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Posted by ブクログ 2018年04月04日
先日紹介した「花咲舞が黙ってない(池井戸潤)」からのこの一冊。
金融庁長官が推し進めている金融改革について新聞記者の綿密な取材によって書き起こされたもの。もともとは金融専門ではない貴社だからこそ、金融に明るくない一般人にもわかりやすく書かれている。
主題は「地方金融」の在り方。(簡単に言うと「地...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月11日
共同通信の担当記者による、金融庁長官の金融機関改革についての本。主に地銀に対して、不良債権問題からリスクをとらなくなった経営を、きちんと顧客の事業性を評価しコンサルティングをして融資していくように改善していくということで、実際に稚内信金、北國銀行、きらやか銀行、北都銀行等の成果を上げた地域金融のケー...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月09日
あまりにも森さん礼賛に終始し立体感が無いのと、著者自身の知見が弱いので、知的アウトプットとしてのクオリティにはケチが付く。しかし単純にテーマの面白さと取材力の高さで押し切られた。
地銀の体たらくはチェックリスト思考の恐ろしさを象徴している。人の考えが介在する余地を無くすチェックリストは「守り」には...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月05日
2019年 1冊目
森金融庁長官の就任に伴い、地銀に求められるものが「財務健全性」から「地域への貢献」に大きく変化した。
これは金融庁の目を気にしながら「不良資産を作らないこと」を念頭に置いていた地方銀行に対し、「きちんと顧客を意識した経営をせよ」という金融機関のあるべき姿を再定義したものに他な...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年04月14日
銀行が今まで不良債権の回収、引き当て、保全の強化に重きを置いていたことによる弊害が大きく出てきている。
かつての金融庁マニュアルによるもの。
これからはリレバンを軸として、本当の意味での顧客本位の営業が求められる。
自身のノルマばかりに目を向けるのではなく、顧客にとって一番の理解者である必要がある...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年03月11日
森金融庁長官に変わって、地方金融機関の指導方針が変わった、という話。小泉・竹中も悪くない、と言われると結局何が悪かったんだ、という気になる。足利銀行の破綻処理が決定的に地銀を萎縮させたのではないのか?
いやはや、お上に振り回される金融機関は大変だ。
まぁ、失われた時間も20年になると事業家も銀行もマ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年12月08日
捨てられる銀行
銀行、特に地方金融についてのレポート。異端児である森金融庁長官の改革と、そのブレーンについても書かれている。
増田寛也氏の地方消滅や自分自身の北海道旅行から地方の金融に興味をもって読んだ。現在起きている銀行の機能不全とは、極めて役所的な金融庁マニュアルに則ることばかり考えすぎて、本...続きを読む
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