田口壮のレビュー一覧

  • 脇役力<ワキヂカラ> 生き残るための環境づくり

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     田口さん夫妻は、「こんなはずじゃなかった」と言わないことを確認してメジャーに渡米したそうです。そして通訳も付けなかった。奥さんがラジオを聞いてたら、氏がインタビュアーの英語を何一つ聞き取れず「へへへ…」という虚しい笑い声だけが聞こえてきたとか。
     本当に笑っちゃうような逸話ばかりですが、夫婦ともども大変な苦労をされたはずなんです。だけど当時から田口壮という人は、失敗談をおいしい話と思ってブログに書いちゃうんです。関西人だから。自分が日本のファンに心配されてることが分かってるから。氏が心配させまいとして書いてることは、ファンなら暗黙の内に分かっていました。
     私はそんなファンの一人でした。メジ

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    2025年06月28日
  • プロ野球・二軍の謎

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    プロ野球を長年観てきていても、二軍のこととなるとまるで知らないものだということに気づかされました。
    マイナーリーグとの比較は、プロ野球のみならずメジャーの仕組みも同時に知る事ができてとても勉強になりました。「勝ちたいけどそればかりを目指せない」のは二軍としては仕方ないけど、監督という立場でそのジレンマと向き合わないといけないのは想像以上にしんどそうに思いました。
    「マンスリーダイアリー」は、シーズン後の振り返りが答え合わせのようで興味深かったです。
    田口さんが気にかけていた奥浪鏡がこの本が出た後にあんなことになるなんて…赤松も独立リーグにいっちゃったけど、またNPBでみられるかな??

    田口さ

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    2018年09月12日
  • プロ野球・二軍の謎

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    阪急〜オリのファンには垂涎の内容。
    ミドルマネジメントの難しさも滲む。
    でも、一番欲しいのは結果やで、タグソウ!

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    2018年04月07日
  • プロ野球・二軍の謎

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    著者は元メジャーリーガーで現オリックス2軍監督。
    2軍監督の経験だけでなく、現役時代の国内やメジャーでの経験談も含め、選手や監督のドラマを感じさせる内容となっている。読みやすい文章が印象的。
    私は普段野球を見ないにもかかわらず、「二軍の謎」というタイトルに魅かれて読んだのだが、プロ野球の選手登録には制限人数があったり、2軍はセ・パで分かれるのではなく、東西で分かれている等々、初めて知る内容が多く面白かった。また、2軍監督がどのような役割を担い、どのような視線で選手を見ているのかがよくわかり、オリックス2軍の試合を見てみたくなった。

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    2017年11月27日
  • 脇役力<ワキヂカラ> 生き残るための環境づくり

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    田口壮選手が自らの経験を綴っており、日本・そしてメジャーリーグでの生活や違いなどを多く描いています。色んなチームの役柄を経験し、辿りついた脇役力という考え非常に参考になります。

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    2010年07月17日
  • 脇役力<ワキヂカラ> 生き残るための環境づくり

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    「自分のポジション」。

     この本を読んでこの言葉が強く印象に残りました。

    野球が9人でいいなら、ベンチ入り選手なんか

    必要なかったはず。なぜ他に首脳陣やベンチ入りの選手も

    試合の場に一緒にいるのか。

    そこに意味を見出せると、強いんだろうなと思いました。

    カージナルスのラルーサ監督と田口選手のコミュニケーション。

    大事にする優先順位が同じだと国籍に関係なくとれる

    阿吽の呼吸。

     私はあまり明るいほうでもないのに目立とうとするくせがある

    ので、自分のポジションを見つめなおすきっかけになればいいな

    と思っています。(だけどちゃんと尊重されたいというのは

    事実。やっぱり主役にな

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    2010年08月16日
  • 脇役力<ワキヂカラ> 生き残るための環境づくり

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    【概要】
    オリックス、メジャーリーグを経験した田口さんの著書。
    同期イチローと比較しても明確な「脇役」のプロが、腐らない脇役、プロとしての脇役について語ります。
    「○○力」というタイトルは、まだ流行っているのでしょうか。

    【活かせる点】
    ・孤立感のカーテン(上手く行かない→視界にマイナスのカーテン→孤立感→上手く行かない…)
    ・「脇役力」はチームが勝たなければまったく機能しない(自分では脇役力を発揮したと思ってもチームの結果に結び付かないと意味がない)
    ・個人的な不平不満よりもその先にあるチームの勝利を優先して考える態度=使いやすい
    ・とことん悩んだ結果の「まぁ、しゃあない」
    ・脇役でも、頑

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    2010年05月18日
  • 脇役力<ワキヂカラ> 生き残るための環境づくり

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    スターではない、エースでもない、

    だが、欠かすことのない存在。

    使われやすい人間になる。

    勉強になりました。

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    2010年04月25日
  • プロ野球・二軍の謎

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    普段スポットの当たることのない二軍について、かなり知らないところまで書いてくれていて野球好きには堪らない1冊です。

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    2020年04月25日
  • 野球と余談とベースボール

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    元メジャーリーガーの田口壮の一冊。

    野球とベースボールの違いを、日米の比較文化論と合わせて小気味良く語っており、とても面白かった。

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    2019年03月19日
  • プロ野球・二軍の謎

