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社会的な沈黙や「男らしさ」という呪縛もあり、男性自身が問題解決や相談を避けるため、実態がみえにくい女性から男性に対する虐待。 女性は、なぜ、どのように虐待や支配をおこなうのか、男性はなぜ、そのような関係に陥ってしまうのかを、虐待の形態と具体的な事例に基づき解明する。虐待されている男性とその家族、そして虐待している女性に実践的な解決策を提示する一冊。
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Posted by ブクログ
これは本当によかった。ここ数年で読んだ本の中で一番かもしれない。 平易な言葉で女性=善、男性=悪、これっておかしくないか? という事が書かれている事である。もちろん逆がある事もまた然りだが。 どうしてか弱い女性が困っていると助けるのに、男が困っていても誰も助けないのか。これはSNSにおいても同じ。...続きを読むいつも疑問に思っていた事の答えはこんなに簡単な事だったのかと驚いた。
フェミニスト的な視点や語りが注目されていく中で、ふさがれてしまう声に光を当てている良著。 男尊女卑はおかしいし、女性の権利を守ることは必要だ。ただ男性も守られなくてはならない。SNS上では、とんでもない男性や、ものすごい女性が取り沙汰され、対立構造ばかりが目に入る。それをなんだかんだでつい見てしまう...続きを読む自分がいる。 ただ、特に若い世代の男性は、加害者になってもいないうちから、すでに加害者であるかのように「男性」というくくりで批判にさらされているように感じることがある。また、フェミニズム的な主張に共感する男性ほど、「男性性という十字架」を背負いがちなのではないかと感じる。 被害に遭われた人たち(この場合は女性)からすれば、「強く声を上げたからこそ、少しずつでも変化している」、「怒らないと聞いてくれない」ということなのかもしれない。一方で、個人レベルの男女の付き合いにおいて、前述の「男性の加害者性」を内面化した男性、あるいは「マッチョさが残る社会で生きなければならない、マッチョでない」男性は、どこに助けを求めればいいのか、という話を本書は論じている。属性として非対称だからといって、個人対個人でも同様に非対称とは限らない。 なんか、もっと当事者たちのコミュニティが増えて、お互いにケアする場みたいなのがあるといいのかな、と思う。
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女性から虐待されている男性へ――女性はなぜ傷つけ、男性はなぜ留まってしまうのか
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アン・シルバース
上田勢子
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