TONOのレビュー一覧

  • コーラル ~手のひらの海~ (5)

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    ネタバレ

    初読では海の世界の結末はキャンパスが全部持って行った感が強いことと、現実世界で美和がどうやって立ち直ったのかが書かれないことに物足りなさを感じたが、何回か読み直すにつれ、これしかなかった結末だったと思うようになりました。

    まず、三人の人魚の兵隊の選ぶ道。
    最強のひとりは人魚を守ることに対する違和感や倦怠を抱きながら、たった一人の人魚を救うために戻り、そしてそれが終わった後、自分が作った元いた世界のジオラマでその生を放棄した。
    一番若い子供、そもそも珊瑚の作った世界の核でもある兵隊は人魚たちと共に珊瑚の作った世界から違う海へと出発する。
    そして、最後の兵隊は『人魚の兵隊』として陸で人魚を守る道

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    2014年12月18日
  • 砂の下の夢~空の下の緑~ 1

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    「南7番目のオアシス」好き! TONOさんの辛辣な人間描写も好きだけど、こういう善意がつくる環がじわっとくるのがたまりません。

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    2014年09月16日
  • チキタ★GUGU 1巻

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    ネタバレ

     全巻読破。ネタバレありです。
     さて、にちゃんまとめでも悪名高き『チキタ★GUGU』。
     トラウマ漫画・後味の悪い漫画でとてもとても有名な作品です。

     ……なのだが。
     まず一巻、ほわほわしたキャラクタが人間殺すだの美味いだの言ってるよオボア。
     ラー・ラム・デラルという存在は、ばけもので、主人公であるチキタを喰おうとしたところ、とてもとても苦くって不味くって手が出せず、ばけものたちのあいだで「どんなに不味い人間でも百年経てばとても美味しくなる」という噂を信じてチキタを育てることにしました。
     チキタの汗や涙はばけものたちにとっては猛毒で、ラー・ラム・デラルはいろいろな存在に変身できるばけ

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    2014年07月14日
  • カルバニア物語

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    こちらが第1巻。カルバニア王国の女王タニアと女公爵エキューが、いろいろな問題に立ち向かうという西洋風のファンタジー。エキューの性格も特技も服装も男勝りで、タカラヅカ的な要素を含んでいることから、ニッチな需要をガッチリ掴んでいる。20年間、のんびり描いていても読者に忘れられない秘訣は、この辺にあるのだと思う。キャラコミックスで15巻まで発売中。

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    2014年06月22日
  • カルバニア物語15

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    20年前から連載が始まり、最近は1~2年に1冊ずつ刊行されている漫画の第15巻。ここ10年ほど読んでおらず、久しぶりに最新刊を買ってみたものの、知らないキャラクターがいたりして、話についていけないという…。(3回読み直して、だいぶ思い出してきた)

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    2014年06月22日
  • カルバニア物語15

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    タニアママは嫌な奴だなー。可愛いっちゃ可愛いけど迷惑極まりないわ。「気に入らなければ目もあわせてくれない」って、エキューはタニアママと目が合ったことがなさそうだ。ところで二人とも乳姉妹ではなかったか?常識人なタニアは苦労するなあ。

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    2014年03月26日
  • よからぬ話

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    ちょっぴり霊感のある姉と、けっこう霊感のある妹
    漫画家姉妹による怪談本です。

    それぞれの実体験があれこれ書かれています。
    お姉さんは、夢を通して不思議な体験をすることが多いようです。

    実話なのでいわゆる怪談話みたいに
    恐怖を煽るような盛り上げ方や設定
    おどろおどろしいキャラが出てくるわけではありません。

    淡々と、友人が怖い体験をしたのを話してくれている・・ような感じで
    話は進んでいくのですが
    実体験なだけあって、リアルな怖さがあります。

    それって自分も体験しうるかも?と感じさせる内容が多いので
    余計に怖いのかも。

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    2013年07月11日
  • チキタ★GUGU 1巻

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    絵柄が可愛らしいので軽い気持ちで読み始めたんですけど。
    最終巻では涙が止まらなかった。
    人食い妖怪・ラー・ラム・デラルと
    ラー・ラム・デラルに家族を奪われた少年・チキタの
    共に過ごす100年の物語。

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    2013年04月02日
  • カルバニア物語 14

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    ネタバレ

    エキューの父上の意外な秘密。なぜかアナベルに対しては感情をむき出しにしていたタニアがアナベルとは意外に相性が良さそう。国外追放されたタニアの母親が意外な所で登場。コンラッド王子はタニアに対して相変わらず一途。タニアが一番気になる異性はコンラッド?ヒゲ部とハゲ部は仕事しろ。登場人物最強の女性はナタリーのようだ。エキューの友人の霊能力者ビスの妹のティフェナちゃんが登場。ビスの妹ということはそれなりの能力を持っているのだろうか。だとしたらあのセリフはそういう意味?それとも単なる子供の発言?

