志水ゆきのレビュー一覧

  • 吐息はやさしく支配する

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    このシリーズでは一番好き♥

    なんでも屋の強面イケメン×元モデルの年上カフェ店員。
    どっちもモテるのでスレてて、だからこそ本気との境目でぐらぐらする話。
    視点は攻。
    セフレの受に「ストーカー被害を受けている」と依頼され、攻がしぶしぶ腰を上げてみればストーカーは一人じゃないし、受はつねに攻がいる状況を楽しんでいるしで攻がイライラ・・・。
    イライラとムラムラに振り回される攻が、自身のメンツにかけて強い意志でムラムラをねじ伏せ、純情ビッチな受に主導権もってかれないよう奮闘する様が笑えます♪
    受も好意を伝える素直さを、エロでからかう方法でしか攻に伝えられないなかなかの不器用さで、ツン×ツンなふたりから

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    2013年12月17日
  • 蛇とワルツ

    購入済み

    エンタメ要素たっぷり

    ネタバレは作品の楽しさを下げちゃうと思うので避けたく詳しくは書けませんが、、家族愛に縁遠く過去の男との出来事に傷ついたままの仁摩と謎の多い傲岸不遜で尊大で気ままな杏二(実はこちらも孤独な人生で本性は別物。。)この2人が私は本シリーズの中で一番好きかも。躾直しするはずの杏二との主従関係がおかしな方向へ向かい更には政権に絡む事情に仁摩が巻き込まれ裏切りや陰謀画策や拉致に陵辱(寸止め)すったもんだあって、、シリーズ他作に比べてもさすがオーナーのコイバナ、かなりスケールの大きい展開となっております(笑)仁摩と杏二共通しての孤独だった過去に対し「孤独とは人に持ってもらえない荷物、誰しもの心に棲むものかも

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    2013年10月19日
  • 犬ほど素敵な商売はない

    ネタバレ 購入済み

    やっぱりさすがの榎田氏。

    ペットに見たてた出張ホストだぁ?一体どんなもんよ?と、手を伸ばすのを悩んてたことを激しく後悔。プロットから話の展開に人の心情や機微、文章で伝えるレベルがなるほど、高い。本作では家族と縁薄く愛に飢えていた倖生と同じく寂しがり屋で偏愛傾向の轡田の依存し合ってるよーな主従関係がいつしか本気愛になっちゃうんですが、倖生は無条件の愛情が欲しくて欲しくて犬でもいいからそばにいたいと思ってたのに、(ちゃんと理由あってですが)轡田に突き放されたときは辛かったぁ。轡田が倖生を手中に収めることを躊躇してたってのは今ひとつ承伏しかねるところもありますが(笑)そのままならなさがまたお話に恋愛や立場のリアリティさを加味

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    2013年10月12日
  • 是-ZE-(4)

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    前巻から引き続いて玄間×氷見 
    目覚めるなり存在を否定されてしまった氷見、玄間よ・・・そりゃないだろと思いつつ(以前の)氷見への思いの深さがどれほどだったかということがわかってしまって、辛い。
    ま、それでもおさまるところにおさまったのでホントよかった。 
     
     
    月斗・星司×初陽 こちらはガラッと変わってライトテイスト。どの世界でも双子はやんちゃでいたずら好きなキャラが多いよなぁ。そしてなぜか憎めないw

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    2013年09月03日
  • 是-ZE-(11)

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    あ~終わってしまった。一巻からずっと読んで来ました。ずっと楽しく読んでいたので、完結してさしまってもの寂しいです。でも、ハッピーエンドですね。最後に一族みんなと、各々の大事な紙様と一緒に写真を撮るところが、今の幸せを物語っています。和記は力一が好きで一緒にずっと生きていきたかったけれど、願い叶わず力一の一族をずっと見守って行くんですね。ほんと紙様って不思議です。ただの紙が人型を模しているだけのはずなのに、自我はあるし、人のように見えるし、魂が宿っているのかなぁ?歳をとらないところが魅力的でうらやましいです。真鉄も再生できたわけだし、全部のカプが幸せで大大ハッピーエンドです。

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    2013年06月19日
  • 是-ZE-(9)

