寺井広樹のレビュー一覧
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銚子電鉄は、路線延長6.4kmで乗車時間19分のローカル鉄道。経営が非常に苦しくて、いつ経営破綻してもおかしくない会社というイメージがある。鉄道会社なのに自転車操業と揶揄されたりもする。帝国データバンクには「米菓製造」で登録されているという。ようは「せんべい屋」だ。ぬれ煎餅やまずい棒は食べたことはないが、名前くらいは知っている。会社と商品名の知名度は、おそらく全国区だろう。
本書はなかなか大胆な題名だが、悲壮感といったものは無い。サブタイトルにある「底力」について書いてあるのだ。著者の寺井広樹氏は、まずい棒の発案者であり、銚子電鉄のいろいろな企画をプロデュースしてきた人物。まじかで銚子電鉄を見てきており、バカバカしいと思える企画をいかに実現させたか、数々の自虐ネタや暴露話も含めて紹介している。巻末には、社長と市長の対談があったりして面白い。
新型コロナウイルスの流行の影響もあり、銚子電鉄の経営は大変苦しいようだが、「底力」を発揮して廃線だけは免れてほしい。 -
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表紙で怖がらせるのやめようか。
静岡の怪談を集めた全三十話。地元・静岡ということで読んでみました。その中でも、地元中の地元の人穴の怪談が載っていることに今更感。とはいえ、全国の人々が感じていることだよね。地元では有名な怪談を書籍や映像で改めて知る、というのはさ。
都道府県それぞれで出ていると思われるこのシリーズ。網羅した方がいいのかな?
そう思ったのは「温泉婆」の怪談。静岡県内で所替えて存在する怪異ということは、全国で存在する可能性もあるのでは?
温泉なんて日本全国に存在しているわけだしなぁ。湯屋という心身ともにリラックスする場所で、共感させて油断させたところで、絶望をのぞかせる一言を放つ怪異。
いやーなやつです。
表紙で怖がらせるのは、やめようか。 -
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AV女優さんと聞いても 実際に AVを見たことがないので
イメージだとストーリーなどなく
そのまま性行為を行ってるだけかな?と思っていました。
だから 女優というタイトルを見て どんな職業なのか
気になって読んでみました。
読む前は 結構儲かっているのかと思ったら そんなじゃないので
普通の風俗さんの方が稼げそうって思いましたね。男優さんなども
一本撮っていくらという事です。
となると 沢山売れたとしても 著作権料とかで 儲かるんじゃないのは 残念ですネ。
個人的には 家族の直接の意見が書かれているかと思ったのですが
内容は女優さんからの聞き取りになっていました。
家族が受け入れているのは 意外と思いましたが、
今の時代 職業も多用性が認められているのですね。
実際自分が高校生くらいの時に 親がこの職業なら
ちょっと親との距離を置いてしまいそうですが
今の自分ならば 兄弟が この職業と聞いたら
動揺する事などないだろうなぁと思いました。 -
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新書で読むAV女優という仕事のこと。
彼女たちはなぜその仕事を選んだのか、家族はどのような反応だったのか、インタビューを通して明かされていく。
みんな「有名になりたい」という動機でデビューしているというのが意外だった。そして打ち明けられた家族は、最初は戸惑い反対こそすれ、今となっては受け入れて応援してくれているとのこと。
大事に育ててきたであろう娘がAV女優として生きることについて、「それほどやりたいことなら頑張りなさい」と声をかけられるのは、もしかしたら親としての究極の姿かもしれないと思った。
だって偏見は無いにしても我が子なら話は別だよ。不安や心配は尽きないだろうし言いたいことはたくさんあるはずなのに、それでも娘の選んだ道を尊重して背中を押す、というのはシンプルに凄い。娘を信じているよね。見習いたい。