野田彩子のレビュー一覧

  • わたしの宇宙 1

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    「この世界は、漫画なんだ」
    「漫画」として自分や友人のプライバシーを切り取られる気持ち悪さ、「漫画」としてのこの世界の行方の不安、そして、誰かに見られているという気味の悪さ。

    登場人物がとても魅力的。
    特に才見ちゃんの一途さと明るさには救われる。

    雑誌掲載当時のアオリをそのまま残した扉や、表紙、表紙裏など、凝ってて見ていて飽きない。

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    2015年07月01日
  • わたしの宇宙 2

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    黒アリスこと「作者」が最後まで謎めいていたな~。鮫島も。
    3巻位の長さだったらもっとよかったかも。
    みんなキャラの掘り下げ甲斐がありそうだから。
    あとがきの言葉がジンと来た。

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    2014年09月17日
  • わたしの宇宙 2

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    マンガの登場人物が、マンガの登場人物であることに気付く、と言うマンガ。の、完結編。
    夢を汲み取ろうとした、夏目漱石の夢十夜とか、そういうのに似ているのかな。
    私が創った世界だけど私はいられないって言うのは、

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    2014年09月13日
  • ダブル(5)

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    多家良と友仁の関係は難しいねー。学生運動系の話は興味が無いので後半は飛ばし読み。キャラの関係性に萌えたい派。

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    2025年05月18日
  • 潜熱 1

    無料版購入済み

    表紙絵が好みで気になりなんとなく読み始め、最終巻まで読んでしまいました。が、読み終えてみるとちょっと期待外れでした。
    瑠璃は逆瀬川のどこにそんなに惹かれ惚れたのか、最後の最後まで全く分からなかった。
    逆瀬川の特徴が、『おじ様』という感じでもなく、ただのロリコンのヤクザ(オヤジ)としか感じませんでした。
    ストーリー展開、心理描写は面白かった。

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    2022年04月06日
  • ダブル(3)

    ネタバレ 購入済み

    星5を付けたいですが

    人の内面にピントを当てた作品で非常に私好みです。個人的には星5付けたい程好きです。
    しかし、現状ダブルっていう題名に疑問が残ってしまう、話が進むにつれてダブルという題名とは物語は剥離していっており、1巻と題名に引っ張られている私からしたら少しモヤモヤが残ります。
    特に友仁が段々、宝田の引き立て役になっていくのがキツイ、宝田が才能と内面変化にスポットが当てられる中、友仁は結局宝田との関係と既存の内面にのみスポットが当てられており、友仁本人の変化が伝わってこない・・

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    2020年10月14日
  • ダブル(1)

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    今月の注目新作読んだ。

    ずっと思っていたが野田先生の画面は、すごく白と黒。漫画は白黒が基本なんだけども特に際立ってる。

    題材が変わってて面白い。
    しかし評価に関しては保留と言わざるを得ない。
    締め方も美しい作家さんだと把握してると安心して読めるね。
    執着描くの上手いゾ。

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    2019年06月15日
  • 潜熱 1

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    野田彩子さんの漫画は初めて読むのに
    この複数の線が絡みついて一本の線ができているようなタッチ、シワや骨格へのこだわりなど、どこかで見たことが…と思ったら「渾名をくれ」と同じ作者さんだったのですね。

    瑠璃の、えぇいままよ!な感じが危なっかしい…

    瑠璃とトモちゃんの会話が若者っぽく生々しくてとても好きです。

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    2017年07月25日
  • 潜熱 1

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    雑誌で読み切りを読み、単行本が出たらぜったい買おうと思ってました。この先生は女の子がとても綺麗だから少女漫画描いてほしかったんだよなあー
    逆瀬川さんがかっこよくもない怖い叔父様なのでリアルですね。全体的に生温い…
    瑠璃ちゃんが可愛いので満足!

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    2017年05月06日
  • 潜熱 1

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    ネタバレ

    朝に、
    「BLUE GIANT」の10巻と、
    「BLUE GIANT SUPREME」の1巻と、
    「恋は雨上がりのように」を買って、
    ペーパーが入ってて気になったマンガがあったの!
    それが、
    「潜熱」でした。
    ヤクザx女子大生だってよ!


