諍いだらけの室町時代

諍いだらけの室町時代

2,200円 (税込)

11pt

4.0

「享徳の乱」「応仁・文明の乱」など戦国時代の扉を開いたとされる大乱をはじめ、室町時代には、将軍家・鎌倉公方家・関東管領家の抗争や、守護家内部での家督争い、「下克上」の象徴ともいえる守護代層による権力掌握など、数々の紛争がいたるところで勃発していた。
絶対的権力の不在による混沌を背景にした衝突と和睦の連続は、室町という時代を、実に複雑怪奇に彩ると同時に、ダイナミズムに溢れたものとしているのである。
本書は、この混乱に満ちた時代の中で、権力者たちがいかに繁栄、あるいは没落していったか、そしてのちの戦国の世がどう形成されていくことになったのかを、豊富な概念図や系図をまじえて解説する一冊。

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諍いだらけの室町時代 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    平安や鎌倉の時代に溜まった中世の矛盾が噴き出して室町時代は大混乱します。読めば対局観無く、場当たり的に権力を握る連中がわんさか現れます。この時代の混乱は現代にも生きていると思われます。自民党の一党支配、もしくはアメリカ支配が弱まるなかで新しい政治の模索はこの時代と同様の混乱を生むと思われます。
    今は

    0
    2025年07月08日

    Posted by ブクログ

    室町時代から戦国時代へ至る争乱は、
    応仁・文明の乱だけではない。
    将軍家・鎌倉公方家の内訌を発端にした関東での享徳の乱。
    応仁・文明の乱以降の明応の政変や将軍家・守護家などの
    紛争があった。更に、家督や守護職を巡る内訌、
    守護と守護代との抗争などでの、権力者たちの明暗を
    解き明かしてゆく。
    ・はじめ

    0
    2025年08月03日

    Posted by ブクログ

    結局、それぞれの守護大名が同族間で内輪揉めを繰り返し、さらに他の大名とも様々な利害関係から離合集散を繰り広げ、そしてそれは将軍家も同様の有様であったことから収集つかなくなったのが応仁の乱となり、それによりこれまでの権力者達が内輪揉めの結果衰退していき、守護代をはじめとする新たな勢力に取って代わられた

    0
    2022年09月09日

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