【感想・ネタバレ】静岡の怖い話のレビュー

あらすじ

静岡、沼津、富士宮などでおきた戦慄の実録怪異譚
老婆の霊が足首をつかむ!


【内容紹介】

・家族団らん (静岡市)
静岡出身のカメラマンの母親は、息子夫婦とうまく行かない日々を過ごしていた。妖が生み出した幻影が、傷心の母を取り込む!
・未練気 (沼津市)
かつては東京で不動産会社を営んでいたという男性。野心に満ち溢れていた彼を打ち砕いたのは、武士たちの怨霊だった!
・パワースポット (富士宮市)
パワースポット巡りに訪れた青年実業家。神仏をどこか愚弄している彼の運命は、「光」を見た時から、大きく揺らいだ……。

著者について
●寺井広樹(てらい・ひろき)
1980年生まれ。怪談蒐集家。銚子電鉄とコラボして「お化け屋敷電車」をプロデュース。『広島の怖い話』『東北の怖い話』『北海道の怖い話』『熊本の怖い話』『茨城の怖い話』『お化け屋敷で本当にあった怖い話』(いずれもTOブックス)、『日本懐かしオカルト大全』(辰巳出版)など著書多数。

●とよしま亜紀(とよしま・あき)
雑誌・書籍編集兼ライター。漫画原作等も手がける。
小学校時代より、幽霊、臨死体験、生まれ変わりといった「心霊現象」に興味を持つ。「怪談収集」「B級グルメ食べ歩き」がライフワーク。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

表紙で怖がらせるのやめようか。

静岡の怪談を集めた全三十話。地元・静岡ということで読んでみました。その中でも、地元中の地元の人穴の怪談が載っていることに今更感。とはいえ、全国の人々が感じていることだよね。地元では有名な怪談を書籍や映像で改めて知る、というのはさ。

都道府県それぞれで出ていると思われるこのシリーズ。網羅した方がいいのかな?
そう思ったのは「温泉婆」の怪談。静岡県内で所替えて存在する怪異ということは、全国で存在する可能性もあるのでは?
温泉なんて日本全国に存在しているわけだしなぁ。湯屋という心身ともにリラックスする場所で、共感させて油断させたところで、絶望をのぞかせる一言を放つ怪異。
いやーなやつです。

表紙で怖がらせるのは、やめようか。

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2019年04月08日

Posted by ブクログ

表紙のこけおどし感。
短めの話が多く、怖さもあまりない。
因果応報の話が多い。
温泉婆ぁの話は、不条理で怖かった。

0
2020年12月12日

Posted by ブクログ

たまたま借りた本。表紙(笑)怖いよ。 このシリーズ、各地あるんだね、知ってる土地の方が、頭に思い浮かぶから、もっと怖いかも。

0
2020年12月06日

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