[ 内容 ]
施行直後から大混乱が生じている後期高齢者医療制度。
見直しの目途がいまだ立たないなか、財政再建の名の下に、今度は療養病床の大幅削減がひそかに実施されようとしている。
十分なケアを受けられないまま行き場をなくす11万人の“医療難民”。
まるで「病気のお年寄りは、無駄な医療費を使わずに早く
...続きを読む死んでください」と言っているかのように…。
いったいなぜなのか?
高齢者医療の難問に立ち向かってきた現場の医師と、医療制度改革に携わった元官僚が、「医療崩壊」が叫ばれる危機的な状況に一石を投じる。
[ 目次 ]
第1部 医療と介護の現場から(「介護療養病床の廃止」問題とは何か 「介護療養病床の廃止」になぜ反対なのか 「医療・介護難民」を生じさせないために)
第2部 医療制度改革の現場から(療養病床23万床削減決定の舞台裏 後期高齢者医療制度の問題点)
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