源頼朝 武家政治の創始者

源頼朝 武家政治の創始者

990円 (税込)

4pt

一一八〇年、源頼朝は平氏追討の兵を挙げた。平治の乱で清盛に敗れて、父義朝を失い、京から伊豆に流されて二十年が過ぎていた。苦難を経て仇敵平氏を滅ぼし、源氏一門内の対抗者たる義仲と義経を退け、最後の強敵平泉藤原氏を倒し、武門の頂点を極めた頼朝。流人の挙兵はなぜ成功し、鎌倉幕府はいかなる成立過程を辿ったのか。何度も死線をくぐり抜けた末に武士政権樹立を成し遂げ、五十三歳で急逝した波瀾の生涯。

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源頼朝 武家政治の創始者 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本書は、話題となった『河内源氏−頼朝を生んだ武士本流』(中公新書、2011年)の続刊。『河内源氏』も読んだが、当時書いた感想には「よくわからなかった」と書いてあった。「よくわからなかった」本の続刊を読む起動力となったのは、もちろん2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の影響が大きいが、同様に(ある

    0
    2022年06月29日

    Posted by ブクログ

    頼朝の冷静さ、時には冷酷に見える所業も伺えるが、彼自身の困難な生き様を読むにつけ、時流を読み的確に判断する有能な為政者として、創始者として仰ぎ見られる存在と強く感心した。

    0
    2025年08月12日

    Posted by ブクログ

    頼朝。

    頼朝の人生ってやりたくない。

    大学時代、この人を少し勉強して、よくノイローゼにならなかったなぁって思う。

    惜しむことは2代、3代に繋がらなかったこと。

    後継者の育成は難しい。

    0
    2023年05月27日

    Posted by ブクログ

    言わずとしれた鎌倉幕府創設者の評伝。英雄視される義経と対置される事もあって、あまり良い印象を持っていなかったけれども、読み終わって評価を改めさせられた。朝廷政治との関わりなども含め、色々と興味深い内容でした。

    0
    2019年10月24日

    Posted by ブクログ

    歴史小説から、歴史書へ。

    伊東潤さんの『修羅の都』(頼朝と政子の話)から頼朝の生き様に興味がわき、歴史書へ。

    新書、面白い。簡潔で分かりやすく、濃い。

    0
    2019年06月29日

    Posted by ブクログ

    頼朝の本は初めて読みました。義経との関係性についてはわかったような理解しきれないような・・・何度か読み直してしっかり理解したいと思います。
    後継者問題や朝廷との関係など、後に家康はよく勉強していたのだと感じました。

    0
    2019年02月16日

    Posted by ブクログ

    源頼朝の生涯を描いた作品。
    頼朝の視点・立場から頼朝の行動理由が書かれていました。
    義経討伐の理由を頼朝の立場から追っていましたが後の範頼等の他の源氏一門の処置については資料が無いのもあり簡単にしか書かれておらず残念。

    0
    2021年06月19日

    Posted by ブクログ

    自力救済の東国において、いかに頼朝政権が危ういバランスの下に成り立っていたかがわかった。頼朝の力の源泉が、官位や荘園の寄進など、中央との関係にあったことは興味深い。

    0
    2019年04月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    奥州藤原氏の存在が大きくなった
    歴史って丁寧に調べた本を読むと、事件の連続等
    ではなく、時代の当事者が目の前の状況に応じて、
    周囲を睨みながら行動するのが理なんだと再認識
    藤原基成が平泉に流されながらも秀衡と協力して
    後白河法皇た清盛、そして治承4年以降の乱への
    舵取りする中での義経利用・・・歴史っ

    0
    2020年05月25日

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