関ヶ原合戦は「作り話」だったのか 一次史料が語る天下分け目の真実

関ヶ原合戦は「作り話」だったのか 一次史料が語る天下分け目の真実

950円 (税込)

4pt

3.7

三成と上杉の「挟撃策」、午前中は押し気味だった西軍、迷う小早川秀秋……。通説の「関ヶ原」は完全に覆った! 豊臣秀吉の死後、天下を狙う徳川家康。一方、豊臣政権を守ろうとする石田三成は、上杉家の直江兼続とともに家康を東西から挟撃する策を練る。さらに関ヶ原で西軍は、後年、ドイツのメッケルに「西軍勝利」と言わしめたほど見事な布陣をし、東軍と互角以上に戦いながらも、小早川秀秋の裏切りで敗れた……。小説やテレビドラマ、映画等でおなじみのこれらの逸話は、後世に編纂された二次史料から生まれたフィクションであった。では、同時代の一次史料から関ヶ原合戦を眺めたとき、何が見えてくるのか。最新の研究を踏まえて、従来の関ヶ原のイメージを完全に覆す書。

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関ヶ原合戦は「作り話」だったのか 一次史料が語る天下分け目の真実 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    関ケ原の合戦を一次資料から丹念に分析した一冊。

    これまでの通説と違うところもあったが、とても勉強になった。

    0
    2022年06月12日

    Posted by ブクログ

    戦国武将というと、命知らずの豪傑で、「男」ではなく「漢」と書いて。
    “戦の国”なんて殺伐とした感じよりは、むしろ、欲望の赴くまま、溌溂と自分の国を広げていく、「戦国ろまぁ~ん」みたいなイメージがあるw

    そんな戦国武将だが、やっぱり生身の人間で。家は絶対大事、自分の立身出世も大事、とはいえ命は惜しい

    0
    2020年09月21日

    Posted by ブクログ

    歴史は勝者(の側)によって作られる。今や定説となっている(いつしか定説となってしまった)事柄を、今一度一次資料を丹念に検証すべき時が来ている。それを丹念に行うことで、この困難な時代を乗り越えるヒントが隠されている気がする。

    AIでくずし字が読める時代になってきたし!

    0
    2019年11月16日

    Posted by ブクログ

    関ヶ原合戦の定説を史料を精査して検証。秀吉死後から関ヶ原合戦までの体制や、直江状への疑義や兼続への責任転嫁、小山評定への疑義、毛利家の動き、大谷吉継の考え、田辺城攻め、先陣は井伊直政が事前に福島から譲らせていた、小早川秀秋は開戦から西軍と戦っていた、メッケルの西軍勝利発言はフィクションであること、な

    0
    2019年11月10日

    Posted by ブクログ

    一次資料に基づいて関ヶ原合戦の実態と通説との違いを描き出す。今でも多数の論点があり、新たな説が提示されている点がフォローされていて興味深い。

    0
    2021年10月04日

    Posted by ブクログ

    小早川や毛利は、関ヶ原合戦の前日には東軍入りし、合戦時には大勢が決しており、大河ドラマで取り上げられるような美談は、後日の創作がほとんどであることが分かった。

    0
    2019年11月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    時代の節目が楽しい
    アフター本能寺
    アフター秀吉死去
    今まで決めつけていたゴールは、別の物語ではスタートになるんだな
    さて、本書の毛利輝元が1598年五大老になったとき、石田三成達四奉行と勢力を作ったにしても、一番巨大だった家康にはかなわない、また前田利家・宇喜多秀家・浅野長政グループも勢力があった

    0
    2020年05月02日

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