東京裏返し 都心・再開発編
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東京裏返し 都心・再開発編

1,188円 (税込)

5pt

4.0

渋谷駅前の再開発、麻布台ヒルズをはじめとした巨大商業施設の建設、神宮外苑の樹木伐採の問題・・・・・・。東京オリンピック後も止まない巨大資本による再開発に揺れる東京。私たちは都市をどのように捉えればいいのか。そのヒントは「街歩き」にある。都市論の大家の著者が自らの足で都心南部を歩きながら、かつての軍事施設の痕跡や、失われた川や暗渠を辿ることで、都市の構造を掘り起こす。誰も見たことのない「東京」が現れる、7日間の社会学的街歩きガイド。

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東京裏返し 社会学的街歩きガイド のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 東京裏返し 社会学的街歩きガイド
    968円 (税込)
    これからの注目は「都心北部」だ! 『都市のドラマトゥルギー』から三〇年以上を経て、社会学者・吉見俊哉の新たな都市論が完成。これまでに東京は三度「占領」されている。一度目は徳川家康、二度目は明治政府、三度目はGHQによって。消された記憶をたどっていくと、そこに見え隠れするのは、日本近代化の父と称される渋沢栄一であった。本書の中核をなすのは、都心北部―上野、秋葉原、本郷、神保町、兜町、湯島、谷中、浅草、王子といったエリアである。これらは三度目の占領以降、周縁化されてきた。しかし今、世界からも注目される都心地域へと成熟している。まさに中心へと「裏返し」されようとしているのだ。詳細地図つきで街歩きガイドとしても最適。○「街を見失わないために、ゆっくり移動することの価値を復権させましょう。エンデが『モモ』のなかで示した時間論を、私たちは東京の街歩きにも活かしましょう。モモの冒険が「灰色の男たち」から人々の時間を取り戻す挑戦であったのと同じように、私たちの街歩きもまた、高度成長期以降の開発主義の東京から、再び人間的時間を取り戻す戦略を含むことになります」――吉見俊哉
  • 東京裏返し 都心・再開発編
    1,188円 (税込)
    渋谷駅前の再開発、麻布台ヒルズをはじめとした巨大商業施設の建設、神宮外苑の樹木伐採の問題・・・・・・。東京オリンピック後も止まない巨大資本による再開発に揺れる東京。私たちは都市をどのように捉えればいいのか。そのヒントは「街歩き」にある。都市論の大家の著者が自らの足で都心南部を歩きながら、かつての軍事施設の痕跡や、失われた川や暗渠を辿ることで、都市の構造を掘り起こす。誰も見たことのない「東京」が現れる、7日間の社会学的街歩きガイド。

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東京裏返し 都心・再開発編 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    素人にもわかりやすくて面白く読めた。江戸幕府が作り上げた江戸の街を、明治に薩摩藩長州藩が東京として作り直し、関東大震災と大戦を経て、東京の街は道路中心主義の資本主義的再開発によって再構築されていく。そこでは、徳川将軍の墓を増上寺の暗所に押しやった芝プリンスホテルの開発や、戦後の経済難に苦難する華族か

    1
    2025年04月09日

    Posted by ブクログ

    読み始めてすぐにちょっと私には難しいかも…と思いながらも暗渠という言葉に惹かれて読んでみました。
    暗渠、この言葉を知ったのは他の小説を読んで興味を持ちこの本を読んでみる事に。
    東京は暗渠が沢山あり、歴史に触れながら、街を舞台に話は進んでいきます。
    知らなかった東京、何故今の形になったのかが知れて難し

    0
    2025年07月06日

    Posted by ブクログ

    渋谷、六本木、下北沢、代官山、新宿、赤坂などの都心南部の川の暗渠や台地を中心とした都心の街歩き
    東京が3度の占領を経験した都市であることを紐解くことで、その時代の権力者たちの思惑や考えが見えてくる。
    東京が寺や神社が多い理由。現代と比べて、科学的な裏付けがない時代で神様が身近であることや、人口が増え

    0
    2025年05月29日

    Posted by ブクログ

    <目次>
    はじめに 街歩きの文明論~狭く、曲がった、下り坂の楽しみ
    第1日  駅から丘へ、丘から川へ、渋谷川筋を歩く
    第2日  古川流域で高低差を実感し、町殺しの現場に遭遇
    第3日  目黒川上流域のふたつの「川」と「まち」の地層
    第4日  三田用水沿いに織りなされる軍都と自然
    第5日  蟹川と新宿歌

    0
    2025年01月18日

    Posted by ブクログ

    街歩きを通して、軍都や川、再開発の様子を見ることができました。

    スマホのマップに頼るだけではなく、たまには直感で曲がり角をまがり、まだ知らない景色を見る余裕さをもちたいなと思いました。

    0
    2024年12月31日

    Posted by ブクログ

    歴史的視点で、都市の点を線にし、裏返す楽しさ、深み。
    街歩きのヒントを沢山頂きました。

    中規模河川が都市の動脈、用水や上水が都市の静脈、
    小規模河川は都市の毛細血管(本田創)
    高台 江戸時代の大名屋敷、堤清二の買い漁り
    低地 曲がりくねった道 庶民


    三田用水
    東禅寺 高輪 初代駐日英国大使オー

    0
    2025年08月17日

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