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    息子が先に読んでいて、軽い気持ちで借りた。
    正直、あるあるネタなのかな…なんて思って読み始めたが、これはきちんとした人材育成の本ではないですか。
    田口監督には申し訳なかったが、読み始めた時のハードルが低かったため、余計に面白かった。
    野球に限らず、一般企業でも、また学校や家庭で子供に接するときにおいても、参考になるところは多いと思う。
    オリックスの2軍が来季さらに強くなっているよう、応援していきたいと思った。

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    2017年11月08日
  • プロ野球・二軍の謎

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    ネタバレ

    バファローズの二軍監督で元メジャーリーガーでもある田口壮さんが記したプロ野球二軍についての本。
    マイナーリーグも経験した田口さんならではの日米ファームの比較論など興味深い内容で野球ファンにはたまらない内容。
    また新米二軍監督としての田口さんの裏話はビジネスシーンでも当てはまる部分もあり、こちらも参考になる内容でした。

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    2017年04月30日
  • 野球と余談とベースボール

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    野球に対する愛情をとても感じました。
    日本球界とメジャーリーグ、マイナーリーグと経験してきたからこそわかること、日米野球の違い、良し悪しといった話。
    人間性を慮る人物像がありありとしていますね。セイバーメトリクスに対する反感とか。
    日本ではスター選手の一人でレギュラーが当たり前という環境から、開幕ロスターに残るための生き残り争い、25人目の選手として試合に望むためのメンタル面の意識改革や、オプション制度のマイナー降格話などイチローやダルビッシュといったスター選手ではなく、ロールプレイヤーという立場でメジャーリーグで成功を収めた田口だからこそ書ける説得力のある体験談。

    文章も軽いノリで読みやす

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    2013年05月03日
  • 脇役力<ワキヂカラ> 生き残るための環境づくり

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    田口壮氏の半生(主にメジャーリーグ時代)を「脇役力」という考えについて綴った本。

    日本ではスタープレイヤーで、メジャーでも活躍した田口氏が「脇役力」とは意外であった。

    同じ関西人であり、野球人として非常に読みやすい内容であった。特にメジャーリーグの裏話?を知ることができたのは楽しいところ。

    自分自身を理解する、配役を演じる、向上心を持ち続けるということがキーワードであったように思う。

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    2013年04月24日
  • 脇役力<ワキヂカラ> 生き残るための環境づくり

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    自分はもともと合併でチームがなくなるまでは
    かなりの阪急ブレーブス→オリクッスブルウェーブのファンでした。

    そんな青春時代に本当に応援をしてきた田口選手が引退したので
    改めてよんでみました。

    人柄の良さがでていますね。
    この人柄のよさがオリックスの時は邪魔をして
    歯がゆいこともあったりしましたが、メジャーでの素晴らしい
    活躍につながっていったのだと思います。

    ラルーサ監督とのエピソードを見る限り
    本当にいい指導者になりそうだなと感じました
    第二の人生も応援しています。

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    2012年10月06日
  • 脇役力<ワキヂカラ> 生き残るための環境づくり

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    版元が版元なので、仕方ないけどビジネス応用の部分はなくてもよかったかな。野球とベースボールを体験した素晴らしい選手が得たことをわかりやすく、そして面白くよませてもらいました。いい本でした。

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    2010年06月01日
  • 脇役力<ワキヂカラ> 生き残るための環境づくり

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    決してスーパースターではないが、
    チームに必要なピースとなる脇役力。

    脇を締めて歯を食いしばり、時には己を捨てて
    チームの勝利を目指す。

    自分も同じような役回りなので、非常に共感が持てたし
    それが間違っていないことを教えてくれた本。

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    2010年05月07日
  • 脇役力<ワキヂカラ> 生き残るための環境づくり

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    この本を読んでから急に尊敬する人間リストに田口が上がってきた。腐らずに道理や義理を通して努力する重要性を教えてくれる本。それが必ず報われる瞬間がやってくる、ということを実感した。この人は尊敬に値する。陽のあたる場所だけが人生じゃない。

    すごく共感できる本だった。自分は常にマイナスからスタートしていることが多い。決してエリートにはなれない。だからこそ、考えてチームのために必要なワンピースになってこなければならなかった。チームのために「考えて、努力する」姿勢やその視点は絶対必要だと思う。『リアル』でも言っていたが、「長いのも短いのも太いのも細いのも5本集まって力を発揮するのがチーム」なんだと思う

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    2010年05月05日
  • プロ野球・二軍の謎

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    田口氏が二軍監督に就任した1年目の出来事と、一軍と二軍の違い、メジャーとマイナーの格差など本人の体験に基づいて語られている。

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    2025年02月27日
  • プロ野球・二軍の謎

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    各球団支配者登録をされる最大限が70人。一軍は28人で残り42人が二軍。巨人やソフトバンクには3軍もあるが、メジャーリーグは、これに対してメジャー40人、3Aが38人、2Aが37人、1Aが105人、ルーキーリーグは70人と5軍のピラミッドで構成されている。格差は著しく日本の比ではない。いつクビになるか分からない中で日々激しく鎬を削る戦いが展開されている。
    本書の著者はオリックス、カージナルスで活躍し2Aも経験した田口選手。二軍監督を通しての野球の世界の厳しさ、二軍のリアルがあますことなく紹介している。中間管理職として調整に奔走し知恵をめぐらせる懸命な姿には一般社会でも通用する処世術がある。

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    2018年11月25日