    6ミリ2つって言われてびっくりなう!
    つか、
    メガネの兄ちゃん880って差し出す!
    6ミリって言われたら差し出すタバコは決まってるらしい。
    タバコ吸わんからわからんな。
    つか、
    割り込んできた客を蹴っ飛ばすヤクザ!
    怖し!
    またっていうほど客ともめるらしいヤクザさん。
    そのヤクザさんはノセガワさんというらしい。
    逆瀬川さん!
    で、
    雨の日のバイト帰りに逆瀬

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    2017年03月11日
  • わたしの宇宙 1

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    ネタバレ

    この作品ジャンル分けをするのは難しいけど、ああこういう手法の作品が出てきても不思議じゃないよな~と思った。斬新と言えば斬新。キャラのインパクトは弱いんだけど、この作品に対してのあえての設定なのかもしれない。もう一歩何か物足りないけど、それは私自身がこの宇宙に溶け込めていないのかもしれない。というか、染まるまい!と無意識で思ってしまっているのかなあ?

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    2014年10月10日
  • わたしの宇宙 2

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    2巻完結。自分のいる世界はマンガであり、自分がそのマンガの主人公だと気付いてしまった少年たち。世界は平面であり、言葉は吹き出しとして存在し、そして常に誰かに見られている。その事実に気がついた時、マンガの人物たちはどうすることができるのか。作者の創造物である彼らに自らの意思で行動することはできるのか。マンガが終わるとき、彼らはどうなるのか。
    ばりばりにメタな内容をテンション途切れさせることなくやりきった。荒削りではあるけど、これだけのものをデビュー作でやったことはすごい。

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    2014年10月06日
  • わたしの宇宙 1

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    漫画版、トイストーリーとでもいいますか。漫画の中の登場人物たちが、自分たちが生きているのは漫画の世界だと気付いている、というのが大筋だけど、これ、どこに終着するのでしょう。
    よくこんな難しい話に挑戦したなあ、と。
    絵や、コミカルな動きなど、とても好みだけど、大筋の、本来の物語っていうの、が、見えないというかほんとにどうなるのか、不安もありつつ。
    もともと、新井煮干し子さんとしての漫画がとても好きだったし、この漫画も好きか嫌いかというと好きだけども、活かしきれていない部分もあるように思うので★三つ。

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    2014年01月04日
  • わたしの宇宙 1

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    これはなかなかメタな。自分たちを取り巻く世界がマンガの中であること、そして自らがマンガのキャラクターであることに気づいてしまった少年少女の物語。創造主たる作者にコントロールされ、読者からは常に見られ続けていることを自覚しつつも、一方でマンガの文法でもって抵抗をしていく。マンガの登場人物というのは荒唐無稽ではあるが、世界をいかに認識しそこでいかに生きるのかという思春期のアイデンティティの問題の比喩としても読み取るるのなら、極めて実際的な問いでもある。
    このメタ構造において難しいのは、キャラクターと作者それぞれのコントローラブルな領域をどう設定するかという点にあるだろうが、そもそもその設定権は一方

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    2013年09月14日
  • わたしの宇宙 1

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    マンガが舞台のマンガ。やはり新井煮干し子さんだった。ストーリーはちょっとよく分からない。完結してから読みたい。でもゆうきまさみが帯を書いたのは分かる。SFが流行った時によくこんなネタなかったっけ。

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    2013年09月12日
  • わたしの宇宙 1

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    その設定は…ありなのか?
    とまで、思わせられた作品。漫画だから…がここにはあるし、なくてはならない。きっと良くも悪くもどちらにも転ぶことができるのだと思う。

    漫画は漫画であって、漫画を漫画とみなし、漫画に漫画を写し、漫画が漫画である。

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    2013年09月02日
  • わたしの宇宙 1

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    マンガであることを意識した主人公の話。

    おもしろい設定だけど、
    いまいち設定が使いこなせてなく、
    試し試しで描いている感じがする。

    確かにこの設定は、描くのは難しいなと思う。
    ただ、もう少し考えてしっかり固めてから
    ストーリーを考えて作った方が良いのかなと思いました。

    なんだか、ショートショートのように、
    オチが早く来ないと、
    落ち着かない感じがあります。

    ショートショートでやるようなテーマを
    長編でやるからこそのおもしろさがあるので、
    期待はできる作品です。ただ、すぐに飽きそうなのが気になります。

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    2013年08月31日
  • 潜熱 3

    気持ち悪。お気に入りの娘はどれも元奥さんソックリじゃん。若さ失ったらアウト。まぁ、そろそろくたばる年だから、この子が最後になるのか。

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    2019年04月05日