運びの犬 1

清水ヤスヲミ

痛みを感じぬ男・イヌイ。職業はAV女優専門の「運び屋」。ある日、SNSで話題の「千年に一人の美少女」を運ぶ依頼が舞い込み…!? 圧倒的新時代バイオレンス! 超外道“運び屋”ストーリー開幕!

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 青年マンガ
• 出版社: 秋田書店
• 掲載誌・レーベル: 別冊ヤングチャンピオン
• ページ数: 210ページ
• 電子版発売日: 2020年01月20日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 47MB

[匿名 · ★★★★★]

痛みを感じないとはいえ

痛みを感じない主人公ではあるものの、なかなかインパクトのある描写がおおい。かなりシリアスな展開で面白い、

＃怖い ＃ダーク

[nura · ★★★★★]

運び屋といえど命がけ過ぎる。こんなのイヌイさんしか務まらない。何を考えているかわからないようで、きっと優しい心をもっているだろうイヌイさんのこれからが気になります。

＃感動する ＃ドキドキハラハラ ＃怖い

[じゃがいも · ★★★★☆]

意表つくバイオレンス作品

凄まじいほど意表つくバイオレンス作品である。売れる作品の常として、冒頭十数ページほどの間で読者の心を掴む必要があるのだが、この作品はまさにその通りの出来である。
「痛みを感じない」ということをこれほどまでに表に出した作品はないのではなかろうか。グロテスクで残虐な場面は苦手ではあるが、作者のアイデアに驚嘆した。
ココアの心の強さ、逆に麻薬覚醒剤の怖さにもショックを受けた。

[exelance · ★★★☆☆]

無料で１巻のみ読んだ感想

性関係が職業の女性はメンタルや人間関係にいろいろ問題が多く、仕事場に来ないことも多いので、そういう子をつれて来ることを仕事にしている男が主人公。てっきり、現実にそういう仕事があって、その仕事で実際にあったおもしろエピソードや裏事情を紹介するリアル系の職業漫画だと思っていたが、全然違った。ストーリーは良くも悪くも脚色されたエンターテイメント的な展開で、リアルな話ではない。そして他の巻の冒頭数ページを読んだ限りだと、なんか背後で国を支配する超巨大な特権階級裏組織（？）に主人公が立ち向かうという、ヒーロー系の壮大な話になってるっぽい？
期待していた内容とは違った。評価が高評価と低評価に二分してるのも、たぶんそこが原因かも？

[amie · ★★☆☆☆]

ありえない

「痛覚がない」からと言って、腹ざっくり割れて内蔵出て無事な訳がないし、熱湯浴びて平気なわけがない。
ケンカでは有利だろうけど、かといって無敵になれるわけでは決してない。
この前提からそもそもおかしいので、リアリティがゼロ。
もうどうせなら、「異能力者で傷がすぐに再生する」とかの方がまだ説得力があっただろうに。

内容的には完全に「チャンピオン」系のバイオレンスもの。
それに新しいエッセンスを盛り込もうとしたけど、設定も絵も追い付いていなかったという感じ。

かなりひどい作品だと思う。

[★★★★★]

謎多き男

主人公はイヌイという顔に傷のある男。
彼は運び屋の仕事をしている。
ただ、薬物とかそういったものではなくAV女優専門の運び屋だった。
職業柄精神的に不安定な子が多く現場に来なかったり、遅れたりするために何としてでも彼女たちを連れてくるという仕事だ。
当然トラブルに巻き込まれることもある。
女の子が精神的に不安定になって刃物を振り回してもうろたえないし、刺されたり殴られても淡々としている。
実はイヌイは痛覚がマヒしているらしい。
といっても先天的なものではないらしい。
ある日イヌイは訳ありの女の子を運ぶ依頼を受ける。
彼女は森永ココアという女子高生で、SNSでバズってる美少女だ。
現時点では未成年なのでAVには出れないが、卒業した後に本人に出演する意思があるため早急に東京に連れていきたい、ただ有名人のためほかの事務所に強奪される可能性があるくらいに将来金を生み出す人材だから絶対に奪われないようにしろとのことだった。
彼女の地元に行くとどう考えても子供が暮らせる環境ではない。
父親の借金を母親が体を売って肩代わりをする中で母親はクスリ漬けになり、ココアは借金取りに身辺をうろつかれ、地元では悪い意味で有名人として白い目で見られている。
AVに出るのも借金を返すためではあるが、このまま地元にいても母親の二の舞になる、体で稼ぐにしても自分で自分の人生を選びたいと言った。
そんな彼女をめぐって様々な勢力が動く中、必死に守るイヌイだが、ココアの母親に銃で撃たれてしまう。

とても衝撃的な設定、ストーリーだがすんなりと読める。
続きが気になる。

＃ドキドキハラハラ ＃カッコいい ＃ダーク