夏石鈴子のレビュー一覧

  • いらっしゃいませ
    新入社員として出版社の受付に配属されたみのりが初めて目にする会社社会の中で
    いろいろ感じながら働いてくはなし。

    ウソ臭い正義感もないし妙にドライでクールぶってるわけでもない
    とこがちょっといい。話は単調で盛り上がらないけどヘコんだりもしない。

    会社ってこんなのなのかぁと思った。 さとこ
  • いらっしゃいませ
    久しぶりの小説。
    お仕事小説です。

    人間関係のこととか、将来について多少考える、新人社員のお話。まだ共感にはいたらなかったけど、読みやすい小説でした。
  • いらっしゃいませ
    一人の新入社員中心の話だが、
    むしろ社会人になって、しばらく経った人に
    読んでもらいたい。

    働くことについてちょっと楽しく考えられた一品

    心情の変化、日々の繰り返し、勃発する問題。
    とにかくそんなことばっかりで

    あら(゚Д゚)終わっちゃったという感じの話。
  • いらっしゃいませ
    「初心で胸を膨らませた新入社員と、初心を忘れたかつての新入社員へ贈る、初めての受付嬢小説」という白石一文さんの解説の一文に惹かれて購入。ちなみに私は今のところ、前者の立場だろう。物語自体は淡々と、極めて淡々と日々の新入社員の目線での毎日が綴られて行く。短大を卒業して出版社の受付嬢になった新人さんの話...続きを読む
  • いらっしゃいませ
    出版社に入社し、受付嬢をすることになる新入社員みのりの目を通して、仕事とは何ぞや?ということが淡々と描かれる。一流の出版社に入社しても仕事とは楽しい、面白いことばかりではなく、『つまらないことでも我慢できること、そしてその我慢のなかでも何かを忘れないことではないか』とみのりは思うのだけれど、やせ我慢...続きを読む
  • バイブを買いに
     題名ほど過激な作品ではないし、映画やちょっとした恋愛小説以上に女性心理を描いた作品。
     好きという感情とSEXという行為の間に流れる感情、そして、SEXと愛情との間に流れる感情を描いている。