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    2012年10月11日
  • カルバニア物語 14

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    ドタバタギャグ漫画なのに…本屋さんではボーイズラブに分類される事が多いんですよねぇ…。
    連載されてる雑誌がBLなんでしゃーないといえばしゃーないんですが(^^;
    自分はこの作品が銀英伝が掲載されていたノエルという雑誌を購入していたので知った作品です。
    後継誌のキャラも今では立派にBL一色なんだろうなぁ(^^;
    あまりに激しくなった頃から雑誌は買わなくなりましたけどね(^^;

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    2012年09月05日
  • カルバニア物語 8

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    ミネルバ様ステキだな。
    いつもものすごく幸せに前向きに生きていける精神性。
    全力でその時の夫を愛しているのがいいよな。

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    2012年09月04日
  • カルバニア物語 6

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    裏切る可能性と黙っていることを全部のみこめるタニアは本当に器の大きい人間。
    腹をくくったらいちばん強いかもしれない、と思ったり。

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    2012年09月04日
  • カルバニア物語 4

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    タニアとコンラッド王子の出会いの巻。

    命をその場ではる人だけの理論だから、受け入れられない人もいると思うしそれでいいけど私はこう、てエキューがはっきりしてるのがいいなと思う。
    キャラに筋が通ってて。

    あとカフがどんどんできる男に。

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    2012年09月04日
  • カルバニア物語 14

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    一年に一冊出てくれて安心する。20年近く続いていてもまったく飽きないし、他の作品にない毒とか愛とか・・・ほんとにおもしろいなー。ずっとずっと続いて欲しい作品。

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    2012年08月31日
  • カルバニア物語

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    絵柄が好み。
    ストーリーは行き当たりばったりに考えていると作者は言っているが、世界観はしっかり安定している。
    可愛い絵柄だが、登場人物の残酷さがなかなかえげつない。

    今のところ13巻まで

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    2012年07月22日
  • カルバニア物語 13

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    アナベル嫌い。
    いくら準王族だとしても、タニアの方が上位なんだからアナベルがドレスを変えるのは当然。

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    2011年06月05日
  • カルバニア物語

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    舞台は中世欧州のような架空の国。
    王位継承を男性のみに認めていた国に、
    女王が誕生し、時代や慣習を変えていくお話。
    女王の恋愛・結婚、女性侯爵の誕生など、
    現代の日本とは違うので
    「男らしく」「女らしく」と教育されるも、
    疑問を持って変えていく。
    男女差って何なのでしょうか?と考えさせられます。(L)

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    2011年02月13日
  • チキタ★GUGU 1巻

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    時々泣ける。最初に読んだ回がたまたまシャルボンヌだったためやたらとはまった。
    全8巻だけど5巻あたりから面白さががくっと落ちて★3~4くらい。
    手持ちの漫画で一番高値。

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    2017年05月21日
  • カルバニア物語 13

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    こんなに「色々なことがちりばめられてる」漫画は、そうそうない。カルバニアという国に生きる人たちの姿を、柔らかく、けれど厳しく、淡々とつづる物語。

    好きな話はタニア女王の母の話。
    コンラッド王子の「あなたみたいな女性が、あなたの他にもどこかにいるんですか!?」というセリフは、永遠の憧れの一言。

    それ以外に、自分の中で座右の銘なのは「がまんの仕方を間違えたんだわ」というセリフ。

    深い。でも、あったかい。

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    2010年11月01日
  • 砂の下の夢 1

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    二人は男女のカップルかもしれないけど、どっちがどっちなのかわからない。もしかしたら男同士かも女同士かもしれない・・・。性別不明設定大好きな私にはいい漫画です

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    2010年07月18日