中大兄皇子伝 下
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中大兄皇子伝 下

715円 (税込)

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理想に胸を焦がした権力者の「焦燥」と「妄想」――既得権益に淫(いん)する輩(やから)と国内で対峙(たいじ)し、外交では唐・新羅の侵略を畏(おそ)れる。いったい、真の敵は誰なのか? 人望高まる弟に嫉妬し、妹に肉欲を覚える権力者の胸中には、孤独感と猜疑心が膨らんでいった。そして最大の理解者・中臣鎌足がこの世を去った後、改新の英雄の体にも異変が……。歴史巨編、ついに終末へ! <上下巻>

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中大兄皇子伝 のシリーズ作品

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  • 中大兄皇子伝 上
    715円 (税込)
    若き皇子、革命に燃ゆ。ほとばしる情熱と欲望を見よ! ――吾(われ)の裡(うち)には、鬼が棲みついている! 新しい律令国家を建設するために必要なことは「革命」。それを邪魔する者は、心を鬼にして殺さなければならない、と、若き皇子は、蘇我入鹿の首に刀を突き刺した……。数々の禁忌を打ち破り、大化の改新の立役者となった中大兄皇子。その常人離れした野望を描いた歴史大作。<上下巻>
  • 中大兄皇子伝 下
    715円 (税込)
    理想に胸を焦がした権力者の「焦燥」と「妄想」――既得権益に淫(いん)する輩(やから)と国内で対峙(たいじ)し、外交では唐・新羅の侵略を畏(おそ)れる。いったい、真の敵は誰なのか? 人望高まる弟に嫉妬し、妹に肉欲を覚える権力者の胸中には、孤独感と猜疑心が膨らんでいった。そして最大の理解者・中臣鎌足がこの世を去った後、改新の英雄の体にも異変が……。歴史巨編、ついに終末へ! <上下巻>

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中大兄皇子伝 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年10月02日

    (上巻から続く)黒岩はその冒険に成功したといえるだろう。もちろん現代人の黒岩が中大兄皇子の思考や心情を完全に把握することなどできるわけがない。しかしこれは歴史を題材にとった小説なのだ。小説であると思えば、読者は黒岩の創出した新しい中大兄皇子像に共感にせよ反発にせよ、その傑出した生涯に何かを感じられる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月26日

     上巻で大化の改新が終わってしまうので、少しトーンダウンしてしまうのはまあ、しかたないかな。でも、弟への嫉妬、憎しみというまた新しい見所があります。一人称で書かれているのがその効果を更に増しています。

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    Posted by ブクログ 2011年04月02日

    下巻
    人物自体に魅力を感じてないせいか、どうも最後まで馴染めなかった。革新者という人物像は普通もっと魅力を感じるのだが
    通説通り実妹との姦通は問題となるのか。
    人間老いるとやはり目が曇ることのこれも典型か?

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年03月22日

    既得権益に淫する輩と国内で対峙し、外交では唐・新羅の侵略を畏れる。一体、真の敵は誰なのか?人望高まる弟に嫉妬し、妹に肉欲を覚える権力者の胸中には、孤独感と猜疑心が膨らんでいった。そして最大の理解者・中臣鎌足がこの世を去った後、改新の英雄の体にも異変が―。歴史巨編、ついに終末へ。

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