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Posted by ブクログ
夏石さんの作品を夏石さんと言う意識で読む最初の作品です。以前に「新解さん」と言う「新明解国語辞典」のユニークさを紹介した本を読みました。
あの本の視点をもっている夏石さんの「いらっしゃいませ」は出版社の受付係りとして配属された新人・鈴木みのりのお話です。この鈴木みのりの視点で書かれていることこそ、夏石さんの視点なんだろうと楽しみながら読むことが出来ました。案の定、解説では鈴木みのりは、彼女自身であると同期の白石さんが書かれています。鈴木みのりの新入社員としての初々しさと持ち前の正義感が気持ちいい作品です。
ちなみに、この本の表紙のイラストと言うか絵がなかなかほのぼのしていいものです。受付の絵になっているのですが、座っている人が最初は分かりませんでしたが、そのうちに誰が誰か分かります。しかも、その前に歩く殿様って何だろうと思うと、ちゃんとお話に出てくるのですね。
Posted by ブクログ
【本の内容】
楽しいかどうかなんて重要じゃない。
会社で働く女の子にとって必要なのは、つまらないことも我慢できること、そして、その我慢のなかでも何かを忘れないことではないか―。
短大の英語科を卒業後、出版社の受付に配属されたみのり。
初めての経験で戸惑うことばかりの毎日を過ごしながらも、持ち前の正義感でみのりは社内に新風をもたらしていく。
初心で胸を膨らませた新入社員と、初心を忘れたかつての新入社員へ贈る、初めての受付嬢小説。
[ 目次 ]
[ POP ]
会社のことについて、というか懸命に仕事をする人間について書かれた小説はおもしろい。
恋愛に夢中になるのは簡単な気がするが、仕事に夢中になるのはほんとに難しいからだ。
著者である夏石さん自身がモデルの小説だという。
出版社に受付嬢がいるということ自体も驚きだったし(本の雑誌社にはないポストでしょうけれども)、他の企業であればもっと華やかなイメージがある受付もそこではいちばん地味なくらいに感じられるのもおもしろかった。
しかし、いくらなんでも就職活動うまくいき過ぎでは。
現在就活中のみなさんからはちょっと反感買うかも。
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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小説・文芸