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第1章 銚子電鉄の「まずい」通史
前身会社の解散、鉄道会社なのに稼ぎ頭が煎餅……
銚子電鉄が歩んできた険しい道のり。
第2章 あきらめない「竹本勝紀」という人物
もと顧問税理士が、どのようにして名物社長になり、なぜ支持されているのか。
第3章 自虐ネタの原点「まずい棒」開発ヒソヒソ話
ただの思いつきを、商品化するまでのドタバタな顛末(Y社さんに感謝)。
第4章 湧き出る! 苦境に立ち向かう自虐ネタ
「まずい棒」はほんの一例。
山ほどある自虐ネタの数々、なにかしらのご参考になれば。
第5章 日本一のエンタメ列車になりたい
鉄道を「A地点からB地点の移動」と考えるだけでは、何も広がってはいかない。
第6章 本気企画! 銚子電鉄を救う次の一手考
本書を出発点に、銚子電鉄を救う新たな商品企画を生み、明日につなげたいと思うのだ。
コラム(1) 悲しみ色の車両コレクション
コラム(2) センスが光るネーミングライツ
コラム(3) 竹本社長×越川銚子市長×寺井の真剣座談会
寺井広樹(てらい ひろき)
1980年神戸市生まれ、文筆家、実業家。同志社大学経済学部卒。
銚子電鉄の「お化け屋敷電車」「まずい棒」を企画プロデュース。
『崖っぷち銚子電鉄 なんでもありの生存戦略』(イカロス出版、竹本勝紀と共著)、
『企画はひっくり返すだけ!』(CCCメディアハウス)など著書多数。
映画『電車を止めるな!』の原作・脚本担当。
Posted by ブクログ 2021年06月29日
ふるさと銚子を走る赤字ローカル鉄道・銚子電鉄。著者と銚電のつながりは、2016年に「全米感涙協会」が外川駅=ありがとう駅というネーミングライツの駅を認定したことに始まった。U工務店の経営者が銚電の経営をガタガタにしてしまい、存続の危機が常態化してしまった。そんな鉄道会社を熱意とユーモアで必死に支えて...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月21日
銚子電鉄は、路線延長6.4kmで乗車時間19分のローカル鉄道。経営が非常に苦しくて、いつ経営破綻してもおかしくない会社というイメージがある。鉄道会社なのに自転車操業と揶揄されたりもする。帝国データバンクには「米菓製造」で登録されているという。ようは「せんべい屋」だ。ぬれ煎餅やまずい棒は食べたことは...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月17日
すごいなぁ!
とにかく廃線だけは避けようとした結果
物販のほうが鉄道業より売り上げ良いんだ〜。
でも、それで地域の足が守れるなら。
第三者が取材したルポじゃなく
どっぷり当事者の書いたノンフィクションだから
熱い想いが乗っかってますね。
テツ本だけど、ビジネス書でもあるかな。
絶対「そのまま」は真...続きを読む
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