タル・ベン・シャハーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者は16歳でスカッシュのイスラエルチャンピオンになったけれど、決して幸せにならなかった経験から『幸せ』を研究するようになったポジティブ心理学の博士です。
52項目の行動を提案しており、方法も具体的に書かれてあるので、今からでも始められる内容になっています。
印象に残っていること。
・変化をするために必要なのは、自制心を養うことではなく、習慣を取り入れること。
・自分のために学び続ける。自己啓発と仕事に関する知識取得を毎日決まった時間を勉強に充てるようにする。
・困難から学ぶ。人は困難を克服することで幸福になれる。何より大切なのは最も深いところにある感情や思いと向き合うこと。
・周りの人と -
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Posted by ブクログ
①日々をどう過ごすか。それが、人生をどう生きるかということだ。
②他者の役に立てば立つほど、私たちの幸福感は大きくなっていく。
③自分が大切にしている価値観に基づいて生きているか日々振り返る。(そのためには、最も意義深く、楽しいこと、最高に幸せにしてくれることのリストを作る。)
④最高の出来事が起こるのではない。起こった出来事を最高のものにできる人がいるのだ。
この4つに特に深く頷いた。
親切な行動以上に「利己的」な行動はない、という一文も納得。
生産的知識とは、単なる知識ではなく、自分たちを取り巻く世界をよく理解して、状況にうまく対処するための知識。
感謝ノートを作るのも1つの手法。な -
Posted by ブクログ
読んだだけで人生が変わる、そんな簡単なものはやはりありませんでした。
読んで、自分で考え、行動し、そして振り返り、また行動する。そうすることによって人生は変わっていく。
当たり前ですが、実践できていないからみんなこのような本を読むんですよね。
やっぱり、意識の改革と、行動ですね。
1感謝する 2習慣化する 3運動をする
4仕事への考え方を変える 心から楽しんでいる状態
5意義を見いだす 6思いやりの心をもつ 7困難から学ぶ
8すべてをシンプルにする 9プロセスを楽しむ 10理解し、理解される
11失敗から学ぶ 12完璧主義を手放す 13価値ある行動をする
14安全圏から出る 15感情を味わう -
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Posted by ブクログ
読むだけではなく、具体的に実践すべき事が書かれていて良かったな。ただ、これは出来ているんじゃ?と思ってしまう項目も少なくなく、結局それ程多くのことを実際には出来ていない所はある。
繰り返して読むべき一冊。
【学びや考えたこと】
・毎日感謝出来ることを5つ書く
ただ書くだけで、幸福感が高くなり、ポジティブな気持ちになれる
子供らに今日楽しいことあった?と聞き、聞き返してもらう(感謝できる事を再認識するだけで幸福感が強くなる。)
週三回、30分の運動をする事は、抗うつ剤を服用するのと同じ効果がある
毎日決まった時間を勉強にあてる
→木曜日と火曜日にしよう
人間が本当に必要としているのは -
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Posted by ブクログ
ハーバード大学で伝説の授業となったポジティブ心理学の研究者が書いた本です。
その授業内で行われた内容の中の52項目を理論、ワーク、アクションプランがまとめられており、どういう理論で実際にどういう行動をしたらよいか、自分で考えられる構成になっています。
幸せ研究の第一人者といわれる筆者なだけあって、今より幸せになるという観点で書かれており、ワークも含めて楽しく読めました。
しっかりとした論文・研究データと少しの筆者の経験論で書かれているので、経験論だけの自己啓発本より学びが多く何より納得する内容で読みすすめやすかったです。もちろん論文は噛み砕いた易しい文章にしてあり読みやすいです。
“幸せ -
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Posted by ブクログ
人生の幸福度を上げるポジティブ心理学ワークブック。
この本はただ読むだけではなく、ノートに各項目のワークを書き出し、実践してこそ生きる本である。
ただ項目によっては過去のつらい記憶を思い起こしたり、しんどい部分がある。
それでもやる価値はありそうだ。
全52項目、1項目に約一週間、およそ一年かけて実行できる本になるが、挑戦したいと思った。
内容は特に大きな感動はなく易しくありきたりなことが多いが、根本的に大切なことが集約されているので、私には良本である。
完璧主義はやめて現実を受け入れる最善主義でありたい。
ワーク後の期待も込めて
★3.5 -
Posted by ブクログ
まとめ ⇒
幸福になるための本。自分を見つめ直し、行動を変え、新たな習慣を作り直すための問いやワークシートがついていて非常に読みやすく、行動に移しやすかった。
学び ⇒
・全てをシンプルにする
┗「しなければいけないこと」に多くの人が時間を奪われている
→することを徹底的に減らし、すばらしいものに目を向ける時間を作る
・完璧主義を手放す
┗失敗は人生の一部分であり、成功につながる欠かせない要素
→自然なこととして受け入れるべき
・安心できる場所を作る
┗効率的なチームワークはゴールが明確かつ優秀な人材がいるところで生まれる
→遠慮なく意見を言うことができたり、失敗しても罰せられ -
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