東アジアの論理 日中韓の歴史から読み解く

東アジアの論理 日中韓の歴史から読み解く

902円 (税込)

4pt

3.5

強権的な姿勢を強める習近平政権、慰安婦問題や徴用工判決で悪化する日韓関係……。中国や韓国は同じ「漢字・儒教文化圏」に属すと言われるが、日本人にはわからないことだらけだ。日本には日本の立場がある一方、両国にもそれぞれ固有の思考・論法があり、それを理解するには歴史をひもとくのが最善である。本書は、近年の時事的な話題を切り口に、歴史的アプローチから日本・中国・韓国の違いを知るためのヒントを示す。

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東アジアの論理 日中韓の歴史から読み解く のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    連載コラムを集めたものなので、一つの作品、論考と思わないで読んだ方が期待を裏切らないと思います。中国が一国二制度を嫌がる理由(かつて列強侵略の足掛かりとなったという認識)、中国の法治主義(rule by law)、韓国の党派抗争とイデオロギー至上主義。ここら辺はなるほど、と思いました。

    0
    2020年12月10日

    Posted by ブクログ

    日中・日韓の摩擦は歴史問題が絡むだけに難しいものだが、戦後70年以上たっても未だ尾を引いている現状を見るにつけ、外交論理のみではなく国民文化の違いに眼を向けざるを得ないと思っていたが、本書はそこをわかりやすく教えてくれている。
    一般向けの新書にしてはちょっと文章が硬い様にも思えるが、中韓の国民論理が

    0
    2020年04月16日

    Posted by ブクログ

    日本の周辺諸国、中国・韓国・北朝鮮に台湾と、歴史も文化も異なるこれらの国々。特に最近(2023年)は北朝鮮が活発にミサイル発射を繰り返し、偵察衛星も打ち上げようとするなど、周辺諸国へ積極的に影響を及ぼそうとしている。当の北朝鮮は確信的に周辺国、特に日本とその背後にいるアメリカを意識しつつも、発射実験

    0
    2023年06月16日

    Posted by ブクログ

    中韓の振る舞いを見て「理解できないことが多い」と感じることは多いのだが、本書は日本との考え方の違いを歴史の視点で解説した一冊である。

    「言行不一致は、中国のお家芸」「法理ではなく情理、法治よりも情治・人治」の背景がよく分かる。

    著者は相当な“本読み”のようで、文章も洗練されている。本読みの本で困

    0
    2021年05月15日

    Posted by ブクログ

    2017年~2019年頃の時事的な話題を切り口に、歴史的アプローチから日本・中国・韓国の違いを知るためのヒントを提示。『週刊東洋経済』に「歴史の論理―東アジアと日本の運命」と題して連載されたコラムをまとめたもの。
    著者の歴史書は骨太でいつも楽しみにしているが、本書は正直期待外れだった。雑誌の連載コラ

    0
    2020年07月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大変同意する。が、日本を韓国から向こう側と違うというなら、なんでベトナムと違う位置づけにするかはわからなかった。私はそちらに入れていいと思ってたのだけれど。

    0
    2021年07月11日

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