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Posted by ブクログ 2023年04月13日
昨年から外国人や日本・ヨーロッパミックスの子供たちに日本語を教え始めた。漢字が苦手という14歳の子に漢字を教えるための準備運動のつもりで購入した白川静先生の本だが、恥ずかしながら、日本語を教える機会がなければ手にとって読むことはなかったと思う。漢字はけっこう面白いんだなと思い始めたのが漢和辞典を引っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
記念すべき1冊目は私が最も尊敬している学者、白川静先生の著作から。白川先生は甲骨文字や金文の字形を丹念に整理・分類し、その形と古代中国人の思惟構造とを突き合わせ、いわゆる「白川漢字学」を大成されました。この本はその「白川漢字学」の入門書です。古代中国の人は神を畏れ、神に祈り、神の言葉を残すために漢字...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月01日
あけましておめでとうございます。
新年最初の本は、以前から一度読みたいと思っていた白川静さんの『漢字』。
最初に言葉があり、次に文字があるという話から始まり、漢字を大切にしなければいけない気持ちにさせる本。
(1)文字は、その成立の当初においては、神とともにあり、神と交通するためのものであった...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月30日
濃密である。神意、神事があって、字は固まってくるとの立場。
漢字といえば形をもじった字からなるとの見方もあるが、抽象的な心象事項にも形をあてはめており、表意文字のすぐれた機能が説明される。
他方で、意味を十分にとらえることなく継承し、意味を十分に検討することなく用いられている字が圧倒的に多...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月27日
さまざまな漢字の成り立ちについて、著者自身の解釈が紹介されている本です。
白川漢字学の全体像は、『字統』『字通』『字訓』(いずれも平凡社)の三部作にまとめられていますが、本書では著者の研究成果の一端が語られており、白川漢字学とはどのようなものなのかということをうかがい知ることができる内容になってい...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月24日
[ 内容 ]
日本語の表記にとって漢字は不可欠の文字である。
にもかかわらず、文字としての漢字がどのようにして生まれ、本来どのような意味を持つものであったかを知る人は少ない。
中国古代人の生活や文化を背景に、甲骨文や金文、および漢字が形づくられるまでの過程をたずね、文字の生い立ちとその意味を興味深く...続きを読む
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