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    良かった。涙、涙のハッピーエンドです。彰伊&阿沙利編。子供の頃からみんなに愛されなくて、辛い思いをしていた彰伊だけど、やっと阿沙利と両思いになれた矢先に阿沙利の白紙化。悲しくて悲しくて。私はこのカップル1番好きです。阿沙利の関西弁とか、性格とか、顔とか好きです。また彰伊の真面目さ。三刀家当主としての重圧にも負けない真の強さ。阿沙利への思いやり。二世までも愛を誓う。素敵です。

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    2013年06月18日
  • 是-ZE-(1)

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    言霊師と紙様のお話。紙様は言霊師のあらゆる災厄や傷を身代わりに受け持つ、ありがたい存在。だから両者の間には信頼が生まれ、仕従関係というよりは愛が生まれる。その傷の直し方も独特なもので、粘液接触という愛の行為そのものだから愛しあうのは必然なのかもしれない。ほんと面白いことを考える。志水ワ─ルドですね。一巻はおもに雷蔵と紺のお話。純粋で誠実で優しい雷蔵に好感が持てます。

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    2013年06月18日
  • 犬ほど素敵な商売はない

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    SMではないし、ファンタジーでもないけど。
    犬本。

    倒錯的な部分ばかりだけどクライマックスの盛り上がりが何とも言えず好き。
    根本的には純愛ものと言ってもよい気がするのですが大きな声では言えません。

    ペットものだと思ってためらっているなら読むべき1冊かと。

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    2013年05月28日
  • 花鳥風月(1)

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    志水さんは作品をどうに描いても志水さんなんだなぁ…(´・ω・`) って妙な感慨を覚えた。 重くて軽々しく読み返せない作品をサラッと描いてくれる凄い人。

    田舎の若者たちの恋愛を描く作品で、メイン3カップルのうち、ドSな医者の一見×孤独を自分に課した健気な糸のターン。 糸が…糸が本当に健気で切なかった!!!!!! 孤独と切望を小さな胸に抱え生きてきた健気さをウッカリ暴いてしまった一見が、茶化したり引いたりしないイイ男でまた泣けた(´;ω;`)ドSダケド…

    志水さんの世界観て面白いなぁ〜。 発想が凄いステキ。 作品にオリジナリティと萌えと切なさを詰めさせたら天下一品!
    エロがまたシレッとエロくて

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    2013年05月01日
  • 犬ほど素敵な商売はない

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    ワンコ属性とかいう話ではなくて、本当に犬。
    犬として、主人に服従することに喜びを感じ、さらに忠犬たろうとするあたりが愛おしくてたまらない。犬は主人のものだし、主人は犬を所有し愛情を注ぐ。
    依存も独占も、互いに支え合うものなら幸せになれるのかな。
    SMに見せかけた甘々。

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    2013年04月29日
  • 吐息はやさしく支配する

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    ネタバレ

    前作での健児のとがりが消えてた。寛への態度は、寛がした事が酷すぎたから苛ついてた+嫉妬だと思っていたけど。
    この巻を読んで純粋に正しくないものに対する怒りだったんじゃないかと考え直した。

    過去に対して恨み節をいう人も嫌いじゃないけど、和以の匂わせてもグチグチ過去を晒さない所もいいと思った。

    お互いがお互いを大事に思っているラブラブな話で良かった。
    BLでも純文学でも私は、人が人を思う姿が好きだからこそ本を読む。
    途中シリアスだろうと、コメディだろうと崎谷作品のそういう所が私は好きだから。

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    2013年04月27日
  • 犬ほど素敵な商売はない

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    BLで一番好きな本。とりあえずBL読みたいって人にはこれをすすめてる。
    これを読むまでは榎田尤利作品は魚住くんシリーズが一番好きだったのだけれど、これを読んでから完全にこれが一番になった&BLで一番好きな作品になった。
    とにかく、最後を読んだ後に「いい話だったからもう一度読もうかしら」と最初のページを開いた時に泣いたのは初めて。攻キャラの方の飢えや乾きがそこにあって、最初に読んだときはフーン、なんだけど、最後の幸せそうな二人を読んでから読むとすごく重い。文章もこの作者だけあってスムーズに読めるし、この本は本当におすすめ。どこか欠けた二人の話が好きな人は絶対ハマる。

