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Posted by ブクログ
プロ野球を長年観てきていても、二軍のこととなるとまるで知らないものだということに気づかされました。
マイナーリーグとの比較は、プロ野球のみならずメジャーの仕組みも同時に知る事ができてとても勉強になりました。「勝ちたいけどそればかりを目指せない」のは二軍としては仕方ないけど、監督という立場でそのジレンマと向き合わないといけないのは想像以上にしんどそうに思いました。
「マンスリーダイアリー」は、シーズン後の振り返りが答え合わせのようで興味深かったです。
田口さんが気にかけていた奥浪鏡がこの本が出た後にあんなことになるなんて…赤松も独立リーグにいっちゃったけど、またNPBでみられるかな??
田口さんは解説者時代に講演会でお話を聴いてとても面白かったけど、文章もテンポよくて寝る間も惜しんで読みました。
編集協力に奥様のお名前があるから、恵美子さんのお力添えも大きそうな気が…(邪推)。
Posted by ブクログ
各球団支配者登録をされる最大限が70人。一軍は28人で残り42人が二軍。巨人やソフトバンクには3軍もあるが、メジャーリーグは、これに対してメジャー40人、3Aが38人、2Aが37人、1Aが105人、ルーキーリーグは70人と5軍のピラミッドで構成されている。格差は著しく日本の比ではない。いつクビになるか分からない中で日々激しく鎬を削る戦いが展開されている。
本書の著者はオリックス、カージナルスで活躍し2Aも経験した田口選手。二軍監督を通しての野球の世界の厳しさ、二軍のリアルがあますことなく紹介している。中間管理職として調整に奔走し知恵をめぐらせる懸命な姿には一般社会でも通用する処世術がある。
Posted by ブクログ
プロ野球選手としてオリックスやメジャーリーグで活躍し、2016年からオリックスの二軍監督に就任した著者が日本プロ野球における二軍の存在意義や目的、監督としてのやりがい、苦労を語る。
個人事業主が集まるプロ野球という特殊な世界といえど、新人を育てて、成長させる必要はある。その役割の中心となるのが二軍監督だ。
「監督」でありながら勝利を目的としない。イマドキの若者の感覚を理解し、受け入れつつも必要なことを教え、一軍で通用する体力・技術を身につけさせる。そして、一軍監督へ若手を売り込む。やってることは一般企業人事の中間管理職に近い。
文章を読んでいると、著者の人の良さが伝わってくるが、浸かっている世界は1年で必ず10人前後はクビになる厳しい世界だ。著者が期待していた選手だってクビになったこともあるはず。それでも気持ちを切り替えて、また新たな選手たちへ指導を続ける。
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