漢字のいい話(新潮文庫)

漢字のいい話(新潮文庫)

小説・文芸
649円 (税込)

3pt

3.7

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「道」という文字には怖い意味がある。「女」「母」「婦」「妻」などの文字からわかる古代人の女性観は? 「為」は昔、中国に象がいた証拠! 甲骨文字の由来や筆記用具と書体の密接な関係、ローマ字に比べ「遅れた文字」とされてきた漢字が、コンピュータやスマホの時代には意外に便利で新しいことなど、日本人が日常的に使う表意文字の面白さと奥深さを、漢字学の第一人者が縦横無尽に語る。(解説・阿刀田高)

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漢字のいい話(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    漢字は表意文字。いつも何気なく使っている漢字にも深い意味があったり、由来を聞くと聞くとなるほどと思うことが多い。

    漢字は表意文字。いつも何気なく使っている漢字にも深い意味があったり、由来を聞くと聞くとなるほどと思うことが多い。

    本書はそんな目からウロコの蘊蓄話と奥深い中国の字典(事典、辞典ではない)を探しなど、いろいろな雑誌からのより抜きのコラム等を一冊の本にまとめたもの。

    春という字がなぜ春画などエッチな意味になるのか、道という字と首の怖い関係など漢字の成り立ちは面白い。

    本書で興味深いのはワープロの普及により書けないけど読める使える漢字が格段に増えたということ。日本なら常用漢字、中国の簡体字のように、複雑な漢字は敬遠され簡略化されていく傾向にある。それがワープロを使用して読めるが書けない難しい漢字を使う傾向にあるという。「有難う御座います。」のような過剰な漢字の使用は避けたいが、それでも表意文字ならではこそ伝えられる文意がある。安易な漢字の制限よりは望ましい風潮だろう。

    表音文字を使わない中国で外来語を取り入れるための訳語も面白い。
    可口可楽、魔術霊、剣橋大学など。

    他にも中国で新婚の新郎が初夜のことを、北→比→臼と表現したり、漢字ならではの書道の魅力など。

    何気なく使う漢字の奥深い話を堪能できます。

    0
    2020年02月14日

    Posted by ブクログ

    おまけのコラムの方が面白かったりする。
    トリビア感満載で気軽に楽しく読めます。
    しかしまぁ何ですな、昔から人々は下ネタが好きだったんだなぁ、ある意味、変わらぬ安定感。

    0
    2026年08月19日

    Posted by ブクログ

    漢字の第一人者が、漢字についての蘊蓄を綴った好署。
    息抜きのようなコラムが、門外漢には特に面白い。
    「漢字歳時記」では、恭賀新年が取り上げられる。この「恭」という字、現代の中国では「大便」という意味があるそうだ。これを知ったら、年賀状には使えないね(笑)。
    「色っぽい話」には、新婚初夜の夫婦についての中国の小話集が紹介されている。1日目の答えは「北」、2日目の答えは「比」、3日目の答えは「臼」。男女の向きを表しているそうだ!

    0
    2020年01月21日

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