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Posted by ブクログ 2020年08月24日
でぇえ…本当に20歳(執筆している間は10代)でこれを書いたの、すごいな……自分が20歳の頃なんて思い出したくもないから比較はしたくない(できない)が…「早熟」なんて言葉では括れない才能な気がする…
解説も読みごたえあって面白かった、何となくコクトーと仲良かったみたいなイメージしかなかったからもう...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月09日
久しぶりに素敵な小説に出会えました。
登場人物の心理描写を1人の語り部が優れた洞察力でもって豊かに表している
中でも三角関係という泥々な恋愛シーンは殆ど少なく、主人公は2人の夫婦を丸ごと愛しているように思える所から思いやりに溢れるシーンがたくさんあり、癒された。
クライマックスのセリユーズ夫人にマオ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月29日
この小説において"誤解"は重要なキーワードになるのではないかと思った。
他者への誤解、または自分自身の心の誤解。
語り手の焦点が定まっていないため、全登場人物の内面を覗き見ることができるが、皆なんらかの誤解をしながら物語が進んでいく。
一方で、自分自身の心を素直に読み取れている人...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月04日
三年半ほど前、高校生のときに古書店で古い文庫を買って
積んだまま読まずに〈引っ越し処分〉していたことを思い出し、
反省しつつ光文社古典新訳文庫を購入。
早熟・夭折の天才と言われるレーモン・ラディゲの(短めの)長編小説。
1920年2月、パリ。
高等遊民の一種である二十歳の青年フランソワ・ド・セリユ...続きを読む
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