真珠の世界史 富と野望の五千年

真珠の世界史 富と野望の五千年

ビジネス・実用
1,320円 (税込)

6pt

4.3

古来、真珠は高価な宝石で、貴重な交易品だった。『魏志倭人伝』は邪馬台国の大量の真珠について記し、マルコ・ポーロやコロンブスは日本の真珠に憧れた。新大陸で新たな産地が発見されると、一大ブームが巻き起こる。そして二十世紀初め、価格を吊り上げていたカルティエやティファニーに衝撃を与えたのが、日本の養殖真珠だった。こうして真珠王国日本が誕生する。本書は誰も書かなかった交易品としての真珠史である。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    真珠の世界史 富と野望の五千年
  • タイトルID
    :
    714622
  • ページ数
    :
    328ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年02月14日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    25MB

閲覧環境

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真珠の世界史 富と野望の五千年 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いま読んでる

    「一般に、新しいものが生まれた場合、それが素晴らしければ素晴らしいほど、すんなりとは受け入れられない。
    既存のシステムで恩恵を受けている人々が守旧派となり、反発するからである」p104

    「日本の真珠養殖は海とアコヤガイさえあれば生産できる国産のイメージがあるが、真珠養殖の革新的な部分を輸入に頼る構造になっているのである」p123

    0
    2025年03月22日

    Posted by ブクログ

    その名の通り真珠の世界史。


    率直に名著。
    よく真珠について、こうした俯瞰的な歴史書としてまとめたと思う。
    歴史における真珠の価値、御木本に代表される日本の近現代の真珠史、現代ファッション誌における真珠など、観点も多様。


    これぞ中公新書という感じの出来。

    0
    2019年04月03日

    Posted by ブクログ

    基本世界をどこに視点を当てて観るのか?が自身の世界との付き合い方であると思ってるが、本書に出会うまで殆ど注目してこなかった世界に一歩足を踏み入れることができた。と核心している。年末の伊勢志摩訪問により出会った本書により以前より好きで接し続けているコムデギャルソンのミキモトアクセへの購買意欲はより一層高まった(^^)

    罪作りな書籍だわ。ほんとに◎

    0
    2022年02月06日

    Posted by ブクログ

    今では当たり前のように目にする真珠ですが、よく考えてみれば、
    自然現象として貝の中に起生したものを取り出すしかなかった宝石なので、
    宝石としての希少価値は凄かったんだな、と実感させられました。
    雑学的な読み物として面白かったです。

    0
    2013年11月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中国では水中に産するたまを「珠」といい山に産するたまを「玉」と言ったらしい。
    宝石を表す「珠玉」の中で「玉」とは違う輝きを放つ真珠に人々は魅せられてきた。
    そんな真珠とそれを求める人々の歴史を新書とは思えないほどガッツリ読むことが出来ました。

    クレオパトラの真珠を酢に溶かして飲み、ローマの将軍アントニウスを驚かせたエピソードは有名だが、かつて真珠の養殖技術が確立する以前、ダイヤより価値があるとされた時代があった。
    大航海時代の真珠の収奪、モードの変遷による益々の真珠ブーム。
    ローゼンタールが世界の天然真珠市場を掌握した時、日本で御木本幸吉が半円真珠の養殖に成功。
    見瀬辰平が世界初の球形真珠を作り出し、藤田昌代がその実用化に成功する。
    養殖真珠を排斥しようとする海外の真珠シンジケートと御木本の訴訟合戦。
    天然真珠の市場の大暴落。
    モードの変遷による真珠ブーム。
    第2次大戦による日本の真珠生産の中断。
    戦後、真珠は主要な輸出品となり日本は世界に冠たる真珠王国となるが、モードは真珠ブームを起こしもするがブームを終わらせる事もする。
    まさかミニスカの流行でそこまで真珠業界がダメージを受けていたとは・・・。
    輸出中心から国内消費に重点を置くようになった日本。
    高度成長期とバブルに踊っている内に、オーストラリアやタヒチ、インドネシア等の養殖真珠業の確立によって日本の真珠は存在感を無くしていた。
    さらに養殖による環境汚染で赤潮や感染症で真珠を生み出す貝の数が現象するなどの問題に悩まされている。

