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Posted by ブクログ 2013年02月15日
孫子とクラウゼヴィッツ、両者の共通部分を抽出し、補完関係と位置づけることでより現代的な意味を見出そうとする良著。
この本でいかにクラウゼヴィッツの『戦争論』が難解かを確認した。
また、まえがきで「日本は過去の戦争から何かを学ぼうとしたのか?」と問いかけているのが妙に印象的だった。まさしくその通りであ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年08月20日
孫子とクラウゼヴィッツのテキストを比較し、戦争の目的や達成目標などの共通点と相違点を明らかにした一冊。
両者の思想の違いは表にまとまっていて、それを見れば一目瞭然ではあるものの、実際は両者の著書を紐解いて読み解いていくので読んでいておもしろいし、両者は対象とする範囲が異なる、という説明があり、また...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年03月01日
比較対象として挙がりやすい両者だと思ったが、専門家からすると意外に比較は難しいということらしい。しかしながら本書は大枠で同じことを述べているとし、細かな共通点や相違を見ていく。
両者の時代と違い、大量破壊兵器の存在する現代だが、戦略面での考え方はいまだ有用であり、戦術面でもそれらの兵器を使用しない(...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年04月14日
何故★3つか。
これは軍事学をある程度知らないで読むと、そうとうしんどい上に分からないからだ。
かくいう私もそう(泣)さすが、米陸軍戦略大学校テキストである、基礎をやってから読むべし、と。
そもそも論じている階層が違うことなど、目から鱗。そういう発想なく触れていたので、これからは気をつけて戦争を読...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月23日
東西で有名な軍事理論書、孫子と戦争論を比較するという野心的な試みの書物だった。私は東洋史をやっていたこともあり孫子にはかなり親しみがあったが、概ね妥当な評価と感じる部分もあれば、牽強付会すぎると感じる点もあった。またリデル・ハートが数ヶ所に登場してくるが、戦略論を読む限りでは、彼は孫子の継承者である...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月28日
本屋さんでタイトル見て衝動買い。
私としては「戦略」それ自体に興味があるというより。
「日本人とは何か」を考えるにあたって、第二次大戦がハイライトだと思ってて、第二次大戦を考えるにあたって、それ以前の軍事戦略について知りたくて、そのためには『孫子』と『戦争論』だ、と。
そういう意味で、本書のタイトル...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月20日
アメリカ軍は「ベトナム戦争の敗北」を経験した。 その後、なぜ敗れてかを著名な大学教授が分析してそれをドクトリンとしてまとめ上げた。 過去の著名な軍学書を紐解きまとめ上げた。 これが孫子であり、クラウゼビッツである。 この敗戦を踏まえて教訓を活かすところにアメリカのすごさがある。 今後、海外への派兵に...続きを読む
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