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本書は、前作『言葉が鍛えられる場所』の続編であり、
これまでわたしが書いてきた本の中でも、
特に愛着のある一冊になりました。
というのは、いかなる制約もなしに、
大好きな詩人たちのヴォイスを聴きながら、
書きたいことだけを自由に書くことができたからです。
その静謐なヴォイスの向こう側に、
見たこともないような風景が立ち上がってくるのを目撃するという体験を
読者と共有できれば、これ以上の喜びはありません。
――――― 平川克美
「何の役にも立たない」から読みたくなる。
珠玉の言葉、魂の言葉が詰まったエッセイ。
われわれ人間にとって見えないものとの対話とは何を意味するのか?
Posted by ブクログ 2020年06月08日
読み終わった時、この本がこれほど自分の中に滲み入ることになるとは、読み初めにはわからなかった。
最初の方は、すでにどこかで読んだことがある内容のような気がして、平川さんのお書きになったものもわりと私普段から読んでいるんだなぁ(内田樹先生同様に)と思っていた。
詩がたくさん引用されているのだが、私は...続きを読む
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