果つる底なき

果つる底なき

814円 (税込)

4pt

「これは貸しだからな。」謎の言葉を残して、債権回収担当の銀行員・坂本が死んだ。死因はアレルギー性ショック。彼の妻・曜子は、かつて伊木の恋人だった……。坂本のため、曜子のため、そして何かを失いかけている自分のため、伊木はただ1人、銀行の暗闇に立ち向かう!第44回江戸川乱歩賞受賞作

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果つる底なき のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    池井戸さんのデビュー作で、江戸川乱歩賞を受賞した作品。銀行マンの経験をミステリーに活かした内容。
    次々と人が亡くなり、病死や自殺と思わせるが他殺であり、ただ世間には他殺と出回らない。銀行マンの伊木は警察に疑われながらも真実に近づいて行く。派閥や出世争いの激しい銀行内部の動きとともに、融資先の会社を通

    0
    2025年11月24日

    Posted by ブクログ

    池井戸潤デビュー作
    「最後に一つだけ、教えてもらえませんか。信越マテリアルから技術者を引き抜いてるというのはなんという会社ですか」

    「社名は──株式会社テンナイン。代表取締役仁科佐和子」

    109──あれはテンナインと読むのではないのか。

    「つまり、99・9999999999パーセントのことをテ

    0
    2025年09月24日

    Posted by ブクログ

    最高。難しい言葉もたくさん出てくるので、馴染みがないと調べながらになるが、最後のほうは手に汗握った。映像化が想像しやすかった。

    0
    2025年08月20日

    Posted by ブクログ

    池井戸先生の著作は半沢シリーズをはじめとして多くの作品を読んできたが、デビュー作の本作は未読のままだったので、この機会に読むことができて良かったと思う。

    読む前に思っていたのは、大企業で生きる主人公のキャラクター作りは上手く、それなりに読んで面白いと思うことになると想像していた。しかし、推理小説と

    0
    2024年10月07日

    Posted by ブクログ

    池井戸さんの著作を一から読み耽て見たいと思いデビュー作を拝読。身体衰弱の状態で異父兄弟にすぐ気づくか!?とツッコミたくなる点もあった。
    池井戸氏の著作は複雑なストーリながらもサクサクと読み進められる簡明さが伴っている。ドロドロした部分は極端な例だが職業図鑑的な要素があって面白い。次は半沢直樹シリーズ

    0
    2024年05月12日

    Posted by ブクログ

    これも重厚な内容で、最高に面白い。池井戸潤は文章ディテールの描き方が上手く、ストーリーに入り込める。

    0
    2024年02月03日

    Posted by ブクログ

    ハラハラドキドキする作品。ここ最近読んだ池井戸さん作品の中では、もっともサスペンス性の高いものだった。

    0
    2023年11月28日

    Posted by ブクログ

    池井戸さんの記念すべきデビュー作。
    これまで読んできた作品と比べるとミステリ色強め。
    バイレンスあり。これはこれで良い

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

    よくも銀行と企業を舞台にここまで深く情景から心情から書き出せるなと。読み終わりの、自分の息が切れる感じ、知らないものへの興味、何人もの登場人物が1人も欠けてはならない充実さ、なんとも言えない満足感である意味驚きが湧く感情で、ほんとに面白かった。

    0
    2025年10月27日

    Posted by ブクログ

    とても面白かった!前に読んだ鉄の骨よりも展開がスムーズで楽しく読ませて頂きました。とくに最後の〆の文章が個人的には好きでした!ありがとうございました!

    0
    2025年10月14日

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