大木康のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
立身出世という言葉は、今の時代にはあまりフィットしなくなっているかもしれない。
少なくとも日本では、貧富の差は少なくなって、貧しい中から努力や運に恵まれて見出されて政治の中心に…といったことは聞かなくなっている。
ただ、そんな志は今の世でもとても大切だと思う。
「自分が世界を変えてやる」
そう思って日々を過ごすこと。
そういう人がいれば、周りを動かし、世の中は変わっていく。
『史記』に出てくる人物たちは、皆それぞれに方向性は違えど覚悟が決まっている。
簡単に自分の命を投げ打って、自分の信じる人やことに力を尽くす。
今は命を投げ打つことはないが、自分の信じる道をひたすら全力で進む