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『失敗の本質』は、日本陸海軍の戦略・作戦の失態を鋭く分析した組織論研究の古典的存在とされている。だが、今も日本ではその教訓が十分に学ばれているとは言い難い。戦略思考の源流は、古代の『孫子』に始まり、19世紀のクラウゼヴィッツの『戦争論』で深化され、現代でも米国・中国の各軍大学校において真剣に学習されている。これら戦略古典でもって『失敗の本質』に採り上げられた例も含め日本陸海軍の戦いを再検討し、現代日本の賢慮なる戦略思考の活性化を図りたい。
...続きを読むPosted by ブクログ 2020年01月09日
satsukiさんのレビューをみていろいろ考えた。
結論としては、本書は新書では書ききれない内容なのではないのかと思う。事例が『失敗の本質』で既に取り上げられていることは、『失敗の本質』を深めるため致し方なく、その他の事例も、横断的な考察であり、単一論点の本ではないので紙幅の制限がある。
ならば...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月03日
戦前の日中戦争から太平洋戦争、大東亜戦争
現場主導の国家戦略・ガバナンス不在の戦闘行為が国家を滅ぼすという、古今東西の自明の失敗
国が滅亡した失敗ながら「責任者」は不特定
A級戦犯なのか、それ以外なのか
こんな国は国を何度も滅ぼしてしまうのは必至
今もって戦争の名前すらハッキリしない
スタートは...続きを読む
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