    0
    2016年01月28日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    うう…読めない…頑張る…
    長いよ〜入ってこないよ〜
    すごいな著者…すごいマニアやな…

    ポルトガルひでーな!
    ザビエルの布教って真珠奪うために現地の住民を改宗させるためで、長崎に来たのも大村で真珠が採れてたからってびっくり!!

    やっと世界史終わって日本史に入ってくれた
    ミキモト幸吉が海域を独占したけど裁判で地域住民に取られてあらゆる手を使って真珠養殖を邪魔するってやっぱり漁業権争いってヤクザっぽいな
    でも新入りに海汚されてダメになったら最悪なのも分かる
    そして今のミキモトの養殖場の閑散っぷりを見たら、兵どもが夢の跡って感じ

    待って!見瀬さんめっちゃいい人やん!御木本の名前ばっか残ってさ…見瀬さんが養殖場作ろうとするのを阻止したりして悪い奴なのにさ…
    見瀬の石碑を作ろうとしたら阻止するとかさ…子供なん?
    今真珠作らず買って売ることをしてるそうだけど、商魂たくましい感じなのかな?技術を広く継承していくってよりかは
    ミキモトのプライドを持って情熱的に取り組んでたって感じだもんな、中の人には優しいのかな福利厚生はどうなのかな?

    "ところで西川は御木本の次女を娶っていた"
    エエ?!

    "当時御木本養殖場では従業員の発明は御木本名で出願することになっていた"
    なんで?!やっぱ悪い奴やわ
    真珠をめぐる世界史の章でも、世界が真珠に熱狂したのはお金のためだし、真珠の美しさより真珠による一攫千金の博打を狙ってるんだよね
    ミキモトの中の人の研究者は美しさに魅せられてって感じだったけど
    そしてどれだけお金を手にしたと思っても海に育ててもらうものだから、いきなりパーになることもある
    今だって海水温の上昇で採れないし、採れすぎても値段が下がったりして生活は安定しない
    呪いの宝石では?

    卵抜きって方法やば…
    貝にとっても最悪よな
    真珠採ったら捨てられるんだもんね…

    "御木本幸吉という人は日本では同業者に容赦がなく、人々の怒りや恨みを買うことも少なくなかった。しかしそのような人物だからこそ、国際的な真珠騒動が起こっても一歩も引かず、ヨーロッパの真珠シンジケートと対峙することができた。西洋に日本の養殖真珠を認めさせたのは、御木本の強烈な個性でもあった。"
    唸った〜〜〜ノンフィクションおもろ!!!
    お金とかよりミキモトのプライドってことか

    藤田昌世!!琵琶湖の淡水真珠のピンクがかかった養殖真珠をペルシア湾の天然真珠によく似てるからってペルシア湾産真珠として売ってそれを嬉しそうに語るって面白すぎるだろ笑笑

    "真珠不況によって真珠養殖業者の倒産や撤退が相次ぎ、生産者は三分の二以下に減少していた。御木本もこの時期、真珠養殖業から撤退していき、真珠を外部調達する会社となった。そのことは御木本のような名門が海の環境悪化に生産者として向き合わなくなったことを意味していた。漁場の環境改善は家族経営がほとんどの中小零細の養殖業者にゆだねられたのだった。"
    むむう

    やっと読み終わった!頑張った!
    おもしろかった

    0
    2026年02月22日

真珠の世界史 富と野望の五千年 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    真珠の世界史 富と野望の五千年
  • タイトルID
    :
    714622
  • ページ数
    :
    328ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年02月14日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    25MB

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