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必死で 情けなくて まぬけな 愛すべき「私たち」
ネット古書店でエゴサをしていたら、サイン入り自作が売りに出されていることに気づいた作家「イ・ギホ」。しかも他の作家の本より格安、酷評のコメン付きだった。悶々として眠れぬ作家は、出品者に直接会おうとはるばるでかけるのだが……。(「チェ・ミジンはどこへ」)
夫殺害の嫌疑をかけられながら逮捕されなかった女が、十数年後、時効を3か月後に控えて自首した。一体なぜなのか。(「ずっと前に、キム・スッキは」)
「あるべき正しい姿」と「現実の自分」のはざまで揺れながら生きる「ふつうの人々」を、ユーモアと限りない愛情とともに描き出す。——韓国文学の旗手による傑作短編集
【もくじ】
チェ・ミジンはどこへ
ナ・ジョンマン氏のちょっぴり下に曲がったブーム
クォン・スンチャンと善良な人々
私を嫌悪することになるパク・チャンスへ
ずっと前にキム・スッキは
誰にでも親切な教会のお兄さんカン・ミノ
ハン・ジョンヒと僕
あとがき
訳者解説
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Posted by ブクログ
短編?中編?集です。
わたしは作者が事故の当事者にインタビューする形式で書かれたひと作品が特に好きでした(題名は忘れたが)。
韓国文化をわかってる人が読むとさらに面白いんじゃないのかなと思いました。別に知らなくても読めるんだけど、例えば教会のお兄さん교회오빠 とかは韓国歌謡にも出てくる割とよく使われているきまり文句で、一口じゃ説明できないニュアンスを含んだ言葉ですから、実体験として知ってる人の方が人物の想像はしやすいかなと思いました。(わたしも大して知らないですけど、知ってたらもっと面白く読めたという想像)
でも、知らなくてもめっちゃ面白く読めると思います。大体は「普通の人の話」なんですが、社会の空気感や慢性的な問題なども織り込まれているので、だらけることなく読み進められました。それがいわゆる文章力ってことでしょうか。
この作家さんはあまり外れがなく他の本も読みましたがよかったです。韓国語勉強もっとやって原書読めるように早くなりたーい
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