マンガでわかる！ 認知症の人が見ている世界２

川畑智 / 遠藤英俊 / 浅田アーサー

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シリーズ累計21万部突破！
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今なお続く新型コロナウイルス感染症の流行。
国立長寿医療研究センターによれば、コロナ禍で孤独が募ることにより、認知症の人の認知機能の低下リスクは2.7倍に高まったことが報告されています。
家族との面会が制限され、面会は窓越しやオンラインが中心。
コミュニケーションもマスク越しとなり、そのためか、徘徊や不穏などの症状が悪化してしまうケースが介護現場から数多く報告されています。
超高齢社会に突入した日本では、認知症患者が増えつづけており、認知症の人とどう接するかは、多くの人にとって重大な関心事といえるでしょう。

本書は、認知症の人が見ている世界と、周囲の家族や介護者が見ている世界との違いをマンガで克明に描き、困った言動への具体的な対応策を紹介していきます。
本書を読んで認知症の人が見ている世界を理解することにより、認知症の人への適切な寄り添い方を知り、
毎日の介護の負担を軽減する一助としてください。

【目次】
第1章 認知症の不可解な「あるある」の裏にある心理を探ってみよう
第2章 コロナ禍の経験から学ぶ！コロナ禍の「認知症の困った」実例集
第3章 認知症の人が見ている世界をひも解けばうまくいく！介護の成功ケース10

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 暮らし・健康・美容 / 健康・医療
• 出版社: 文響社
• ページ数: 184ページ
• 電子版発売日: 2022年09月08日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 85MB

[ブクログ · ★★★★★]

認知症の人がなぜそのような『問題行動』をするのか、とても分かりやすくケーススタディされている。
認知症という疾患を見る前に、一人の人として尊重することが大切です、という言葉は重い。だけど、ただの倫理とか理論じゃなくて、認知症の人の頭のなかではこう見えている、こういう経験をされてきている、だからこういうふうな行動を取られるんだというのが一つ一つ具体的に示される。いい本です。

[ブクログ · ★★★★★]

2はコロナが認知症患者に与えた影響を分かりやすく説明してある！1と被っている内容もあるから併せて読むと認知症についての理解が深まって尚いいねって感じ。
やっぱり認知症になっていても人との繋がりがなくなるとどんどん人間は終わっていくんだなあと。。マスクをしているから表情が伝わりにくくて不安に感じるっていうのは認知症じゃなくてもいえるなあと。

[ブクログ · ★★★★★]

これまで、将来的に家族(親)が認知症になっていくのも、自分自身がなっていくのも、怖いと思っていた。認知症になった親が理不尽な言動をして、それに呼応して自分が辛く当たってしまうんじゃないかと怖かったのだ。しかし、この本で、認知症の人達の思考回路が理解できて、納得しながら対応できるようになるんじゃないかと希望が持てた。
自分が穏やかな対応をしていけば、自分の周り(子ども達)もそれを自然と学んで行ける、良い連鎖を作れるのではないかという希望も持てた。
2巻から読んでいたので、是非1巻も読んでみたい。

[ブクログ · ★★★★★]

漫画形式でとても分かりやすかったです。
周りに認知症の人はおらず予習という形で読みました。
様々な症状があると学びました。
人生山あり谷あり、簡単には表せないことが色々ありますが、助け合って生きていきます。
疲れすぎないように、頑張りつつ楽しく生きましょ。

[ブクログ · ★★★★★]

コロナ、自然災害、ウクライナ戦争…社会の環境の変化の中で認知症の人たちがどう感じてどう表現するか、ということが描かれていました。
とてもいい内容です！

[ブクログ · ★★★★★]

過度に矯正しようというのではなく、安心してもらうことが大事と、よく分かった。

コロナ対策とは、負の側面の方が大きいことも、改めて気付かせてくれる。

[ブクログ · ★★★★☆]

認知症の祖母と半同居中です。
毎日対応に試行錯誤していますが、自分に余裕がないとキツくあたってしまったり、時間をかけられなかったりして、難しいなと感じます。
認知症の方が見ている世界を理解して、常に想像して、そして1人の人間として尊重することが大切だと感じました。

[ブクログ · ★★★★☆]

マスク、外出抑制、パーティション越しの家族との面会。生活習慣の変容で認知症が進行した方も多かったろう。コロナはそのものの罹患を超え、禍だった。…新しいことが覚えられず、過去の時代に遡る。認知症に限らず年を取れば多かれ少なかれそういうことになるのだろう。ぬいぐるみを亡くなったペットと思い込む佐々木さん。愛犬との楽しい日々に戻っている間は幸せになれる。夫に盗まれぬよう風呂に財布を持ち込む民子さん。つらい体験のフラッシュバックがいつまでも苦しめる。…昔を生きることになる将来。今を充実させることの大切さを知る。

[ブクログ · ★★★★☆]

通常の認知症の問題と思われる行動が、ご本人たちはどのような心情なのかに加えて、コロナ禍やウクライナ情勢など、昨今の状況がどう認知症の方には見えるかをわかりやすく説明してくれます。

コロナ対策は主に高齢者を守るための制限の印象がありますが、その高齢者にもいい影響を与えないのは難しい問題ですね。

[ブクログ · ★★★☆☆]

漫画の後に文章で詳細を追記しておりすごく分かりやすかった。
改めて認知症は怖いと思う。
ならない為の対策が必要。