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Posted by ブクログ 2023年04月16日
本書は一番知りたかったアメリカという国の歴史の部分かも知れない。
世界の抑圧された民衆の新天地として
移民を受け入れ開拓されて行く大陸。
そこは移民、先住民、奴隷民が暮らす
大地となった。
理想を掲げる者の中に、人権の自由、経済の自由、宗教の自由、置かれている状況で、
いろいろ求めているものが異なる...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月12日
既知の大統領はリンカンだけだったが、アメリカの宿痾ともいえる奴隷制度が深くかかわっており、彼の当選も奴隷に関しての民主党の南北分裂が勝因となっている."戦後"というタームが日本でも頻出するが、アメリカも同様で未だに南北戦争の影響が残っている由.リンカンの次のアンドリュー・ジョンソ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月29日
なるほど…改めて、南北戦争前後の歴史を知らずして、アメリカという国は全く語れないな…と再認識。よく南北戦争は「奴隷制の存否」を巡っての戦いであった、と言われますが、ではなぜ「奴隷制廃止」を主張した北軍、リンカン・共和党側が勝利したにも関わらず、真の黒人への差別撤廃(少なくとも法的な)までにはさらに1...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年08月29日
アメリカを形作ったのは19世紀であること。そして現在抱えるあらゆる問題は南北戦争から派生していることが説明される。
理想国家となるべく誕生したアメリカが、南北戦争を特異点として変質していくことになるのだけど、多数の人間は多数であるが故に、勝手というか横暴な存在になるんだなぁ。聖書で語られるレギオンっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月19日
アメリカって19世紀の頃から実力行使で勢力を拡大していくオラついている国家(普通に言えば帝国主義か)だったのだなと再認識。米墨戦争、先住民との戦争、米西戦争。そのオラつきが奴隷制の是非を火種として内に向かってしまったのが南北戦争とも言える。
奴隷制廃止を唱えた急進派は、現代で動物の権利を主張してい...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月03日
南北戦争は合衆国史における最も大きな分水嶺として位置づけられ、建国来、その歴史は南北戦争に向けて流れ、南北戦争からすべてが流れ出したとも言われてきた。本書は、未曾有の内戦がもたらしたアメリカ社会の統合と分断、奴隷国家から移民国家への大転換を描く。
南北戦争勃発まで、親奴隷制の連邦政治が南部奴隷...続きを読む
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