物理学と神

物理学と神

1,100円 (税込)

5pt

4.3

かつて神の存在証明を果たそうとした自然科学は、その発展とともに神の不在を導き出した……というのは、本当だろうか? 現代物理学の描く世界からは、宇宙に最初の一撃を与え、サイコロ遊びに興じる至高の存在はいまだ消え去っていないのではないか? 古代ギリシアから近代科学の黎明、そして量子力学まで、「神という難問」に対峙し翻弄される科学の歴史を、名手が軽妙かつ深く語り切る。唯一無二のサイエンス・ヒストリー!

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物理学と神 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年08月07日

    ひとつの学問が興り現代まで磨き上げられていく歴史の中で、神の概念がどう生まれどう捉えられどう利用されてきたか、という本。
    あとがきの狙い通り、物理学は門外漢の自分にもとっつきやすい話の流れになっていて興味深く読めた。
    特に6章の「人間原理の宇宙論」のあたりは、NHK子ども科学電話相談・長田美絵先生の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年02月11日

    神様と物理学
    世の中の成り立ちを知ろうとするとき、
    科学者が神についてどう考えたのか
    とても面白かった

    0

    Posted by ブクログ 2020年12月03日

    物理学が神との闘いであったことを、無神論者であると自称する著者がここまで熱心に主張することに非常に興味を感じた。アインシュタインが定常宇宙を主張した誤りが宇宙の永遠性を主張することから来たと言いながら、ホイルが揶揄するために使った用語である「ビッグバン」の理論が逆に聖書の記載通りであることを証明して...続きを読む

    0

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