日本共産党の研究(三)
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日本共産党の研究(三)

770円 (税込)

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なぜ、共産党を支持できないのか。民主集中制という名の現在の宮本顕治独裁政治を批判する著者は、その源流である戦前の共産党成立から崩壊までの全歴史に遡(さかのぼ)って徹底的に解剖する。克明な取材による新事実を加え、政治と権力悪の本質に迫った企期的な通史。全3冊。第1回講談社ノンフィクション賞受賞。

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日本共産党の研究 のシリーズ作品

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  • 日本共産党の研究(一)
    902円 (税込)
    戦前の共産党の実態はどうだったか。その成立のいきさつ、コミンテルンによる支配、資金の出所、組織、相次ぐ転向者など──戦時下の弾圧による党崩壊までの激動の歴史を実証的に追い、当時の関係者の証言を記録する。理論や主張としてではなく、生きた人間研究としての初の本格的な通史。全3冊。
  • 日本共産党の研究(二)
    814円 (税込)
    強大な国家権力をまえにして、党幹部たちはどう行動し、党はなぜ崩壊していったのか。特高やスパイとの闘い、銀行ギャング事件、なだれを打って続々出てくる転向者など──厳しい弾圧の戦時下で革命をめざして闘った日本共産党の激動の歴史を追う。人と事件を中心とした画期的な通史。全3冊。
  • 日本共産党の研究(三)
    770円 (税込)
    なぜ、共産党を支持できないのか。民主集中制という名の現在の宮本顕治独裁政治を批判する著者は、その源流である戦前の共産党成立から崩壊までの全歴史に遡(さかのぼ)って徹底的に解剖する。克明な取材による新事実を加え、政治と権力悪の本質に迫った企期的な通史。全3冊。第1回講談社ノンフィクション賞受賞。

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日本共産党の研究(三) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年02月17日

     最終巻では、リンチ共産党事件から党壊滅および軍部独裁の時代まで、またリンチ事件と復権問題に関する付録と資料が収録されている。第二巻の終わりで、佐野学と鍋山貞親、さらに河上肇が転向したことに触れた。それだけではない。スパイMをきっかけにスパイ査問が広がり、体制側による大量検挙、党にまつわるスキャンダ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年04月16日

    本巻における主張は前2巻と変わっていない。

    本巻で読むべきは、本編の後に収録されている資料だろう。裁判記録や鑑定記録まで収録されている。

    さらに参考文献・資料も注目すべきである。本書の執筆にあたり、膨大な文献・資料に当たっているだけでなく、多くの関係者に対して取材を行っている。おそらく当時、共産...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年11月18日

    最終巻。いよいよ宮本顕治によるリンチ共産党事件の詳細が語られる。
    この事件のあと戦前の共産党は完全消滅する。

    宮本顕治。
    わたしの共産党のイメージは、やはりこの人が議長で、書記長が不破哲三という人。
    99歳で2007年に亡くなったそうだ。

    現委員長の志位和夫は宮本家の家庭教師だったそうです。ふ~...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    スターリニズムにつけられた民主集中制という日本共産党の母斑は、今も健在のよう。
    全然これとは関係ないが、宮本顕治の兄は農業をやっていて党とはまったく関係なかったが、顔だけはそっくりだったそう。

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月21日

    第三巻では、リンチ共産党事件の真相にせまります。また巻末には、著者の記事に対する日本共産党からの批判に応答をおこなった付録および資料などが付されています。

    「スパイM」の暗躍時代以降も、特高によるスパイ活動はおこなわれ、大泉兼蔵が野呂栄太郎の信頼を獲得して、共産党の中心部に入り込んでいました。しか...続きを読む

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