宮脇俊三のレビュー一覧
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亡き宮脇俊三さんが、北は北海道から南は鹿児島まで
様々な路線の終着駅に行ってきたという紀行文です。
今と違うのはJRがまだ「国鉄」と言われていたこと。
ここでも宮脇さんの鉄道熱ぶりが全開です。
旅に出ている気分になります。
32年たって路線が伸びて終着駅でなくなった駅、
路線の廃止によって姿を消した...続きを読むPosted by ブクログ -
『中央公論』の編集長で作家だった亡き宮脇俊三さんの
鉄道旅の様子を描いた紀行集です。
もう今はない特急が多くて新鮮に映りました。
初めて宮脇さんの本を読みましたが、基本一人旅
なんですね。でもこの本は「藍色の小鬼」こと藍孝夫氏が
常に一緒でした。最初はつまんなそうにしていた彼も
だんだんと鉄道旅の魅...続きを読むPosted by ブクログ -
ちょっと前に新刊で出ている!と見つけて購入。
宮脇さんの本は大分読んだ気でいたのですが結構色々な出版社から出していらっしゃるんですね。まだまだ読んだことない本あるんだろうなあ~と楽しみです。
それにしても飯田線往復はちょっと乗りたくないですが電車に一日揺られているって言うのもなかなかオツだなあ...続きを読むPosted by ブクログ -
鉄道文学が好きです。その中でも山岳鉄道と聞いただけでもワクワクします。
実際の山岳鉄道の紀行文学ではく、少し世の中への主張が入っている分、素直に楽しめないのが残念。Posted by ブクログ -
紀行全集等も持っていますので、この本に収録されているローカル私鉄訪問記も読んでいますが、やはり文章が巧みなのでついつい読み返してしまいますね。
今はなき野上電鉄や寝台急行銀河などに関する記載も良いですね。宮脇氏の紀行文によく出てくる夕張市は財政破綻してしまいましたし、紀州鉄道、日高川までではなくなっ...続きを読む