林英恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者が7年かけて完成させた大著。健康について余すところなく書かれている。
まず「エビデンス」の説明をしているのがいい。
そこから、行動、習慣、食事(穀物、野菜果物、オーガニック、肉魚、卵、
牛乳乳製品、油、砂糖、酒、サプリ、塩)、運動、睡眠、ストレス、感情(怒り)
と、健康について思いつく限りありとあらゆることに触れている。
根拠のあるものないもの。
習慣、運動、睡眠の大切さは素直に受け入れる。
ストレス、感情の悪いところいいところ。
そしてやはり気になるのは食事。
白米が悪いってわけではなさそう。
酒も、適量ならいい、というが、その根拠はJカーブ。
全く飲めない人より少 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本書との出会いは、SNSで精神科医の樺澤紫苑さんが紹介していて知りました。書店で実際に手に取ったら、500ページ弱という分厚さにたじろぎ、その場は退散したのですが、書店に行くたびに気になり、とうとう買ってしまいました。
実際に読んでみると大満足な内容でした。これまでに健康に関する本を数冊読んでいましたが、いづれも睡眠や食事などひとつの領域に特化していました。一方、本書はタイトルの「健康になる技術 大全」とあるとおり、研究結果から得られた知識だけでなく、それを実現するためのノウハウが詰まっていました。
特に、WHOの健康の定義である「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく -
Posted by ブクログ
7つの習慣以来のこの分厚さ。
健康に関しての探究心と熱量が素晴らしいと思います。私にとっては最後の章が印象的でした。
総じて思ったことは、人間は感情の生き物であり健康意識のある人はベースが健康的な行動をとる傾向にあるし、逆に意識が低い人は少し健康にいいことをしただけで、その行動には魔法がかかっているかのような捉え方をしている気がします。すっごく私は今いいことをしたぞと。だから、このあとちょっとくらいはいいよねと。客観的に考えると面白くて、ゾッとしますね。
私も健康と幸せは深くつながっている気がします。例え、不健康な生活を送ろうが、その人がそれで幸せならそれは健康なのかも。だから将来どのような状 -
Posted by ブクログ
単なるハウツー本ではなく、いかに続けるかモチベーション持続というキーワードに惹かれ、多くのことが得られると期待して手に取りました。
結果は、想定よりも多くのことが得られて読んでよかったと感じました。最近、○○大全というタイトルが流行っていますがその中でも良書だと思います。
著者がパブリックヘルスの専門ということもあってか、「習慣」と「食事」は出色の出来だと感じました。
◇印象的だった部分
・「現状維持・現在志向バイアス」に起因する考え方によって行動が支配されること
・行動は必ずしも自分で決定しているわけではなく、周囲の環境によって決定されることも多いこと
・習慣するためには、必ず実施する -
Posted by ブクログ
ネタバレ手にとった瞬間から運命を感じました。
出身大学、海外経験、6年で卒業、内定0、人と会いたくなくて自分をひたすら卑下していた時期、「ハナ」というあだ名。。
著者の過去の本当に多くの点が今の自分と一致していて、
勇気と希望を貰えました。
私はまだ、著者のように成し遂げたことはひとつもありません。
社会に出てすらない。
でも似たような経験を経たあとに本当に自分が使命感をもって取り組めることに出逢えていて、今からでもがんばればきっと何かが見えて来るはずという根拠のない自信をもつことができました。
こんなに本で全ての点において共感をしたのは初めてです。
しかも出版した次の日に偶然本屋で出逢っ