アメリカのデモクラシー 第一巻(上)

アメリカのデモクラシー 第一巻(上)

990円 (税込)

4pt

19世紀フランスの政治思想家トクヴィル(1805―59)が、アメリカ社会全般の透徹した分析を通して広い視野で近代デモクラシーを論じた、現代の民主主義を考えるにあたって読み直すべき古典的名著。1835年に刊行された第1巻(第2巻は1840年刊)では、アメリカ社会の具体的な分析を行なう。(全4冊)

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アメリカのデモクラシー のシリーズ作品

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  • アメリカのデモクラシー 第一巻(上)
    990円 (税込)
    19世紀フランスの政治思想家トクヴィル(1805―59)が、アメリカ社会全般の透徹した分析を通して広い視野で近代デモクラシーを論じた、現代の民主主義を考えるにあたって読み直すべき古典的名著。1835年に刊行された第1巻(第2巻は1840年刊)では、アメリカ社会の具体的な分析を行なう。(全4冊)
  • アメリカのデモクラシー 第一巻(下)
    1,144円 (税込)
    大国となりつつある米国で、デモクラシーが前例のない大規模に機能するには何が問題になるかを検証、後世の米ソ対立を予言する文章で締めくくる。「いつの日か世界の半分の運命を手中に収めることになるように思われる」(全4冊)
  • アメリカのデモクラシー 第二巻(上)
    858円 (税込)
    第1巻(1835年)でアメリカのデモクラシーの形成過程とその政治制度の運用について分析を行った著者は、第2巻(1840年)では、デモクラシーが人々の知的活動、感情、道徳などに及ぼす影響について考察する。(全4冊)
  • アメリカのデモクラシー 第二巻(下)
    924円 (税込)
    一国の人民の境遇が平等になるにつれて、個人はより小さく見え、社会はより大きく映る──国民の平等化が進んだ民主的国家にこそ生じる強力な専制政府の脅威を予言、個人の自由の制度的保障を主張する。(全4冊完結)

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アメリカのデモクラシー 第一巻(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年03月20日

    近代の民主主義がどのように生まれたのか。
    民主主義、これが人間の手によって実現されたものであるということがなんだか奇跡のようにも感じるし、当時の人びとの偉大さに感銘を受ける。
    民主主義が、いかに今私の生きる社会を保証しているのか、その機能や原理を考えることを忘れて自然に生えてきたように存在するものだ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年06月28日

    自分と年齢の変わらないような若者(貴族であるところが違うけど…)が新興国アメリカに視察に行ったあと書いた考察である。内容は、フランス(革命国)、イギリス(旧体制)、との比較の視点があり、わかりやすい。アメリカは○○であるが、なぜ○○かというと…という政治をしているからである。一方フランスでは…のよう...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年07月09日

    フランス革命を経験した著者が生まれたてのアメリカを紀行し民主主義の本質面やアメリカという国の未来を予見し綴った一書。
    内容もさることながら著者の深い洞察力が物凄い。
    民主主義の構造分析から始まり行政や司法の在り方まで先見的な洞察の上に成り立っている。

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    Posted by ブクログ 2021年07月04日

    まとまり。弱肉強食の国際情勢。生まれたばかりの中堅国アメリカ。各州ばらばらだと、足並みの乱れを突かれて、列強の餌食になる。連邦政府の強化と、州の主権の廃棄が必要だ。ただし連邦政府を強化しても個人の自由は守られるべきだ。アメリカ人は同じ祖先・言語・宗教・統治原則を持っている。よく似た習俗と慣習を持って...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月08日

    先日拝聴したライフネット生命の出口治明会長の講演の中で、『縦と横に見る視点が重要』とおっしゃっていた。先に読んだ、ちきりん著「自分のアタマで考えよう」の中でも、同じことに触れており、「『縦=時系列比較=歴史的な観点でものごとを見ること』と『横=他者比較=国際的な視点でものごとをみること』とのことです...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年03月08日

    1800年代にフランスの政治家トクヴィルが米国に渡り、米国社会の仕組み、米国人行動をつぶさに分析した結果を「米国論」として纏めたもの。
    米国を表わす最も適当なコンセプトが民主的(デモクラシー)ということになる。
    当時、欧州からみると米国は壮大な実験の場であり、また将来の自らを占う国として大きな関心が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年02月03日

    アメリカという国を、もう一度作ろうと思っても、もう作れない。アメリカはこの世界が一度だけ作ることのできた宝石だと思う。人間というのがいかにすごいのか、歴史書を読んでいるとなぜか自分が人間より上の種族になったような気がするが、それにしても人間という生き物はすごいなあ、と上から目線で、いやあすごい本当に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年02月20日

    トクヴィルは、民主制は(ヨーロッパでも)不可避的という見通しの下に、アメリカの民主制の制度的あり方やその成立条件を検討している。

    彼は第1章で北アメリカの地形を概観した後、第2章では国民の起源ないし形成期にすでに国民間の優劣がなく、かつ、「民主的共和制」と不可分のピューリタニズムがあったことを指摘...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年07月08日

    アメリカという国が如何にして成り立っているかをまとめた好著。国と州の関係について深く考えさせられる。アメリカに短期間滞在しただけで、ここまでアメリカの民主主義の本質を見抜いたトクヴィルは出色。

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    Posted by ブクログ 2022年07月04日

    政治のことばかりとおもっていたら、最初がアメリカの自然についてのことで驚かされた。
     ところどころフランスとの差異は書かれているので、その比較としては意味があるであろう。どこがよく引用されるのかがよくわからないので、引用された都度、これを見るのがいいと思われる。

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