大木康のレビュー一覧

  • 現代語訳 史記
    中国史の入門書として良いと評価があったので読んでみたら、その通りで分かりやすかったし読みやすかった。
    中国史の英雄たちがかっこよく思えた!
  • 現代語訳 史記
    若い頃に史記関連書は読んだが、細かい点は忘れてしまっていた。当時は横山光輝のマンガをきっかけにしたが、今回はキングタム。ある程度歳をとって読んだ方が、照らし合わせられる経験が多く読み甲斐があると思う。
  • 現代語訳 史記
    有名なエピソードを中心にした抄訳。

    秦王政のインキュベーター呂不韋、縦横家として名前は知っているけど詳しくは知らなかった蘇秦と張儀、名参謀の張良と韓信など、今までより詳しく知ることができた。

    ただ、やはり周辺の人物がなかなか頭に入ってこない。
    少し集中力が切れた状態で読むと、すごに、あれ?この人...続きを読む
  • 中国人はつらいよ――その悲惨と悦楽 伝統から彼らの実像を知る
    伝統中国での儒教と科挙制度に縛られての苦悩と文人趣味への傾倒による精神安定のありようから現代の中国人の性向を解説する。 「宗族」という制度が社会のベースとなっていたことで親疎によって中国人が他人にとる態度の振り幅が大きいという説が印象的。
  • 中国人はつらいよ――その悲惨と悦楽 伝統から彼らの実像を知る
    共産党になろととも、本質的な部分は変わらないんだという感覚。科挙ではなくて共産党。女性が対象から外れなくなったのが最大の変化か。ともかく変わってないと思えばそれなりに納得がいく。
  • 現代語訳 史記
    中島敦の『李陵(・司馬遷)』で主要人物として登場する司馬遷。その時の印象と、「史記といえば司馬遷」程度の知識しかないまま手に取った本書ですが、大正解でした。

    何故歴史に名を残し、今なお語りつがれるのか。背景にある“キャリア(権力)”に焦点を当て、易しい訳と解説をもって人と時代の栄枯盛衰を紐解いてい...続きを読む
  • 現代語訳 史記
    断片的に知ってはいた史記の構成がよくわかりました。入門書として適切だと思います。これをきっかけに、もう少し詳しく史記の世界に入っていきたいと思った次第です。作者の司馬遷は男性のシンボルを切り落とす宮刑に処せられていたのね。衝撃。いわゆる宦官でした。
  • 現代語訳 史記
    とても原文では読めないので・・・もちろんすべての訳ではありません。国名、人名がなじみないので少々とまどいます。
  • 現代語訳 史記
    史記からいい感じの話を抽出してまとめた本。どれも列伝から取ってきたものらしく、人物を中心とした話の集まりとなっている。

    これは史記に限った話ではないが、次から次へと新しい人が登場すると名前を把握するのが大変である。それでもいくつか知っている名前があるのは間違いなく『キングダム』のおかげ。マンガから...続きを読む
  • 中国人はつらいよ――その悲惨と悦楽 伝統から彼らの実像を知る
    内容は悪くないんだけど、文章が冗長で読みづらく、読んでておもしろいと思わなかった。
    中国文化・文学をやってる人には常識かもしれないけど、普通の人はわからないよねという単語が突然使われていることが多い。
  • 現代語訳 史記
     普通の人並みに三国志とか好きで、吉川三国志やら横山三国志、シミュレーションゲームやらで触れてきましたが、その中でちょいちょい登場する謎の書、史記。そんななんとなくの興味とランキングで上位だったのこともあり購入し読みました。
     内容は、紀伝体による初めての古代中国の歴史書である史記の入門書。原典は1...続きを読む