食べる時間でこんなに変わる 時間栄養学入門 体内時計が左右する肥満、老化、生活習慣病
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食べる時間でこんなに変わる 時間栄養学入門 体内時計が左右する肥満、老化、生活習慣病

1,100円 (税込)
550円 (税込) 12月18日まで

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朝たくさん食べるより夜たくさん食べるほうが太りやすいなど、同じものでも食べるタイミングによって、身体への影響が違うことを、私たちはなんとなく感じています。夜の締めのラーメンは、魅力的ですが、罪悪感が伴ったりもします。そのなんとなく感じている、食べる時間による身体へ影響が、科学的に解明されつつあります。つまり、生物学的に言えば、食行動は、生体に朝・昼・夜など時間軸で起こっている種々の生化学的・分子生物学的変化との関係で説明できるということがわかってきたのです。
食事が体調にどう左右するかは、種々の要因が絡みあっていますが、その一つで大きな要因であるのが、体内時計の働きです。「腹時計」がすぐ思い浮かぶかもしれませんが、体内時計にもいくつかの種類があります。さらに時計遺伝子というものが次々に発見されて、体内時計のさまざまな役割などを担っていることも研究されています。
本書では、これらの体内時計や時計遺伝子のしくみをわかりやすく解説します。また、実際の食材や食品が、摂取する時間帯によって、どのように体への影響を及ぼす可能性があるか、いろいろな実験を元に紹介します。食べ物とそれを摂る時間などによって、血糖値や腸内細菌、脳への影響と、さらに肥満や睡眠、病気などとの関連も解明されてきているのです。たとえばカテキンを多く含むお茶は、朝摂る場合と夜摂る場合で血糖値の上昇に差が出たり、トリプトファンを多く含む大豆製品や乳製品、バナナや卵などを朝食に摂ると、夜の睡眠に効果的だったり、ということがわかってきています。また、子供の場合、シニアの場合で、当然「時間栄養学」が違ってきます。そのような多くのケースをそれぞれ詳しく解説します。
時間に影響を受けるのは、食事だけではなく薬の効果や、運動の効果などもあります。時間栄養学と関連して紹介しながら、体内時計の不調である時差ボケについてや、この時間栄養学を健康により役立っていく可能性についても触れます。
第1章 体内時計とはなにか
第2章 時間栄養学――「いつ」「何を」「どう」食べるかで体が変わる
第3章 食物繊維を摂るタイミングで、血糖値や腸内細菌はどう変わるか
第4章 体内時計と代謝――間食は摂ったほうが体にいい?
第5章 時間調理学――時間によって調理を変えると体も変わる
第6章 ライフステージ別の体内時計――胎児から高齢者まで
第7章 時間薬理学――なぜのむ時間が決まっているのか
第8章 時間運動学――朝の運動と夕の運動で脂肪の燃え方が違う!?
第9章 体内時計の不調に夜、さまざまな「時差ボケ」
付録章 AIと時間栄養学

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食べる時間でこんなに変わる 時間栄養学入門 体内時計が左右する肥満、老化、生活習慣病 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    食べ合わせはあることは知っていたが、食べる時間によって変化があるとは知らなかった。




    寝る前に腹がエアバックのように膨れるくらい食べると体に悪い程度は知っていたが。





    体に何を取り入れるかによって体内時計に影響する。豆類や大豆加工食品などに含まれているL−セリンという物質は、マウス実験

    1
    2021年12月25日

    Posted by ブクログ

    いつ、どんな栄養(食材)を摂取するのが良いのか、が書かれてました。

    朝ご飯に、タンパク質豊富な食事するのが睡眠に効果大なのね。

    間食も夜が遅くなるときは有効というのも目から鱗。

    0
    2023年06月24日

    Posted by ブクログ

    体内時計の仕組みから始まり栄養摂取や運動のタイミングを考察する。細かい記述が多いので具体的にどうすればいいのかがぼやけてしまうのが難点。

    きっちりとした理系の記述ならやむを得ないのだろうが、自分の求めていたいつどのように食事のメニューを組み、運動すれば良いかが分かりにくかった。丹念に実験結果を記載

    0
    2021年11月20日

    Posted by ブクログ

    今回ブクブクの献本企画でこの本を読ませていただいた。先日の人間界ドックで悪玉コレステロールの値が高かった私にとって、タイムリーな内容だった。難しい説明がどれだけ理解できているか、少々不安だが、生き物の生命維持にとって体内時計は大変重要であることを知ったことは今後の生活に貴重だ。現代の日本人の多くが飢

    0
    2021年09月10日

    Posted by ブクログ

    この分野の研究の精度はまだまだ低いが、なかなか刺激的かつ、興味深いジャンルである。
    朝の筋トレや有酸素運動はまだ習慣化できていないが、本書を読むことで、朝に運動を取り入れていこうという思いが増した。

    0
    2021年08月27日

    Posted by ブクログ

    ブルーバックスだしハウツー本ではないから自分で理解して応用しないと具体的にこんな食べ物をこんな時間に食べると良い、らしいことを読み取れない。
    対談形式にするとか、多分効くんじゃないかな程度でも良いから章末まとめとかが付いていればヒットするのではと思う。
    自分に参考になりそうな項目をつらつらと。

    0
    2024年05月23日

    Posted by ブクログ

    初めて読む分野なこともあり、私にとっては少し難しかったので完璧に理解したとはいえないが面白い内容だった。
    今までよりも効率よく健康を目指せる本である。読むとお得な本だと思う。
    (難しかったから星3つ)

    0
    2024年04月01日

    Posted by ブクログ

    昔から朝6-8時には起きてきた朝型だが睡眠の質は常に低く一日中眠い日が多い。よりいい朝を迎えるために選書。

    時間によって食べるべきものが違うのはわかっていたが体内時計を意識していたわけではないので、自然と調和する身体のメカニズムから時間生物学を知れておもしろかった。 

    ★自分に合った体内時計の設

    0
    2022年10月14日

    Posted by ブクログ

    何をいつ食べるかという、食べるタイミングによる体の影響を調べた「時間栄養学」について解説された一冊。年齢別にどのタイミングで何を食べたら健康になれるのか?睡眠が安定するのか?といったことが説明されていて面白い。時間栄養学とは別に、いつどういったタイミングで運動すると健康的かを調べた「時間運動学」も収

    0
    2022年07月22日

    Posted by ブクログ

    日々の生活、健康の基礎となる食事。ただ、何を、どれくらい食べるかは気にしても、いつ食べるかは、あまり気にしていないかもしれない。「何を」「どれくらい」食べるかに、「いつ」食べるかの視点を加えたものが時間栄養学である。

    生き物の24時間は、体内時計の影響下にある。そのため、いつ食べるのかによって、体

    0
    2022年06月20日

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