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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
施行直後から大混乱が生じている後期高齢者医療制度。
見直しの目途がいまだ立たないなか、財政再建の名の下に、今度は療養病床の大幅削減がひそかに実施されようとしている。
十分なケアを受けられないまま行き場をなくす11万人の“医療難民”。
まるで「病気のお年寄りは、無駄な医療費を使わずに早く死んでください」と言っているかのように…。
いったいなぜなのか?
高齢者医療の難問に立ち向かってきた現場の医師と、医療制度改革に携わった元官僚が、「医療崩壊」が叫ばれる危機的な状況に一石を投じる。
[ 目次 ]
第1部 医療と介護の現場から(「介護療養病床の廃止」問題とは何か 「介護療養病床の廃止」になぜ反対なのか 「医療・介護難民」を生じさせないために)
第2部 医療制度改革の現場から(療養病床23万床削減決定の舞台裏 後期高齢者医療制度の問題点)
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
○高齢者医療にかかわる、吉岡氏、村上氏の作品。
○現在の介護保険制度、医療保険制度の限界については、他の本でも多く言及されているが、本書も、現場の実態に即した見解もあり、興味深かった。
○少し古い本であり、制度自体はすでに変わっている部分もあるが、考え方については、現在でも変わっていない。
Posted by ブクログ
【読書その2】正月の自分への勉強課題である介護療養病床についての本。上川病院の吉岡氏と厚生労働省に出向経験のある元財務省官僚の村上氏の著書。当時の議論等々を勉強。改めて自分自身の担当分野の重みを痛感。