女王(下)
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女王(下)

726円 (税込)

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古代史研究家であった妻、加奈子から、父の日記を手渡された荻葉史郎。父の春生は「自分はまちがいなく南北朝の末期にも生きていた」と記し、また、燃えさかる炎のような瞳をもつ女王、卑弥呼のもとにいたことをも詳細に記録していた。壮大な歴史の渦に呑み込まれた父と息子の軌跡を描く、連城ミステリーの精華。巻末に連城三紀彦「最後のインタビュー」も収録。

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  • 女王(上)
    770円 (税込)
    戦後生まれの荻葉史郎の中にある東京大空襲の記憶。だが彼を診察した精神科医・瓜木は思い出す、空襲の最中にこの男と会っていたことを。一方、史郎の祖父・祇介は、大晦日の夜にかかってきた一本の電話を受け、急遽旅に出た後、遺体となって発見された。邪馬台国研究に生涯を捧げた古代史研究家であった祇介が、吉野へ向かい若狭で死んだのはなぜなのか。瓜木は史郎と彼の妻・加奈子とともに奇妙な記憶と不審な死の真相を探るが。
  • 女王(下)
    726円 (税込)
    古代史研究家であった妻、加奈子から、父の日記を手渡された荻葉史郎。父の春生は「自分はまちがいなく南北朝の末期にも生きていた」と記し、また、燃えさかる炎のような瞳をもつ女王、卑弥呼のもとにいたことをも詳細に記録していた。壮大な歴史の渦に呑み込まれた父と息子の軌跡を描く、連城ミステリーの精華。巻末に連城三紀彦「最後のインタビュー」も収録。

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女王(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年11月26日

    連城三紀彦の長篇ミステリ作『女王〈上〉〈下〉』を読みました。
    久し振りにミステリを読みたくなったんですよね… 連城三紀彦の作品はアンソロジー作品『鉄ミス倶楽部 東海道新幹線50』に収録されていた『消えた新幹線』以来なので、約1年振りですね。

    -----story-------------
    時空を超...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年05月04日

    美しい表現、奇怪な謎、回想シーンが散りばめられた構成。
    そのどれもから発せられる雰囲気が非常にに幻想的であるだけに、身が震えるような真実が明かされ、その幻想が崩されたときの残酷さは言葉にならない。

    ただ、本書では少しその美しい表現が冗長に感じられる部分があり、そこがもったいなかった。

    そして、本...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年08月03日

    連城三紀彦は短編がいいという人が多いように思うが、自分としては連城三紀彦の長編にある、独特の何とも言えない読みにくさに妙な魅力を感じている。
    そのアクの魅力ときたら、『戻り川心中』でさえ、何か物足りない気持ちにさせるほどだ。

    あと、連城三紀彦というと、文章が美しいみたいに言われるけど、自分はあまり...続きを読む

    0

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