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Posted by ブクログ 2023年09月10日
現象学を医学の現場で、科学の視線を持って実践して著者が辿り着いた知の領域。
適切な例を挙げて説明されている為、間主観性への理解が乏しくても話について行ける。
整理された思考。
整然とした論理展開。
丁寧な説明。
どれを取っても満点なのですが…
自分の知識や思考力不足の為に分からないところがあるの...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月24日
「自己とは何か」を追求する著者が行った二つの講演をまとめたもの。
・第一講演「身心相関と間主観性」
「主観/主体」を手がかりに、身心二元論を乗り越えようと試みている。
・第二講演「人間学的医学における生と死」
第一講演の生命論を「生と死」という主題にまで発展させ、それを基盤に現代医学のあり方を問い...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月07日
学生のときに勢いで著者の『自己・あいだ・時間』や『分裂病と他者』などの代表作を読んだ。『生命のかたち/かたちの生命』『偶然性の精神病理』『自覚の精神病理』といった本も続けて読んでいるので、何か重要なものがそこにあると感じていたのは間違いない。精神病理を現象学的に捉えたということで、どこか人間心理の深...続きを読む
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