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    2013年03月11日
  • 蛇とワルツ

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    ペットラヴァーズの中で一番好きなカプです♪野生蛇な攻めがかっこよくて、受けが大人なのに可愛いとこがよいなー^^

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    2013年01月21日
  • 男の花道Don’t Worry Mamaシリーズ【イラスト入り】

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    このシリーズはギャグ路線だと思っていたので、まさかの切なさに涙腺崩壊・・・友晴が松尾を大切に大切に思って空回ってしまうのも、つまり「愛は恥ずかしい。愛はみっともない」という事なんだろうなと思った。

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    2013年01月09日
  • 蛇とワルツ

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    う、ウワァァァァァァァァァラストあっめェェェェェェェ砂吐くわ…
    結局ペットシリーズ一気に全部読んじゃった。最後のこれが一番からくりがあってハラハラしたな。
    ワーカホリック受け大好きだし、甘やかし上手攻めも好き。えろはこの作品が一番アレな気がする。獅子は痛いけど。もーぼろっぼろの仁摩さんよかったなー過労とか大好物…
    まあちょっとねえ、蛇ができすぎで不自然な感はあるけど、それ言ったら全部そうだからなあ。
    途中から先は読めたけど、むしろこれをどうやってハッピーエンドに持ってくんだ?どうやって蛇を救いのある悪役にするんだ?とわくわくしたかも。でもなあ、お決まり展開でハイやっぱり蛇はスパイだけど仁摩のこ

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    2012年12月01日
  • 秘書とシュレディンガーの猫

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    なんだろう、ペットシリーズ一作だけ読むつもりが読破しようとしてる…榎田さんこわい…
    そもそも猫が大好きなもんで、このシリーズの中でこれが一番好きかも。美人でクールで暗い過去持ってて淫乱てすげえな。
    これ、まあ雨宮の猫はネコですけど、舘さんもあえて舘さんなんでしょうか。かけてあんのかな。
    榎田さんの作品ってどれも脇役がいい!前作では別所が気になったし、今回は仁摩がいいなあ、雨宮の保護者ポジション。そういうの好きだなあ。
    一回目の失踪解決でアレ?でもページ数まだまだあるよね?って思ったらこうくるか…そりゃ榎田さんがそんなすんなりハピエンに持ってかないわなあ。
    でも雨宮捜しの方法はなんか…ロマンチッ

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    2012年12月01日
  • 男の花道Don’t Worry Mamaシリーズ【イラスト入り】

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    Don't worry mamaシリーズが大好きなので、シリーズの主要キャラ総出なのが嬉しかったです。とくに、ちょくちょく出てくる『脱がない男』で主役だった甲斐谷の空気の読めなさがおもしろくてかわいいです。

    本編も2も面白かったですが、きちんとした友晴と松尾の初夜が書かれるExtraは、初々しい2人が可愛くて萌えるのに会話がおかしくて噴き出してしまいました。あの会話は笑うしない。
    木原先生の書くシリアスも大好きだけどコメディはもっと好きなので、笑ったり萌えたりとても楽しめました。

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    2012年11月11日
  • 是-ZE- かみのほん

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    是〜ZE〜特典ペーパー等のショートがたっぷりのファンには嬉しい一冊。
    ただラストのペーパーの内容が収録されてないのが残念…。
    それでもラブは溢れてます!
    もうこの作品は涙無しには読めない‼

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    2012年10月24日
  • 犬ほど素敵な商売はない

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    切なくて二回泣いた!愛が重い寂しがりやなご主人様と愛情を知らないロクデナシの奇妙な関係。犬として派遣された主人公が躾を通して愛情を感じ愛される幸福を知るんだけど、一度?二度手放されるところが堪らなく号泣してしまいました。最後は幸せそうで良かった!何度も読み返したくなる本。

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    2012年10月07日
  • 是-ZE- かみのほん

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    それぞれは短い話ですが、その中にがっつり読みごたえとHが詰まってます。さすが志水先生!特典小冊子の形でお持ちでも、本にまとまると読みやすく、保存もしやすいです。

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    2012年07月23日