ホワイト・フラジリティ 私たちはなぜレイシズムに向き合えないのか?

ホワイト・フラジリティ 私たちはなぜレイシズムに向き合えないのか?

【紹介記事掲載情報】
2021年8月28日 日本経済新聞(書評)『ホワイト・フラジリティ ロビン・ディアンジェロ著 「人種差別は白人の本質」喝破』評者:渡辺靖(慶応義塾大学教授)氏
2021年7月24日 朝日新聞(書評)『ホワイト・フラジリティ』評者:生井英考(立教大学アメリカ研究所所員)氏

【内容紹介】
私は差別などしない――だが、それは真実か?

私は相手の肌の色など気にしない。人格で判断すべきと分かっているから――だがこうした差別の否認は、白人の心の脆さ(ホワイト・フラジリティ)と特権を示しているだけだ。マジョリティ誰もが人種差別主義(レイシズム)を抱える根拠と対処法を明示し、米国で大反響を巻き起こしたベストセラー。

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ホワイト・フラジリティ 私たちはなぜレイシズムに向き合えないのか? のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    差別されている人達から見れば、所詮は優位に立つ白人の言うことで、特に目新しいことではないかもしれないが、著者の問題提起は少なくとも白人の側から無意識化された差別意識あぶり出して、自分たちの差別的言動への理解を深めていこうとする真摯な努力が見られるように思う。先入観は生きてきた年数だけの経験から育まれ

    0
    2023年12月17日

    Posted by ブクログ

    レイシズムという社会制度について説明している
    特権がある側の立ち居振る舞いが、制度の在り方に関わる点は能力主義と共通しているように感じる。
    レイシズムが課題であること自体は当然知っていものの具体的な内容については無知だったので、何が問題なのか/なぜ問題なのかをイチから知るきっかけになった

    0
    2022年10月11日

    Posted by ブクログ

    本書は「白人の心の弱さ」という著者の白人性研究の中で培われた概念をベースに、現代の人種差別の形を非常に明瞭に指摘する著作です。
    人種の差が無いかのように振る舞い、「私はレイシストでは無い」と言うリベラルな人々はレイシズムという制度の中で社会化された自らを顧みることなく、レイシズムを無かったことにして

    0
    2022年05月17日

    Posted by ブクログ

    おーもしろかった!自分は差別しないし差別意識がない、なぜなら。。と挙げる理由が既に差別意識に基づいているし問題に向き合っていない、という主張。リベラルを明言している親が自分の娘の恋人がブラックと知ると半狂乱になる的な話はよくある。あと、差別の話はマジョリティ側の問題なのにいつも被差別側の話ばかりなの

    0
    2022年02月12日

    Posted by ブクログ

    大変面白かった。
    解説者の解説にもあったが、この脆弱性というのはマジョリティとマイノリティとの関係において圧倒的に優位に立つマジョリティ側が持つ脆弱性であると思われる。そのため、アメリカにおける白人だけでなく、日本における日本人にももちろん当てはまるし、各国における主要民族となるマジョリティ側は全て

    0
    2022年01月11日

    Posted by ブクログ

    非常に耳の痛い話。でも自分の中でなんとなく違和感があった「俺わかっている」的な感覚を改めて戒めてもらえてすごくよかった。ここから進めなければいけない。

    今のところ本年ベスト3に入る書籍。これは読んでよかった。

    「わたしたちはなぜレイシズムに向き合えないのか」と白人に向けて書かれた本ではあるが、こ

    0
    2021年08月29日

    Posted by ブクログ

    BLM運動が起こったのは2020年。アメリカの人種差別問題の根深さを思い知らせれた。レイシズムは国の成り立ちと供にあった。それは「制度」「構造」の中に組み込まれてしまっている。白人が何気なく発した言動。差別と指摘され、倒錯する。誰もが差別主義者とはみなされたくない。脆い心が解決を遠のかせる。・・日本

    0
    2022年05月03日

    Posted by ブクログ

    レイシズムについて、一貫して白人の問題として指摘しているのが、新しく感じた。個人的には、映画 幸せの隠れ場所、での描かれ方もまた白人至上主義の裏返しであるとの説明が成程なあと思い。面白い感動する映画だと思っていたので、自分もまた社会化されていたのだなと思った。

    解説にもあったように、日本人としては

    0
    2021年08月15日

    Posted by ブクログ

    白人の心の脆さ、について書いてあるのだが、優位性、権利意識を認められない、affirmative actionへの嫌悪など、どうしても男性の事に置き換えて読んでしまう。白人が白人のために書いてあり理解しづらいかと思ったが、白人=シスヘテロ男性と考えるとすごく読みやすい

    0
    2021年07月31日

    Posted by ブクログ

    非白人不在の白人による白人のための差別論。
    筆者は構造的に組み込まれた差別を突きつけるセミナーを行っている。内容や記載を見るに多くは白人が対象なのではないかと推察する。
    推察通りであれなかれ、非白人の存在や主張についてはこの本には出てこない。人物や像が不在であるという印象を持つ。構造的に差別が社会に

    0
    2022年12月17日

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