無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
フェミニスト的な視点や語りが注目されていく中で、ふさがれてしまう声に光を当てている良著。
男尊女卑はおかしいし、女性の権利を守ることは必要だ。ただ男性も守られなくてはならない。SNS上では、とんでもない男性や、ものすごい女性が取り沙汰され、対立構造ばかりが目に入る。それをなんだかんだでつい見てしまう自分がいる。
ただ、特に若い世代の男性は、加害者になってもいないうちから、すでに加害者であるかのように「男性」というくくりで批判にさらされているように感じることがある。また、フェミニズム的な主張に共感する男性ほど、「男性性という十字架」を背負いがちなのではないかと感じる。
被害に遭われた人たち(この場合は女性)からすれば、「強く声を上げたからこそ、少しずつでも変化している」、「怒らないと聞いてくれない」ということなのかもしれない。一方で、個人レベルの男女の付き合いにおいて、前述の「男性の加害者性」を内面化した男性、あるいは「マッチョさが残る社会で生きなければならない、マッチョでない」男性は、どこに助けを求めればいいのか、という話を本書は論じている。属性として非対称だからといって、個人対個人でも同様に非対称とは限らない。
なんか、もっと当事者たちのコミュニティが増えて、お互いにケアする場みたいなのがあるといいのかな、と思う。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
ビジネス・実用