森昭彦のレビュー一覧
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ネタバレ[ 内容 ]
家の庭や公園、裏山にあたり前のようにいて、普段は見向きもされない多くのムシたち。
でも、その世界や生態をじっくり観察すると、びっくりするほどの驚きが満ちあふれています。
ムシたちを追いかけ、愛してやまない著者が、この魅力あふれる世界や生態をナビゲート。
あなたもムシ好きの仲間入り、しませんか。
[ 目次 ]
プロローグ ムシたちのセレナーデ
第1章 ヒトとムシの新常識
第2章 ムシたちの驚異のスペック
第3章 華麗に踊る不思議な隣人
第4章 ハンターたちの愛ある暮らし
第5章 小さな生命のおかしな戦略
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆ -
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ネタバレ[ 内容 ]
山や林、野原、道端、そして家の庭でひっそりと、しかし美しく、しなやかに生きる多種多様な雑草たち。
鮮やかな姿、凛とした生命力、めずらしい変異種・原種まで超美麗なイラスト&写真とともに解説していきます。
[ 目次 ]
プロローグ 雑草を学問する
第1章 ひどい名前のそのワケを(全国行脚の陰嚢様―オオイヌノフグリ;究極の珍品タマタマ―イヌノフグリ ほか)
第2章 華麗なる毒草、やんちゃな薬草(食べぬが仏、食べても仏―ニリンソウ;「婿だまし」の伝説―フキ ほか)
第3章 四季折々の美術品(里山の名脇役―ムラサキハナナ;せっかちな春の妖精―セツブンソウ ほか)
第4章 蹴られても、踏み -
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病は気から、死は薬から 薬剤師・毒島花織の名推理
を読み終えて参考文献から調べて読んでみた。
サイズは文庫版。
「えっ!これが毒草?」と驚くものが多い。
普通に食事に出る野菜でも毒はあり、興味深い。
忘れがちな「植物の自然毒」
ジャガイモ、アスパラガス、インゲン豆、キャベツ、ゲンノショウコ、ズッキーニ、セイヨウアブラナ、ドクダミ、トマト、なた豆、ゴーヤ、ユウガオ
致死性の身近な植物
トリカブト、ドクウツギ、イヌサフラン、グロリオサ、ジキタリス、イチョウ、ドクセリ、シキミ、梅、バイケイソウ、コバイケイソウ、ハシリドコロ、ヨウシュヤマゴボウ、
重大事故を起こす園芸植物
チョウセンアサガオ、 -
Posted by ブクログ
その植物がどういう特性だ、というだけでなくて、どんなふうに使われてきた、食べられてきた、あるいは誤食されてきた、というあたりは面白い切り口です。
例えばトリカブト。殺人に使われるイメージがありますが、実の所、とにかくマズいと。それをどのように致死量を食べさせるかを、古今研究されてきたのだそうです。
毒物以外の食べられる野草でも、決して食べることを推奨するものではないし、見分け方もおおざっぱなニュアンスで良い、とした、気楽な感じの本ですが、ちょっとくだけすぎの感もあります。
好奇心はくすぐられますが、食べたい、という方向に背中を押してくれるわけではありません。そこから先は自分で決めろ、と。あらた