累計24万部突破の問題地図シリーズ最新作!
「働き方改革」「DX」などのキーワードをくしゃくしゃっと丸めて、人事部門や経営企画部門にマル投げする経営陣。
「どうせ提案しても無駄」と現場はだれも本音を言わない。
若手が提案しても「それはあなたの仕事じゃない」「儲からない」と中間管理職が一蹴。
「RPAというのが流行っているらしい」とソリューションを導入してみるものの、まったく使えず、むしろ仕事が増えてしまう。
改善しようとすると、「なんで今さら変えなきゃいけないの!?」と抵抗される。
やる気はあっても、何をしたらいいかわからず、いつの間にか、なんとなく終息してしまう。
古い仕事のやり方に固執し、いつまでたってもアップデートされない組織を、どう変えていけばいいか?
業務改善・オフィスコミュニケーション改善士として300を超える企業・官公庁・自治体の現場に携わってきた沢渡あまねと、業務改善、IT化支援、RPA導入を推進してきた元山文菜のタッグが教えます。
Posted by ブクログ 2020年12月29日
沢渡さんの本は毎度のことながら問題点と解決方法に頷きしかない。会社のトップを始め多くの「会社人」がこの本を読んで世の中が変われば良いのにと思う。このコロナ禍の時代でもなお地方の改革のスピードは遅い。別にこのままで良いと思っている人多数。変わろう、変わりたい、変えようと思っている人、それを実行に移す人...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月09日
沢渡さんの問題地図本2冊目。職場の問題で悩んでいるのは自分だけじゃないんだ…と勇気をもらえた。必要なのはわかってるけど…なんかもやもや、や、意見やアイデアを出せる風土じゃないんだよね…というつらさ。部下の立場から思う事はたくさんあったけど、中間管理職のつらさももちろんある。そこにも気持ちを向けて取り...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月27日
職場の全員に読んでほしい本。本書は業務改善実施を取り巻く様々な問題を1つ1つ取り上げて整理してくれる。読めば読むほど、「あぁまさに私の職場のことだわ。」と心にずっしりと重みを感じた。職場の新人や若手として色々とやりにくさを感じていて周りに助けを求めても誰も有効な手立てを示してくれない。それならば自分...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月14日
業務改善を目的としての主発点は、ちょっと違うのではと始めに違和感がありました。
業務改善を阻む要素は、六つ
1 問題意識がばらばら
2 無力感
3 中間管理職ブロック
4 ソリューションありき
5 抵抗勢力
6 三日坊主で続かない
4で、エクセルが最高のソリューションとは、おおいに賛成
回り...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月19日
業務改善を進めるにあたっての職場によくある課題や事例がリアルに描かれていた。多くの企業は、制度や個人スキルにフォーカスした働き方改革をするが、場やプロセスの観点も大事だとし、具体例を紹介しながら対策が書かれている。
職場の働き方改革の問題点がうまくまとまっている。
KPT(Keep, Probl...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月04日
すごく共感しました。
・トップダウンで、指示出した後に誰か意見を出してくれる勇者を待ってる。
・意見を出してもモンスターが沢山いる。
・中間管理職はそれどころじゃないから乗り気じゃない。
・結果勇者はその組織から抜ける。
この現状はすごい納得したのと、どうすればよいかの解決策もすごい腹に落ちました...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月29日
そもぞなぜこれを行うのだろうか、と、仕事の目的を考えることは、日々仕事を効果的•効率的に行うために重要
私たちの体には、「ホメオスタシス」という常に安定的な状態を保持しようとする機能が備わっていて、変化に抵抗してしまう
仕事の量は、完成のために与えられた時間を全て満たすまで膨張する
定期的に...続きを読む