社会からの逃げとか、そんなのらりくらりじゃやっぱり稼げんよねー。
    道楽ではなく職業として発展させるには、やっぱり苦労も試行錯誤も必要やし、当事者の意識改革と世間の偏った見方を正すことも必要なのね。

    新規参入が甘くないと思ってたのは正解で、
    事業計画ちゃんと練らんと、
    始めることはできても続けることは難しそうやと感じた。
    でも軽い気持ちで足を突っ込む人も多くいるんやろうなぁとも感じた。

    人口が減ってくこれからの未来、
    やっぱり個として何ができるのかをしっかりと考えていかないとなぁ。

    農家の世界もしっかりとした競争の中で、より良いものづくりが、より良いマーケットが出来ていきますように。

    0
    2023年05月29日

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    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 理工
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    :
    光文社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    光文社新書
  • タイトル
    :
    農家はもっと減っていい~農業の「常識」はウソだらけ~
  • タイトルID
    :
    1194214
  • 電子版発売日
    :
    2022年08月18日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    9MB

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