廃線寸前! 銚子電鉄 “超極貧” 赤字鉄道の底力

廃線寸前! 銚子電鉄 “超極貧” 赤字鉄道の底力

880円 (税込)

4pt

3.7

第1章 銚子電鉄の「まずい」通史
前身会社の解散、鉄道会社なのに稼ぎ頭が煎餅……
銚子電鉄が歩んできた険しい道のり。

第2章 あきらめない「竹本勝紀」という人物
もと顧問税理士が、どのようにして名物社長になり、なぜ支持されているのか。

第3章 自虐ネタの原点「まずい棒」開発ヒソヒソ話
ただの思いつきを、商品化するまでのドタバタな顛末(Y社さんに感謝)。

第4章 湧き出る! 苦境に立ち向かう自虐ネタ
「まずい棒」はほんの一例。
山ほどある自虐ネタの数々、なにかしらのご参考になれば。

第5章 日本一のエンタメ列車になりたい
鉄道を「A地点からB地点の移動」と考えるだけでは、何も広がってはいかない。

第6章 本気企画! 銚子電鉄を救う次の一手考
本書を出発点に、銚子電鉄を救う新たな商品企画を生み、明日につなげたいと思うのだ。

コラム(1) 悲しみ色の車両コレクション
コラム(2) センスが光るネーミングライツ
コラム(3) 竹本社長×越川銚子市長×寺井の真剣座談会


寺井広樹(てらい ひろき)
1980年神戸市生まれ、文筆家、実業家。同志社大学経済学部卒。
銚子電鉄の「お化け屋敷電車」「まずい棒」を企画プロデュース。
『崖っぷち銚子電鉄 なんでもありの生存戦略』(イカロス出版、竹本勝紀と共著)、
『企画はひっくり返すだけ!』(CCCメディアハウス)など著書多数。
映画『電車を止めるな!』の原作・脚本担当。

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廃線寸前! 銚子電鉄 “超極貧” 赤字鉄道の底力 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年06月29日

    ふるさと銚子を走る赤字ローカル鉄道・銚子電鉄。著者と銚電のつながりは、2016年に「全米感涙協会」が外川駅=ありがとう駅というネーミングライツの駅を認定したことに始まった。U工務店の経営者が銚電の経営をガタガタにしてしまい、存続の危機が常態化してしまった。そんな鉄道会社を熱意とユーモアで必死に支えて...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年05月21日

     銚子電鉄は、路線延長6.4kmで乗車時間19分のローカル鉄道。経営が非常に苦しくて、いつ経営破綻してもおかしくない会社というイメージがある。鉄道会社なのに自転車操業と揶揄されたりもする。帝国データバンクには「米菓製造」で登録されているという。ようは「せんべい屋」だ。ぬれ煎餅やまずい棒は食べたことは...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年10月17日

    すごいなぁ!
    とにかく廃線だけは避けようとした結果
    物販のほうが鉄道業より売り上げ良いんだ〜。
    でも、それで地域の足が守れるなら。

    第三者が取材したルポじゃなく
    どっぷり当事者の書いたノンフィクションだから
    熱い想いが乗っかってますね。
    テツ本だけど、ビジネス書でもあるかな。
    絶対「そのまま」は真...続きを読む

    0

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