沖史慈宴のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
彼が目指すものは?
一話完結といいますか、短い独立したエピソードが連なって長編小説になったような作品。特に序盤は場面と場面の繋がりが分かりにくいところがあって戸惑いました。
世界観はしっかりしていて登場人物は魅力的なのに、物語の柱となるテーマが不透明なところがとても残念。
ホムンクルスをひとつの種族としてこの世界に生み出す...といった目的が作中で語られてはいるものの『それが達成されたとしてどうなるの?』としか思えません。
ルービットが目指すものが何なのかが判らないため共感しづらく、物語の世界に浸りきれませんでした。 -
バトルシーンまでは良かった
能力を隠しつつ日々を過ごす主人公の日々は、昨今の転生魔力チートなお話と違って、なかなか良かったです。赤ちゃんやら3歳やらから魔力を鍛える話は、もう飽き飽きしていますからね。
色々な子どもたちの描写も、よく描けていました。
ただ、途中から俺TUEEEな要素が多くなり、結局、よくある転生チート物語化してしまったのは、前半がよく書けていただけに、逆にとても残念でした。 -
購入済み
前世で超貧乏だったのはいいとして、マタギの技能まで持っていたとか、いきなり出てくる亀だとか、布を出す?蜘蛛だとか、なんでもうまくいきすぎてて、へーで終わってしまいました。
いい子なんですけどね。。