あらすじ
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
野や山、いやもっと身近なところに、おいしい雑草や野草が生えています。そんな宝物を見つけて、おいしく調理して食べたときの喜びは格別です。ただ、似て非なる危険なものもなかにはあるのです。その見分け方の秘訣を、本書でバッチリ解説していきます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ちまたの山菜の本は、調理法とともに野草の紹介がされているが
本当に美味しいのか疑問に思っていた。
『こんなふうにして食べるとあるが、そこまでして食べようとは思はない』なんて、この作者は、正直。普通の山菜の本では見られない表現。
紹介されている植物について、共感する部分が多いし、参考になることも多い。
Posted by ブクログ
その植物がどういう特性だ、というだけでなくて、どんなふうに使われてきた、食べられてきた、あるいは誤食されてきた、というあたりは面白い切り口です。
例えばトリカブト。殺人に使われるイメージがありますが、実の所、とにかくマズいと。それをどのように致死量を食べさせるかを、古今研究されてきたのだそうです。
毒物以外の食べられる野草でも、決して食べることを推奨するものではないし、見分け方もおおざっぱなニュアンスで良い、とした、気楽な感じの本ですが、ちょっとくだけすぎの感もあります。
好奇心はくすぐられますが、食べたい、という方向に背中を押してくれるわけではありません。そこから先は自分で決めろ、と。あらためて見ると、我が家の庭は食料だらけだな。